投資

バランスよく蓄財したいので投資を続けているというお話。

更新日:

投資とバランス。

一見結びつかない単語同士ですが、私は投資をすることでバランスよく資産形成ができると思っています。

資産には、投資商品を含めて色々な形があり、円100%の預貯金は、一極集中投資と同じレベルだからです。

これから投資をしようと思っているあなたも、まったく興味のないあなたも、一度時間を割いて、投資とお金のことを考えてみてはいかがでしょうか?

旅に出ている内に外貨を多く見るようになった

海外旅行に行くと必ず接するものの中に、外貨というものがあります。

読んで字のごとく、外国の貨幣のことですね。

当たり前ですが、日本では基本的に外貨は使えません。通貨は、それぞれ通用する範囲が決められているからです。

よって、日本で暮らしていると、基本的に外貨に接する機会はありません。

職業上、外貨を扱う人以外だと、旅行に出ればよく目の当たりにするでしょう。円高のときに海外へ行けば、普段よりも少ない予算で旅ができるというアレのことです。

私の場合は、この、為替という概念が投資に対する入口でした。

資産と一口で言っても色々な形がある

資産という言葉があります。

これは、特定の人や団体が所有している、【金銭的な価値と交換できるものの総称】(財産)です。対義語は負債(借金)ですね。

資産と呼ばれるものには様々な形態があり、現金(日本円・外貨)をはじめとして、銀行預金、家や土地などの固定資産、株や債券などの有価証券、貴金属類などが当てはまります。広義には、特許や楽曲、著作権なども資産と呼べるかもしれませんね。

このように、資産とは様々な形態を持っており、特色も多種多様であり、日本円での定期預金などはその一角にすぎません。

絶対的な価値を持つ資産は存在しない

さて、資産が様々な形を持つことは説明の通りです。

資産のもう一つ大きな特徴として、価値が変動することがあります。

ニュースで流れる為替情報や、株の値動きなどは、このことを端的に表してくれています。ニュースの為替や株の値動きというものは、断りがない限り、【日本円と比べた時の価値】を示しています。

これは、日本円と他の資産との間で、【価値の綱引き】が起こっているということになります。

皆が日本円をほしがって、日本円の価値が上がれば、ドルの値段は相対的に下がり、もしかすると株の値段も下がるかもしれません。

逆にドルの価値が上がれば、日本円の価値は下がりますし、日本円で購入した他の資産の価値も下がるかもしれません。

安全とされる円預金も、広い意味で見ると安全資産はいえないのです。金融用語上、【リスク】(価格のブレ)があるかないか?の問題です。

日本円、それも預貯金だけでいいのか心配になった

話が膨らみすぎる前に、本題に入りましょう。

私は、日本円で銀行にしかお金を預けない、という行動に対しては懐疑的な思いがあります。

ごくごくシンプルに考えて、資産の価値が変動するということは、預貯金の価値も変動することを意味するからです。ただ単に、預貯金は傍目に変動していないように見えるだけなのです。

基準となる物差しが日本円で、比べる対象も日本円の預貯金だと、普通は価値の変動に気づきませんよね。どちらもほぼ同じようなものなのですから。

これが、円に対して【リスクがない】ということです。ただし、既に述べた通り、円自体の価値も恒久不変ではありませんので、他の通貨や資産形態、例えばドルや株式と比較すると、価格の変動は起こります。

このことから、円という定規に対して変動が起こる商品のことを【リスク資産】といいます。

私も若いころは、リスク資産を持たずに日本円の預貯金オンリーで資産を築いてきました。親もそうきてきたし、投資は博打者のやることだと聞いていたし、周りに投資をしている人がいなかったからです。

しかし、これだと日本円の価値が下がった時に、一極集中のリスクがあります。円の価値は不変ではないからです。

周りが正しいのか?自分が正しいのか?この時点で結論は出ないまま、更に数年が経ちました。

セールスの語るインフレ対策うんぬんよりも、このままだとバランスが悪いので投資を始めることにした

私がお金のことに興味を持ちだしたのは、結婚の話が持ち上がったあたりからでした。自分自身の年収でやっていく自信がなく、お金に強くなろうとしたことがきっかけだったのです。

結局、結婚は破談となったのですが、私が投資を始めたのは、その後、海外旅行で為替に触れたことと、インフレリスクの概念を知ってからでした。今年で投資7年目になります。

さて、インフレリスクという言葉は、金融機関が顧客に投資をすすめるためのポジショントーク(発言者自身を有利にする目的での発言)として使われがちなので、全部を全部信じているわけではありません。

「日本が経済破綻したら、あなたの持っている円預金は紙くずになってしまいますよ?だから今から長期投資を始めましょう!」というやつですね。

私は経済破綻がどうとかいうセールスマンは、基本的に信用しません。言っていることが極端な事例であることと、不安をあおる語り口は、人の心の弱さに付け込んだ、いたって古典的な売り方だからです。私は、家電販売員の頃に、このような語り口をたたきこまれました。

私が資産を分散しているのは、円預金100%で、収入も今後円一辺倒、ということは、財産の分布としてはバランスが悪く、ややもすればいびつに思えたからです。

ということで、2018年8月13日現在、私は次のようなバランスで資産を持っています。

資産の25%を日本債券と現金で持ち、残りの75%を運用するスタイルです。厳密には国債や預貯金も運用ですが、ここでは元本確保型の資産として、【無リスク資産】(【安全資産】とはいわない)という名目で保有しています。

