クレジットカード

【ショッピング・プロテクション・ワイド】が使えた!保険金請求が承認された経緯と、詳しい体験談。

投稿日:2019/02/28 更新日:

クレジットカードの中には、ショッピング保険と言って、カードで買った商品が破損したときに、損害額を保証してくれる保険があります。

ここでは、スーツの袖に穴が空いてしまって、保険金を請求した体験談を記事にしました。

主に、アメリカン・エキスプレスのカードに付帯している、ショッピング保険についての解説、研究です。

目次

【ショッピング・プロテクション 】とは、アメリカン・エキスプレスのカードに付帯するショッピング保険のこと

今回、私は、アメリカン・エキスプレス・カードに付帯した、ショッピング保険を利用して、保険金を手にすることができました。

その時の経緯や体験を語る前に、ショッピング保険について、簡単に解説します。

ショッピング保険について、十分にご存知の方は、次の大見出しまで飛ばしてください。

ショッピング保険とは、クレジットカードを使って、物を買ったときに付帯する損害保険のこと

【ショッピング保険】という保険についてご存知でしょうか?

クレジットカードに詳しい方であれば、お分かりだと思いますが、特定のクレジットカードを利用して、一定額以上の買い物をした場合、買った品物が破損したときに、保険金を請求できることがあります。

「買ったばかりのスマホをトイレに落として壊してしまった!ああ~!まだ買って1か月しか経っていないのに……」

「彼女の誕生日に、奮発していい服買ってあげたのに、うっかり破いてしまっただなんて、あんまりだ……」

などというときに、品物の修理代や、購入金額相当を請求できるのが【ショッピング保険】です。

「そんな保証をわざわざ付けて、カード会社にメリットあるの?」

と、思ったあなた。確かに不思議ですよね。買った品物に対して、無料で保険をつけていたら、請負元が損をするのは明白です。

一方、私がカード会社の立場なら、こう考えます。

「我々のクレジットカードを使うと、無料でショッピング保険がつきます。だから、クレジットカードをたくさん利用してください。(そして、加盟店から徴収する手数料額を増やしてください)」

つまり、ショッピング保険の存在も、カード利用者とのギブアンドテイクなのですね。

アメリカン・エキスプレスのショッピング保険について

さて、ショッピング保険の何たるかは、前項で説明しました。

ここからは、アメリカン・エキスプレス・カードに付帯する、ショッピング保険について解説します。

下は、アメリカン・エキスプレス公式からの引用文です。

ショッピング・プロテクション®
万一商品が壊れても、心配はご無用です
国内、海外を問わずアメリカン・エキスプレスのカードでお求めのほとんどの商品について、破損・盗難などの損害をご購入日から90日間、1名様年間最高500万円まで補償いたします。
事故日から遅滞なく下記へご連絡ください。折り返し「保険金請求書」をお送りいたしますので、「必要添付書類」、「カードご利用控」と共にご返送ください。

※補償内容は保険規約に基づき提供されます。免責金額:1事故につき1万円。

※補償内容など詳細につきましては、「ショッピング・プロテクション補償規定 PDF」をご覧ください。

参考:アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード - American Express Company

規約を読み解いていくとわかりますが、他人に買ってあげたものでも補償対象になります。

要するに、カードを利用して買った、1万円以上の品物が、壊れたり盗まれたりしたときに、補償を受けられるということです。

スーツの袖に穴が開いたので、【ショッピング・プロテクション】を利用した

ここからは、先日、実際にショッピング・プロテクションを利用した際の体験です。

※なお、この体験は、ショッピング・プロテクション【ワイド】に加入している前提です。補償可能期間が、標準のショッピング・プロテクションとは異なりますのでご注意ください。

新品同様のスーツに穴が!

2/12の出来事。

いつものように会社に出かけて、いつものように帰ろうとしたとき、スーツの見た目に違和感を覚えました。

よく見ると、左袖に目立つ穴が開いておりました。なんだ、これは!

