旅の知恵

飛行機に乗っている間の過ごし方。機内の暇つぶしはこれがいい。

投稿日:2020/04/21 更新日:

飛行機旅行は移動時間が長いので、暇つぶしの方法を確保してから乗りましょう。

ここでは、飛行機に乗ってから目的地に着くまで、なるべくストレスなく過ごせるアイデアをまとめました。

どれもありきたりですが、何十回と飛行機旅行を試した結論です。

目次

長いフライトの時間を早送りする方法3つ

飛行機の座席、特にエコノミークラスでは、移動時間が長いわりに、姿勢や移動の自由度が低いです。

新幹線のように満足にリクライニングできるわけでもなく、ローカル列車のように席の移動もままなりません。

長距離バスにも言えることですが、席に座ってじっとしていると、時間が長く感じられます。

ここでは、長時間の飛行機旅行の退屈がまぎれる方法について紹介します。

どれか一つを選んでもいいのですが、複数を併用するのも大いに結構なことです。

ひたすら寝る

見出し6文字で説明つきますね。

一番のおすすめは、身も蓋もありませんがこれです。

飛行機の中は、寝るのに適した空間ではありません。

残念ながら、これはビジネスクラスでも同じで、そもそも空の上が、人間にとって快適ではないがゆえの宿命なのです。

それでも、仮眠するのとしないのとでは、到着後の疲労感が変わってきます。

飛行機を降りた後は、入国審査の列に並んだり、荷物の受け取りをしたり、市内までの交通手段を探したりで、予想以上に体力を消耗するのです。

少しでも快適に寝るために、耳栓とアイマスクは必須で、乾燥対策に紙マスクもあったほうがいいでしょう。

紙スリッパもあれば、靴を脱げます。機内では足が異常にむくむので、靴は脱いで過ごすと快適です。

ネックピローなどは好みが分かれますが、私は使わない派です。

安眠のために席の並びも大事で、とにかく起こされたくないなら窓際の席を選びましょう。

代わりにトイレへ行きづらくなるので、飲食やアルコールの摂取は控えるのが無難です。

寝るならとことん寝る!と決めて、全力で眠りにかかるのが秘訣なのです。

とにかく動画を見る

どうしても飛行機では寝られない、という不眠症気味のあなたは、起きて過ごす方法を考えましょう。

飛行機に乗る時間は、国際線だと最低2時間以上が目安です。

大陸間をまたぐなら、10時間以上平気でかかることもあるため、何もしないでいると非常にヒマです。

こんなときは、まとまった時間がないと見られない映画や、動画を一気見するいいチャンスです。

飛行機内で動画を見るとなると、真っ先に思いつくのは機内サービスですよね。

でも機内の動画サービスでは、必ずしも自分の見たい番組がラインナップされているわけではありません。

まして外資系のエアラインだと、日本人向けのエンターテイメントが減ります。

見たいものを見たいなら、自前で動画を用意していくのがいいです。

飛行機内は基本的にインターネットに接続できませんので、スマホにあらかじめ動画をダウンロードしておくといいでしょう。

しかし、DVDなどから映像をリッピングして、スマホ向けにエンコードし、なおかつ限られたストレージに保存するという作業は、面倒なことこの上ないです。

はっきりいって、前時代的です。

私の場合、オフラインで動画を再生するなら、アマゾンプライムのビデオサービスがお気に入りです。

ストリーミング視聴ももちろんできるのですが、事前に端末に動画をダウンロードして、ネット環境がない場所でも再生できるのが大きなメリットです。

30日間無料体験できるので、旅行の前に契約して、気に入ったら使い続けるのもアリでしょう。

2020年4月現在、30日以内に解約すればお金はかかりませんが、無料体験の際には、支払方法を選択する必要があります。

支払方法はいくつかありますが、クレジットカード払いが一番楽でポイントもつきます。

海外旅行を検討している人で、クレジットカードの一枚もないという人はいないと思いますが、まだ作っていないなら年会費無料のカードだけでも作っておきましょう。

なお、エコノミークラス搭乗客向けに配布されるヘッドフォンは、音質が低いうえに、ジャックが機内仕様となっているため、密閉型のイヤホンを用意しておいたほうがいいです。

アマゾンプライム会員に登録すれば、送料無料になるケースが多いので、ついでにそろえてしまうのもいいでしょう。

わき目も降らずゲーム

最近はスマホゲームの市場が大きくなってきましたので、ゲームはもっぱらスマホ、という人も多いのではないでしょうか?

しかし、スマホゲームは原則インターネットにつながないとできません。

機内は基本的にインターネットができないので、携帯ゲーム機を持ち込むといいでしょう。

ゲーム機を持っていないなら、PSPやDSなど、一昔前の機種を選ぶのが吉です。

スマホゲームがなかったころのコンシューマーゲームは、まさにゲーム全盛期のものなので、気合の入ったタイトルが多いです。

2010年初期のゲームなら、中古屋で千円程度出せば手に入ります。

映画館で一本映画を見るより、安く長く楽しめますので、長距離のフライトとは相性がいいといえるでしょう。

気を付けたいのは、タッチペンやソフトカートリッジなど、機内で細かいものを落とすと、シートの間などにはさまり、回収できなくなることです。

夜間便などでは減光することも多いです。こうなると細かい部品を探すのに骨が折れますので、注意しましょう。

また、電池切れにも要注意です。

モバイルバッテリーがあれば、アダプターを使用して充電することも可能ですが、昨今、機内でのモバイルバッテリーの利用は禁止されていることもあります。

機内にUSBジャックがあれば充電できますが、必ずついているわけではありません。

空港でラウンジに入ることができるなら、事前に充電しておくといいでしょう。

電源を気にするなら、複数の電子機器を持ち込んで、娯楽を分散するのも手段です。

何時間もゲームばかりは疲れるので、電池が切れたらあきらめて寝るか、他の暇つぶしに切り替えるといいでしょう。

電子書籍を読みふける

飛行機移動のお供といえば、昔から文庫本が定番ですよね。

それでも、わざわざ電子書籍と限定したのには理由があります。

それは、暗いところでも読めるという大きなメリットがあるためです。

夜間便や早朝便は、移動中に機内の照明を落とすことがあり、その間は読書灯などを利用して本を読めるのですが、隣に人がいるとつい電気をつけるのを遠慮しがちです。

その点、スマホやタブレットを利用すれば、最低限の光源で読書ができるため、他の乗客への配慮にもつながるでしょう。

紙と違ってかさばらないのも利点ですね。

暇つぶしの種は自分で用意すると思ったほうがいい

一昔前の飛行機旅行は、機内のエンターテイメントや、紙媒体の読書などが主な暇つぶしでしたが、ずいぶんと時代が変わりました。

実際問題、スマホ一台あれば、いくらでも時間がつぶせるので、荷物が少なくなるのが一番ありがたいことです。

個人的には、どうせ見たいもののない機内番組は廃止して、少しでもコストを下げる方向に世の中が動いてくれないかな、と思っています。

LCCがすでに実践している方法ですが、レガシーキャリアが同じことをするのは、顧客層の関係で難しいのかな、とも思いますが。

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