資産配分に答えはなく、計算上、数十年後にマイナスとなる可能性もありますが、預貯金ばかりでもそれは一緒のことでしょう。

私は私自身を実験台としてでも、将来納得のいくように、資産形成のかじ取りをしたいだけなのです。

セールスの貴重な時間を無料で奪ってしまうのも忍びないので、私は投資をする際、もっぱらネット証券(楽天証券)を利用しています。

より詳しい情報はその道の人に任せて、私は淡々と投資を実践するのみ

当サイトの本分は投資情報ではありません。

詳しい情報に関しては、私よりもよほど投資歴も長く、よく勉強されているブロガーの方々がたくさんいますので、このサイトで多くを語ることは今後もないでしょう。

でも結局は、自分で何十年と投資をしたものだけが答えを知ることができます。自分自身が決めて、実際に経験することでしか、あなたはあなたの人生の主役にはなれないのです。

しかし、ここまで語っておきながら、最後は「わからない」で終わってしまうのも、若干良心の呵責を受けますので、せめて私が勉強に使った本を数冊ご紹介します。

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元, 大橋弘祐 著)

これ以上ない直球なネーミングが素晴らしいですね。

内容は、お金のことにまったく知識のない著者が、マネーのプロである山崎元先生に、突撃インタビューを敢行するという視点で描かれた、ダイアログ形式の投資書籍です。

対話形式なので、実際に説明を受けた気分になれて読みやすいでしょう。初歩の初歩向けです。

講師役の山崎先生は、シニカルな語り口と、歯切れのよい(遠慮がないともいう)トークが魅力のダンディーなおじ様です。

講演も含めて、毎回毎回まったく同じことを著書で述べているだけなのに人気があるのは、彼自身のキャラクターによる部分が大きいのでしょうね。

個人投資家寄りに稼ぐ専門家といった位置づけで、有名投資ブロガーさんたちともよく交流されているようです。

 

お金は寝かせて増やしなさい(水瀬ケンイチ 著)

「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」という、インデックス投資ブロガーの大御所ともいうべきお方の著書です。

過去に、上述の山崎元先生と共著で出版したりと、知識量も折り紙つきです。

この本の価値は、投資全般に関する知識がない人をターゲットにしながらも、投資歴10年以上という圧倒的な経験からくる、生々しい体験談を垣間見れることです。

半面、学術的な用途を臨む方には、若干物足りない内容かもしれません。あえて難易度を下げている部分が見えるので、これは仕方がないことかもしれませんね。

ビギナーの方もそうでない方も、一度読んでおいて損はないと思います。

確定拠出年金の教科書(山崎元 著)

確定拠出年金とは、一言でいうと、【自分自身の責任で運用する退職金】のことです。

メリットについて、さらに一言でいってしまうと、【かけた金額のだいたい20%ほどがほぼ無条件で帰ってくる」ことです。

これは税金のお話とも関係してきますので、人によっては帰ってくる金額が違いますが、条件が非常にやさしいです。

最近は、企業型の確定旧型年金が鳴りを潜め、徐々に確定拠出型年金へとシフトする流れにあります。私の勤める会社も例外ではありません。

もしかすると、我々の子供の世代には、自分自身の責任で投資を行う、という環境が当たり前になっているかもしれませんね。

今実践するか、後から実践するかは自由ですが、どのみち確定拠出年金を運用しなくはいけないのであれば、私は走りながら考えたいです。

肝心の書評ですが、教科書と銘打っているだけに、中身は真面目一辺倒です。

ある程度投資の基礎知識が要求される部分もあるので、上の2冊を読破してから手にとっても遅くはないでしょう。

著者は安定の山崎元先生です。

 

敗者のゲーム(チャールズ・エリス 著)

洋書ですが、和訳がしっかりしており、ストレスなく読めます。

【勝ちにいかなければ結果として勝てる】という、逆説的な内容を込めた、投資界の風刺本です。

重版を繰り返し、時代錯誤かと思いきや、投資先進国アメリカにおいての庶民向け投資ノウハウの結晶とも呼ぶべき著書です。

そもそもアメリカなどでは、日本よりも投資に対する環境が整っており、一般に普及しているそうです。

著者のエリス氏は、アメリカ、そして世界最大の投資会社である、バンガード社の元社外取締役です。徹頭徹尾、個人投資家が採るべき行動について、ストイックなまでにまとめています。

実践的な内容よりも、マインド的なお話が多いので、学術的な内容よりも断然読みやすいでしょう。

 

ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン・マルキール 著)

投資家の教科書とも呼ぶべき、超ロングセラーです。

【不滅の心理】と大仰な副題を打つあたり、内容への自信がうかがえます。

さて、この本ですが【株価の値動きは予測できない】という主題を、数百ページにわたり耳にタコができるほど繰り返されます。

その間にも表が載ったりグラフが現れたりと、中々ににぎやかですが、言っていることはほとんど一緒です。私は途中で眠くなり、私はリタイヤしてしまいました。ある意味、睡眠障害気味の方にもおススメです。

若干こきおろすようでしたが、教科書としてはこの上なく素晴らしいです。運よく近所の図書館で見かけたらラッキーでしょう。人気がある上に、中々読破できないので貸出期間が長引きがちなので、すかさず借りてしまいましょう。

買ってもいいですが、なかなかのお値段ですので、本当に教科書として手あかがつくまで読める方向けです。

 

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