朝見たときにはなかったので、通勤電車の中で、何かに引っ掛けたのかもしれません。

オーダースーツで、作ったのは昨年ですが、夏の間は使わなかったので、はっきり言って、まだ新品同様のスーツです。それだけに、非常にショックでした。

直すか直すまいか、悩むまでもなく、直すべきだと思いました。

何しろ、コツコツ原資を積み立ててあつらえた、7万円以上のスーツです。ほとんど着ないまま廃棄するのは、あんまりです。

そのようなとき、スーツをクレジットカードで買ったことを思い出しました。

たしか、ショッピング保険に入っていたはずだ、と。

利用したことはありませんでしたが、どのような内容の保険だったかは、知っていたので、ホームページで連絡先を調べて、電話をかけてみました。

<事故のご連絡先>
アメリカン・エキスプレス保険ホットライン
0120-234586(通話料無料/9:00〜17:00/土日祝休)
(書類のご返送先/引受保険会社内)
〒164-8608 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス5階
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
本店企業保険金サービス部

参考:ショッピング・プロテクション補償規定より抜粋

調べてわかりましたが、ダイヤル先は、アメリカン・エキスプレスではなく、損保ジャパンなんですね。

アメリカン・エキスプレス保険ホットラインへと電話

さて、餅は餅屋ということで、保険は保険会社に委託しているようですが、電話自体は、アメリカン・エキスプレスの名前で取ってもらえました。

専用デスクがある模様です。以前、マレーシアとシンガポールを旅行した後、腹痛で病院にかかったときも、同じ番号でした。

関連記事:デルタAMEXゴールドカードの海外旅行保険を請求したお話。日本に帰ってきてから病院に行っても間に合います。

経緯について、素直に申し出たところ、オペレーターの方に、丁寧に対応してもらえました。

このとき聞かれたのは、次のような内容です。

  • 商品の購入時期
  • 損害を受けた品目
  • 盗難か、破損か
  • 損害に遭った日時
  • 領収書の有無
  • クレジットカード控えの有無

正直、相手も、領収書やクレジットカード控えが、残っているとは思っていないようで、領収書は残っていなければ処分扱い、クレジットカード控えは、カード会社から取り寄せるようアドバイスされました。

一通りの受付は、電話で完結し、以後は郵送でのやり取りとなるため、保険申請書類の送付先を伝えて、電話を終えました。

翌々日、自宅に保険申請書が届く

電話で受付した案件は、すぐに申請書を発送してもらえるようです。

書類一式を確かめると、破損と盗難、両方の申請書が入っていたので、破損時に必要な書類のみそろえることにしました。

この中で面倒なのは、修理代金の見積もりと、写真、場合によってはクレジットカード控えでした。

特に、見積もりに関しては、ショッピング保険自体の認知度が、販売店側にも周知されていないため、見積もりをもらうまで苦労しました。

今回は、購入したテーラーで、修理の見積もりをもらいましたが、買ったお店でなくても、街中の修理店などでもらった見積もりで、問題ないそうです。

もしかしたら、街中の修理専門店のほうが、この手の相談には慣れているかもしれません。

必要書類をそろえて保険会社へと返送

何を送ればよいのか、【〇】印がついているので、記入漏れなどがないかを確認して、返信用封筒で投函しました。

用意できない書類がある場合、理由書の添付が必要ですが、なるべくなら、すべての書類を満たしたほうが、承認されやすくなると思います。

返送後3営業日後、保険金承認の電話が

書類をポストに投函したのが夕方以降だったので、3営業日ほど経ってから、保険会社より電話がありました。

免責金の1万円を除いて、差額を銀行口座へと振り込むとの説明です。

【ショッピング・プロテクション・ワイド】という、有料オプションもある

通常のショッピング・プロテクションは、保険請求ができたとしても、全額補償されるわけではありません。

免責金が1万円あるため、最低でも1万円は自己負担になります。

カードの付帯保険と考えれば仕方がないのですが、やはり、全額補償される保険がほしいと思うのが人情というもの。

そこで、ショッピング・プロテクションの追加プランがあります。

自己負担額が0円になる「お見舞いサービス」
「ショッピング・プロテクション・ワイド」にご加入いただくと、自己負担額10,000円はアメリカン・エキスプレスが負担。最終的な自己負担額は0円で商品の購入や修理にかかった費用が補償されるサービスです。

[たとえば]公園でタブレットを使用中、走ってきた子どもとぶつかり壊されてしまった場合。

修理代に85,000円かかっても、「ショッピング・プロテクション・ワイド」で75,000円補償され、アメリカン・エキスプレスが10,000円を負担。
最終的な自己負担額は0円です。

一旦ご負担いただいた10,000円は、後日ご利用代金明細書で調整しますのでご確認ください。
お見舞いサービスは損保ジャパン日本興亜からの補償ではなく、アメリカン・エキスプレスが「ショッピング・プロテクション・ワイド」にご加入いただいたカード会員様にのみ提供するサービスです。

