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【上級者向け?】ANASFCカードの値打ちと取得是非について考えてみる。

投稿日:2018/08/17 更新日:

まずはじめに、この記事では、SFCカードの詳しい内容については語りません。

一言で、「ANAとスターアライアンスの上級資格が半永久的に持てるクレジットカード」です。これ以上簡潔な説明があるでしょうか。

人間誰もが特別扱いされたいと思うもの。

飛行機という非日常空間にあっては、特別とその他大勢の差が如実に現れたりします。

この記事は、既にANAのSFCカードについて知っており、修行を始めようかしまいか迷っている人。まあ、つまりは私のような人に向けた記事であります。

日本を拠点とする旅人にとって、一度は聞いたことがあるであろう、ANAスーパーフライヤーズカード。略してSFCカード。

今更語ることも多くはありませんが、ANAの制度が変わらない限り、一生涯快適な空の旅が保証されるという点で、求める人の数は知れず。

私自身も興味はありましたが、これまでのライフスタイルから、ANAのプレミアムポイント50,0000は、果てしなく遠かったことから、完全に眼中にありませんでした。

これからも、SFCは自分とは縁遠い。そう思っていましたが……

2019/8/27追記、SFCカードを申し込めるようになったので、申し込んでおきました。かなりのペースで旅行したので、旅行ペースが普通の方は、やっぱりデルタでいいと思いますよ。

関連記事:観光メインの旅行者がANAのプラチナ会員になるまでかかった費用を公開します。

関連記事:ANAスーパーフライヤーズカード申込みのタイミングは、プラチナ会員になった直後がいいと思う。【ANASFC】

SFCカードの買値について

さて、SFCカードはスターアライアンスの上級会員資格を半永久的に保持できる点が最大の魅力ですが、取得にあたっては、ご存知の通り高いハードルがあります。

ANAのPP50,000と一口に言いますが、1PP=10円としても、取得には50万円とおよそ1年という膨大な資源が必要となります。

ここでは一旦、SFCカードの金銭的な取得費用を、移動に際しての宿泊費等を含めて、多めに見積もって60万円と定義しました。

これは、SFC取得に向けての最も効率的な手法、いわゆる「修行」と呼ばれるものを意識せず、あくまでも旅行の副産物として行った場合のシミュレーションでもあります。

SFCカードの実質的な価値について

SFCカードの魅力は、スターアライアンスの上級会員資格を取得できることであることは、繰り返し述べました。

では、スターアライアンスのVIPメンバーになったとして、どれほどの価値があるのでしょうか?

これは、ラウンジ利用など、回数券的な価値に置き換えることができれば計算がたやすいのですが、それ以外の時空間的、あるいは心理的な価値による部分が多いため、一概に価値を定義することが難しいといえます。

月並みですが、SFCの価値は人それぞれです。

ただ、記事に書く以上、ここで思考停止しても仕方がないので、別の切り口を考えてみましょう。

SFCを持つことによって、時間的な自由度が増すということは、観光の自由度が向上するということでもあります。

時間は金銭にかえがたい部分があり、SFCがもたらすのは、特に空港での時間的制約が緩和されるという点で、非常に秀逸です。

金銭と時間はトレードオフにあるとされますが、航空会社の会員システムにおいては、非常に顕著だといえます。

時間を取るか、目先の金銭を取るか?

どちらに重点を置くライフスタイルかによって、SFCカード取得のモチベーションは大きく変わってくるでしょう。

関連記事:普通の会社員がSFCカードを持つ意味は本当にあるのか?メリットとデメリットを比較。

ライフスタイルが合致した場合の先行投資としてはアリ。でも、修行してまで求めるものじゃない

私の結論としては、取得は「アリ」と判断しました。

ただし、修行してまでほしいものではありません。

修行僧を否定する気は毛頭なく、あくまで個人的な意見としてですが、「わざわざ遠方まで行ったのなら街並みを楽しみましょうよ」と思います。

旅を楽しむためにSFCが欲しいのに、修行が先行してしまっては本末転倒なので。

それでも、日本を拠点にする以上は、ANAの上級会員資格には魅力があります。

修行なしでステータスを維持できる、デルタアメックスゴールドカードも魅力的ではありますが、いかんせん、日本からの発着が少なく、提携エアラインに頼り切りな感じがあります。

その点、ANAの本拠地は日本であり、発着便数も群を抜いています。国内線にも応用可能な点は強いです。

また、家族会員に対してもステータスが付与される点は、デルタと一線を画しており、家族単位で戦略的に取得する分には、大いに検討の余地があるでしょう。

なお、今のところ私はデルタアメックスゴールドカードを愛用しています。

取得に60万円かかるカードと、年会費3万円で無条件に上級会員になれるカード。

どことなく、持ち家か賃貸か論争に似ていると思います。

来年以降、SFC取得を目指すかどうかは、これからゆっくり考えてみますが、年内のところは手持ちのステータスカードを利用しつつ、旅を楽しむことにします。

関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。

2019/8/27追記、SFCカードを申し込めるようになったので、申し込んでおきました。かなりのペースで旅行したので、旅行ペースが普通の方は、やっぱりデルタでいいと思いますよ。

関連記事:観光メインの旅行者がANAのプラチナ会員になるまでかかった費用を公開します。

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