ANAのマイルは特典航空券に交換できますが、フライトマイルだけではたまりづらいのが難点です。
そこで、クレジットカードやポイントカードのポイントから、マイルに交換する方法がたくさんありますが(いわゆる陸マイラー)、私のおすすめは楽天ポイントです。
楽天ポイントをためると、なぜ全日空のマイルに結びつくのか?その答えを書き記します。
※2020年7月現在の情報です。
目次
2020年7月現在、楽天ポイントは全日空のマイルに交換ができる
あまり知られていませんが、楽天ポイントはANAのマイルに交換できます。(期間限定ポイントは交換できない)
レートは【楽天2:ANA1】です。1,000ポイント消費して500マイル手に入る計算です。
楽天ポイントは楽天グループの各種サービスで獲得できます。
以下一例です。
いわゆる楽天経済圏という言葉があり、同一グループのサービスを利用すると、ポイント還元率がどんどん高まっていくため、私はよく利用しています。
特に楽天カードは年会費無料にもかかわらず、海外旅行保険と海外キャッシング機能が付帯するため、旅行の際には必ず携帯しています。
ANAのマイル目的で楽天市場を使うメリット
通販サイトの楽天市場は、楽天ポイントというポイント制度を持っています。
この楽天ポイント、実はANAのマイルに交換できます。
楽天ポイントを利用してANAのマイルをもらうことに、どのようなメリットがあるのでしょうか?
楽天市場のポイント還元率は1%~10%にも上る
楽天経済圏の筆頭サービスは楽天市場ですが、他のサービスよりもポイントがたまりやすいです。
理由は商品購入時のポイント還元率にあります。
通常は、楽天市場で買い物をするとポイントは1%還元ですが、商品によっては5%~10%という高還元率のため、アマゾンなどと比較して非常にポイントが貯まりやすいです。
総合的な値段は、ポイントを含めて他ECサイトと同等であることが多いのですが、ことANAマイルへの交換にあたっては、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。
ANAのマイルを、通常のクレジットカードでポイント交換すると、決済金額に対してだいたい0.5%に落ち着くことが多いのですが、ここに楽天市場の還元率を持ち込むと、次のような還元率となります。
- 【楽天ポイント1%×マイル交換率50%=0.5%】
- 【楽天ポイント5%×マイル交換率50%=2.5%】
- 【楽天ポイント10%×マイル交換率50%=5%】
1か月に20,000ポイント(10,000マイル)まで、1回につき1,000ポイント(500マイル)といった制約はありますが、最終的な参考還元率は5%とまさに破格です。
色々なクレジットカードやポイントカードを試してきましたが、正直ありえない還元率だと思います。
- 参考:楽天市場
なお、ショップ買い回りなどのキャンペーンで取得したポイントは、期間限定ポイントという扱いとなり、原則マイルへの交換ができません。
詳しいルールは改定される可能性もあるため、最新の情報は楽天ポイントクラブから取得するといいでしょう。
- 参考:楽天ポイントクラブ
必要な時に交換できるので事実上マイルが失効しない
楽天ポイントは、期間限定ポイントを除いて、最終獲得日から1年間の有効期限があります。
一方、ANAマイルの有効期限は、獲得日から3年間です。
楽天ポイントが、仕様の都度有効期限を延長してくれるのに対し、一度獲得したマイルは原則有効期限が伸びません。
このため、まとまったマイルをためてから特典航空券と交換するには、比較的短い期間で集中的にマイルをためる必要があります。
しかし、楽天ポイントのまま置いておき、旅行の手前などでコツコツとマイルに変換すれば、有効期限は事実上無期限となります。
日系の航空会社をはじめ、多くの航空会社ではマイルに有効期限を定めていますので、マイルの期限を延長する目的としても、楽天ポイントは大変魅力的です。
なお、マイルに有効期限を定めていない航空会社で有名な会社は、デルタ航空などです。
アマゾンのほうが安いことはあるけどANAのマイルがほしいなら楽天市場がいいと思う
特典航空券の価値は、時期にもよりますが最低2円程度の傾向がありますので、狙っている方なら楽天を利用しない手はないでしょう。
実際、アマゾンのほうが品ぞろえが豊富だとか、置き配ができるとか、Kindleが使えるとか、楽天市場にはないサービスが充実しているため、愛好家が多いと思います。
私もKindle派なので、電子書籍はもっぱらアマゾンで購入しています。
好みが分かれるところですが、アマゾンはポイントが非常にたまりづらいサービスです。
楽天ポイントを経由してANAのマイルを手に入れる方法には、メリットしかないと思っていますので、メインの通販サイト選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?