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転勤族は静かに暮らしたい。引っ越しの家選びで注意するポイント。

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転勤と引っ越しは、それまでの住居環境を変えるチャンスです。

騒音とおさらばして静かに暮らすためにはどのような家を選ぶといいのでしょうか?

ここでは私の騒音被害体験をお伝えした後、今のところベストな選択についてお伝えします。

目次

今まで暮らした家ではこんな騒音被害がありました

私は転勤族でして、おおよそ3年から4年に1度は住居を変えています。

良い家も悪い家もありましたが、なぜか毎度毎度騒音に悩まされ続けてきました。

ここでは、私が暮らして被った騒音について語ります。

生活空間が直接壁越しに触れていると隣人に悩まされることがある

これは愛知県常滑市でのマンションに暮らしていたときです。

鈍行しか止まらないものの、駅まで3分の好立地で宅配ボックス付き、全室家具家電付きという好条件の一室でありました。

当時、一人暮らしを始めたばかりの私は、冷蔵庫も洗濯機も持っていなかったため、下見もせずに即入居したのです。

ところがこの部屋、両隣を同じ間取りの部屋に挟まれており、寝室同士がぴったり重なりあっていました。

1Kなので当然といえば当然ですが、後から引っ越してきた隣人が最悪でした。

夜中にギターを鳴らすわ、大声で電話するわ、しまいには突然わけのわからない叫び声を出すわ。

おちおちテレビも見られませんでした。

よほど寝相が悪いのか、はたまた機嫌でも悪いのか、時折ドンドン壁を殴ってくるので、空手で疲れて帰った夜には、管理会社に通報しようと思ったこともあります。

鉄筋コンクリートは騒音に強いと言いますが、生活空間が物理的に密接していると、どうしても騒音の伝達は免れません。

自分のためにも相手のためにも、ある程度間取りに余裕のある物件で暮らしたほうがいいです。

ワンルームや1Kよりも1DK以上が推奨です。

土建屋や新聞屋など早朝営業の店が近くにあると危険

常滑のマンションにはずいぶん長いことお世話になりましたが、やがて転勤で横浜に引っ越しとなりました。

前回の教訓を踏まえて、間取りに余裕のあるアパートを選び、念には念をと2階建ての2階部分を占有しているタイプの物件を選びました。

これで、自分がうるさくしない限り、隣人トラブルはないはず。今回の引っ越しは完璧に思えました。

しかし、人間の選択は完璧とは縁遠いもので、今回は周辺環境にまで考えが及ばなかったのです。

早朝4時台、彼らはやってきました。

赤カブのご機嫌なエンジン音がバラバラと集まる音で目が覚めると、次はガタピシ機械音がなり続け、丑三つ時のしじまを破る笑い声。

我が家のはす向かいは新聞屋さんでした。

わたくし、自慢ではありませんが睡眠時間は8時間以上と決めており、少しでも足りなくなると翌日のパフォーマンスがガタ落ちするタイプの人間です。

もしかしたら目覚ましの音も聞こえないかも、と思いましたが、背に腹は代えられないので、その日から耳栓着用で眠りにつくことにしました。

翌朝6時台、新聞屋さんの騒音をやり過ごした後、今度はガッチャンガッチャンと高らかに金属音が鳴り始めました。

祭りでも始まったのかと、たまらずベランダの外を見たところ、ボンタンを着こなしたおとっつぁん方が、せっせと足場をトラックに積み込んでおりました。

我が家の隣は建築屋さんでした。

なるほど、こんな朝っぱらから毎日重たい足場を積み込むなんて難儀なものだな、などと感心しましたが、たたき起こされる側はたまったものではありません。

結局、この家は3年ほど住み続けることになりました。

大通りから1本外れた車道は地響き要注意

これは2回目に名古屋に住んだ時のこと。

メゾネット式の広々とした家で、ウォークインクローゼットが広かったことを覚えています。

1人で2階分の居住空間を独占できるその家を、私はそれなりに気に入っていました。

早朝の騒音環境を除いては。

私の住んでいた家は、大通りに面しておらず、代わりに小さな信号付きの交差点にありました。

昼間下見したときには気が付かなかったのですが、この前の道路は、早朝にトラックの抜け道となっており、地響きがすさまじかったのです。

普通の2トントラックが通るだけで、地震レベルの振動が起こるとは夢にも思いませんでした。

自衛隊の戦車でも走らない限り大丈夫だろうと思った私が甘かったのです。

大通りから1本外れていたため油断していたのですが、信号の少なさがあだとなり、通勤時間帯には車の抜け道になっていたようなのです。

運よく、3ヶ月ほどで転勤となったため、この家とはおさらばできたのですが、何年も住み続けたと思うと、いまだにぞっとします。

総じて高層階に住むと快眠できます

人間の選択は完全ではなく、最良の選択が最善の結果を生むとは限らないのです。

特に引っ越しの経験が浅いと、選択のよしあしもわからないことが多いのではないでしょうか?

私自身、住居の移動においてたくさん失敗しましたが、安眠第一に選ぶならマンションの高層階がベストだと感じました

隣人は間取りに気を付けるしかありませんが、8階のマンションに引っ越してきたところ、電車の音も車の音も人々の喧騒もまったく聞こえません。

すべて空の彼方に吸い込まれて行きます。

近くに新聞屋がある程度なら大丈夫でしょう。さすがに真隣がナイトクラブだと厳しいかもしれませんが。

人間、よく眠れないと暮らしの色々な部分に影響が出てきます。引っ越しの際には、立地や内装、築年数も大事ですが、何より騒音の有無を優先すると、生活の質が上がると思います。

これから引っ越しを考えている人、今住んでいる家の騒音から解放されたい人は、ぜひ参考にしてみてください。



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