参考:動産総合保険 ショッピング・プロテクション・ワイド - American Express Company

【ショッピング・プロテクション・ワイド】という保険商品です。

年間5,000円もしくは12,000円の保険料から選択でき、それぞれ補償限度額が異なります。

私は、年間5,000円のプランに入っています。

ショッピング・プロテクションについて、よくある注意点

ここまで、ショッピング・プロテクションのベネフィットについて解説してきました。

ここからは、同保険についての注意点についてまとめます。

こんな場合には保険金を請求できない

損害金額が1万円に満たない場合

壊れた品物に対して、必ずしも購入金額の100%が補償されるわけではありません。

保険金請求の常として、損害金額という考え方があります。

たとえば、今回のスーツの例で言いますと、7万円以上をかけて買ったスーツでも、損害金額は、袖の修理代金の1万5千円です。

修理不可能な場合(いわゆる全損)や、新品を買ったほうが安く上がる場合、購入金額相当まで保証されますが、修理代金が1万円を切る場合、当然、補償対象外となります。

自然災害による損害の場合

地震や台風などの水害は、規定によると補償対象外とされるようです。

ただ、以前保険ホットラインへと聞いてみたところ、開けっ放しの窓から雨が吹き込んできて、パソコンが濡れてしまった、などの場合は、補償対象となるそうです。(※)

ただし、最終的な判断は、請負先の保険会社によるところが大きいので、ケースバイケースとなるかと思います。

※もとはといえば、うっかり閉め忘れた窓から雨が入ってきて、買って91日目(!)のパソコンが、水濡れで全損になったことが、ショッピング・プロテクション・ワイドに加入したきっかけでした。

対象外品目の場合

規約上、補償適用外の品物があるので、注意が必要です。

迷ったら、保険デスクに問い合わせましょう。

保障規定

(2)次に掲げる物は、補償の対象になりません。
a. 現金、有価証券、預貯金証書、旅券、印紙、切手、乗車券などあ
らゆる種類のチケット、その他これらに類するもの
b. 動物および植物などの生物
c.船舶(注1)、航空機および自動車(注2)ならびにこれらに装着されている
状態の付属物
(注1)ヨット、モーターボート、水上オートバイ、ボートおよびカヌー
を含みます。
(注2)自動三輪車、自動二輪車および原動機付自転車を含みます。

参考:ショッピング・プロテクション補償規定より抜粋

つまり、大まかに言って、金券や動植物、大型の乗り物はNGだと考えておくとよいでしょう。規約上、自転車は補償されるようです。

逆に、これ以外の品物は、原則どのようなものでも補償対象ということです。

特に、スマホやパソコンなどの、高額かつ、利用頻度の高い電子機器について補償される点はありがたいです。

これらの品目については、規定で対象外としているカードもありますので、重宝すること請け合いです。

家族カードでの買い物は適用対象外

アメリカン・エキスプレスは、家族カードにも海外旅行保険が付帯しますが、ショッピング・プロテクションは、本会員のみの適用となります。

混同しやすいので注意しましょう。

盗難はOKでも紛失はNG

勘違いしやすい点ですが、盗まれるのとなくしてしまうのとでは、責任の所在が明らかに違います。

前者は他責、後者は自責です。

実際の保険金請求時には、破損と盗難で、作成する書類が違います。

盗難の際は、盗難届等の公文書が必要になりますので、必ず正直に報告し、保険適用可否について判断してもらうくらいの感覚が求められます。

いわずもがな、「実際はなくしただけだけど、盗まれたことにしておこう」などの虚偽申告はやめましょう。法の下、処罰の対象となります。

保険金の請求は割と面倒

表題のとおりですが、保険全般の請求例に漏れず、当保険の請求も、それなりに煩雑です。

承認待ちの間も、そわそわします。

記入項目と用意する資料が多い

写真を見るとわかりますが、割とげんなりするレベルで、保険請求用の資料が送られてきます。

領収書やカード控えをとっているという、几帳面な人は稀でしょうが、せめて家計簿をつけていて、いつ、どこで、何を買ったか把握できないと、申請が面倒だと思います。

写真をカラーで撮影して添付する必要がある

写真を撮る手間と、プリントする手間、プリントコストがかかります。

PCスキルに長けた人であれば、プリンターがなくても、コンビニのネットプリントを利用して、1枚30円程度でL版印刷できるでしょうが、やはり面倒なことに変わりはありません。

