旅の知恵

ポイントサイト以外でANAのマイルを効率よく貯める方法。

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巷にはポイントサイトを使ったマイルの貯め方があふれていますが、この記事で
は、あえてポイントサイトを使わず、楽天ポイントからANAマイルへと交換する
メリットについてまとめました。

マイルがあったら嬉しいけど、ポイントサイト使ってまで貯めたくない、という
方はご一読ください。

マイルの貯め方は2通りある

ANAをはじめとした航空会社のマイルを貯める方法は、大きく2通りです。

  1. 飛行機に乗ってマイルを貯める。
  2. 飛行機に乗る以外の方法でマイルを貯める。

前提として、【1】はマイルが貯まらない方法です。

出張族でもない限り、日常的に飛行機に乗るという人は少数派だからです。

そこで多くの人は【2】の方法を取ることになります。いわゆる「陸マイラー」というやつです。

さて、この陸マイラーというもの、方法が多岐にわたり、突き詰めると奥が深い
のですが、おおよそ次のような選択肢があります。

  1. ANAのマイルが貯まる加盟店で買い物をする。
  2. ANAのマイルが貯まるクレジットカードで買い物をする。
  3. クレジットカードやその他のポイントからANAのマイルに交換する。

多くの陸マイラーブログで推奨するのは【3】の方法です。

陸マイラーがポイントサイトを薦める理由と私がポイントサイトをやめた理由

陸マイラーによるブログ界隈では、特にポイントサイトなるものを利用したマイルの貯め方が賑わっております。

理由は大きく2つです。

  1. もっとも効率よく大量のマイルが貯まるから。
  2. 読者のポイントサイトへの誘導が、サイト運営者にとって利益になるから。

手法としてはおおむね次の通りです。

  1. ポイントサイトを経由してクレジットカードや証券会社、FX口座などを開設す
    る。
  2. 謝礼として大量のポイントを獲得する。
  3. 【2】で得られたポイントを、マイル交換率のよいポイントに変換する。
  4. 【3】のポイントをマイルに変換する。

私も一時荒稼ぎしていました。短期間で多くのマイルを、金銭的な負担なしに得られるのは快感ですらありました。

ただ、自分には合わないので、足を洗った次第です。

タダでマイルを大量獲得しているという後ろめたさは抜きにして、次のような負担があったからです。

  1. クレジットカード大量発行という信用の切り売り。
  2. ポイント変換ルートが突然使えなくなることがある。
  3. 各種申込みにかかる事務的な工数。
  4. サイト登録後のメール、郵便物の管理工数。
  5. マイルのことばかりを考えて、日常に余裕がなくなった。

このように色々と理由はありますが、結局は理由【5】に帰結します。

ポイントサイトをからめたマイルの獲得は、様々な会社が複雑にからみあっているため、どこか一社でも制度変更を起こすと、たちまち機能不全を起こします。

このため、制度変更に関しては、絶えずアンテナを張って、敏感に反応する必要があるのですが、こうなると四六時中マイルのことを考えて、マイル関連の情報収集で1日が終わってしまいます。

それが楽しいんだ、という方ならいいのですが、私はその時間を別の勉強や余暇にあてたかったので、マイルに思考の一部を明け渡すのはやめてしまいました。

正直、めんどくさかったです。

ポイントサイト以外でANAマイルを有効に貯める方法

ポイントサイトを使ったマイルの貯め方は、(人を選びますが)もっとも効果的な方法です。

それでは、ポイントサイト以外を使ってANAのマイルをたくさん貯める方法はあるのでしょうか?

現在、クレジットカード決済をはじめとした、ショッピング金額に対するANAマイルの還元率は0.5%が相場です。1万円決済したら、最終的に50マイルに還元されるわけですね。

10,000円 × 0.5% = 50マイル

残念ながら、ポイントサイトほどの爆発力はありませんが、クレジットカード決済よりは貯まる方法があります。

それは楽天ポイントからANAマイルへの交換です。

楽天ポイントからANAへの還元率は、他社平均と同じく0.5%ですが、楽天ポイントそのものが貯めやすいので、結果として還元率が押し上げられるのです。

具体的には次の2サービスを利用します。

  1. 楽天市場
  2. 楽天トラベル

これらのサービスは、それぞれ「ポイント5倍」「ポイント10倍」といった商品を扱っています。

決済額は同じでも、得られるポイントが、掛け算式に増えるため、マイルへの還
元率そのものが上がるわけです。

仮にポイント10倍の商品に対して、1万円使った場合の還元率は次の通りです。

10,000円 × (0.5% × 10倍) = 500マイル

ポイント10倍になれば、当然還元率も10倍になります。

このため、楽天市場や楽天トラベルでは、ポイント還元率が高いものを優先的に購入すると、ANAマイルへの交換レートがよくなります。

楽天ポイントは、年間1回でもポイント積算があると、有効期限が延長されるというメリットを持ち合わせているため、じっくりマイルを貯めることができるでしょう。

注意ですが、楽天ポイントからANAマイルへの交換は、1日1,000ポイント(つまり500マイル)まで、1ヶ月20,000ポイント(つまり10,000マイル)までという、量的な制限があります。

また、楽天SPUなどで得られる「期間限定ポイント」は、ANAのマイルに交換できません。あくまでも、ポイント倍率の上がった商品を購入することで、最終的な還元率が上がります。

とはいえ、ANAのマイルに交換するには手数料が必要なプログラムが多いなか、無料でマイレージ交換できるのは得難いメリットだとも言えます。

マイルごときでガツガツしたくない人は楽天ポイント貯めておきましょう

ANAマイルの交換元として、楽天ポイントを採用するメリットは、次の3つです。

・楽天市場、楽天トラベルの高倍率商品を利用した還元率向上。
・マイル有効期限の延長。
・マイル交換時の手数料無料。

探せばもっと効率のいい方法があるかもしれませんが、そもそも突き詰めるなら
ポイントサイトを使ったほうがいいです。

それが面倒なので楽天ポイントに行き着いたわけでして。

マイルはほしいけど、ポイントサイト使ってまで貯めたくない…なんていう方は、
とりあえず楽天ポイント貯めておけば損はしないと思います。

楽天あるいはANAの制度変更リスクはありますので、過信は禁物ですが。

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