購入証明(レシート等)が必要なことがある

「そんなもの保管していない」というのが、大多数の人にとっての本音でしょう。

私も、家計簿をつけたら、すぐに廃棄しています。

請求金額によるのかもしれませんが、こちらに関しては、廃棄したと素直に書きました。

過去に解約したアメリカン・エキスプレス・カードは、オンラインで明細を入手できない

  1. 現在、有効なアメリカン・エキスプレスカードを持っており
  2. 過去に別のアメリカン・エキスプレスカードを利用して購入しており
  3. さらに、当時のカードを解約している

という、レアケースの場合、過去の利用明細を、オンラインで入手できません。

こういった場合、アメリカン・エキスプレスのメンバーズデスクに相談すれば、該当する明細を、月単位で郵送してくれます。

1万円の免責金が存在する

アメリカン・エキスプレス・カードに標準付帯している、ショッピング・プロテクションには、免責金が設定されています。

これは、ショッピング・プロテクション・ワイドの項でも説明したとおりです。

2万円の事故なら1万円が自己負担、10万円の事故なら、9万円が自己負担です。

つまり、1万円ちょうどの損害だと、保険での補填はありません。

この免責金の存在について、どのように思うかは、人それぞれですが、一般的に、高額な買い物に対して、より効果を発揮すると言えます。

なお、ショッピング・プロテクション・ワイドに加入していれば、前述のとおり、免責金の1万円が、後日アメリカン・エキスプレスより補償されるので、実負担額がなくなります。

参考:動産総合保険 ショッピング・プロテクション・ワイド - American Express Company

ショッピング・プロテクション・ワイドの保険料

ショッピング・プロテクション・ワイドは、年単位の契約で、【5千円/年】から加入できます。

月額単位に直すと、月500円です。10年加入して5万円。

正直、元が取れそうで取れなさそうな、微妙な額ではあります。

経験上ですが、高額な品物ほど、買ったばかりで壊れたりすると、精神的なダメージが大きいので、加入しました。

逆に、自分で、月々500円を積み立てても、なんとなく原資が足りなくなりそうな、そこはかとなく不安感がありますね。

ライフスタイルに合わせて、加入を決めるのが吉かと思います。

まとめ:日常の買い物で1万円を超える物品の購入は、意外と多い

この記事を書いた後、自分の買い物で、ショッピング・プロテクションの対象になるものが、どれだけあるのか気になり、家計簿を調べてみました。

調査の結果、私が、過去3年間にした買い物で、1万円を超える買い物は、のべ28件で、内訳をつぶさに見てみると、ほとんどが被服費でした。

次点で、スマホやPCなど、高額電子機器です。

また、サラリーマンには、被服費において、定期的な支出があります。

すなわち、靴とスーツです。人によっては、腕時計もあるでしょう。

これらは、1万円を下ることのほうが少ないと思われるため、ショッピング・プロテクションは、会社員と親和性が高いのかもしれませんね。

おまけ:ショッピング・プロテクションが付帯しているカード一例

最後に、ショッピング・プロテクションが付帯している、アメックスのカードについて、一例を載せておきます。

すべて、私が実際に契約したことのあるカードを選びましたので、参考にしてください。

※写真はすべて、現在無効のカードです。

アメリカン・エキスプレス・カード

いわゆる「グリーン・カード」と呼ばれるカードです。

アメリカン・エキスプレスの正規カードの中では、最下位とされますが、ステータスが低いというより、機能面で、一番シンプルだと捉えるといいでしょう。

ウォーレン・バフェットや、ビル・ゲイツが利用しているとの逸話もありますね。

参考:アメリカン・エキスプレス・カード

デルタAMEXゴールドカード

所持して、年一定額を利用するだけで、デルタ航空の上級会員資格が付帯するという、驚異的なカードです。

私が一番実利的だと感じたカードです。

こちらのカードについては、別記事で詳しく解説しています。

関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。

参考:デルタAMEXゴールドカード

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

ここで紹介した3枚の中では、もっとも年会費の高いカードですが、実用的な特典が多数あるため、使い倒すほどお得になるカードです。

また、ダイニングサービスが付帯するカードでもあります。

2名でレストランのコース料理を申し込むと、1名分が無料になるサービスです。

私は、仲良くなりたい同僚や、久しぶりに会う学友との食事に利用しています。もちろん、デートのセッティングにも重宝します。

これまで、3年間ほど利用してみましたが、今のところハズレなしのレストランばかりでした。

参考:アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

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