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デルタAMEXゴールドカードの海外旅行保険を請求したお話。日本に帰ってきてから病院に行っても間に合います。

投稿日:2019/01/21 更新日:

あなたは、海外旅行保険、入っていますか?

「入っていない!」という方も、手持ちのクレジットカードによっては、知らず知らずのうちに、保険に加入しているかもしれません。

この記事では、アメリカン・エキスプレスカードのデスクに頼んで、日本への帰国後に、医療費を負担してもらった例について書いています。

目次

アメリカン・エキスプレスを持っている人が、海外で体調を崩したときに保険金を申請する方法について

私事ですが、この度マレーシアからシンガポールまで旅した際、お腹を壊しました。

関連記事:【4日目・シンガポール】クアラルンプールからシンガポールまで国境を越えて。

食中毒なのか、食べ過ぎ飲みすぎなのかわかりませんでしたが、日本に帰ってきてからも、ひどい気分だったので、病院へ行くことにしました。

そんなとき、思い出したのが、メインカードであるAMEXゴールドカードの付帯保険についてです。

渡航先から保険デスクへの電話番号

アメリカン・エキスプレスの保険デスクへの、海外からの電話番号は次の通りです。

なお、【オーバーシーズアシスト】は、ゴールドカード会員以上に向けたサービスです。

グリーンカードなど、ゴールド未満のカードは、別途、【グローバルホットライン】という窓口を利用します。

ややこしいですね。

何が違うのか、以前デスクに問い合わせてみたところ、【グローバルホットライン】が、保険申請窓口と医療機関の紹介に留まるのに対し、【グローバルホットライン】は、実際に医療機関の手配や交通手配などをしてくれるそうです。

詳しい情報は、公式サイトを見るのがよいでしょう。

参考:アメリカン・エキスプレス・カード

参考:アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

ご利用方法
各地域別の担当センターにて承ります。ご滞在国のカード会員様専用窓口へご連絡ください。

電話番号
オーバーシーズ・アシスト(海外からのお問い合わせ先/24時間日本語で対応)

*印の電話番号はコレクト・コールをご利用ください。
海外からお電話がつながらない場合には、カード裏面の電話番号までコレクト・コールにておかけください。
お電話を転送し、各地域のグローバル・ホットラインにお繋ぎいたします。または折り返しご連絡いたします。

欧米
アメリカ合衆国(ハワイ・アラスカを含む) 1-800-866-8630

カナダ 1-800-866-8630

中南米・カリブ諸島 *1-804-673-1669

フランス 0800-90-86-29

ドイツ 0800-181-0740

イギリス 0800-824-482

スペイン 900-99-4446

イタリア 800-871-972

スイス 0800-55-47-02

上記以外のヨーロッパ(旧ソ連邦・アフリカ・中近東)
* 44-20-8840-6462 (イギリスセンター)

アジア・オセアニア
オーストラリア 1800-553-154

ニュージーランド 0800-44-9347

香港 800-96-3012

シンガポール 1800-535-1561

韓国 00798-651-7031

台湾 00801-65-1168

上記以外のアジア・オセアニア
* 65-6535-1561 (シンガポールセンター)

参考:海外旅行先での日本語サポート - アメリカン・エキスプレス

肝心の通話ですが、ホテルの電話を利用するか、海外通話用SIMカードを利用するのが一般的です。

通話用SIMカードは、渡航先ごとに選ぶ必要があるため、現地で購入するのが王道ですが、事前に用意するのであれば、アマゾンでも購入できます。

言わずもがな、SIMフリースマホも必須です。

参考:Amazon

第三の手段として、Skypeなどのアプリを利用して、IP電話をかける方法があります。

別途料金はかかりますが、データ通信さえできれば、利用可能な点が強みです。

この場合、通話機能がいらないので、渡航先でのデータ通信料を抑えられます。

参考:海外用格安Wi-Fi<イモトのWiFi>

帰国後の保険金申請方法。AMEXの場合、着陸後72時間以内であれば、日本の病院を受診しても保険金が下りる

さて、ここから先は、私が実際に保険デスクへと電話してみた経緯です。

まずは、下の記述を参考に、アメリカン・エキスプレス・保険ホットラインへと電話しました。

電話番号は【0120-234586】です。

電話番号
国内での連絡先
アメリカン・エキスプレス・保険ホットライン(引受保険会社内)

0120-234586 (通話料無料/9:00~17:00/土日祝休)
引受保険会社 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
※ご連絡の際はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの会員である旨をお伝えください。

参考:旅行関連保険 - アメリカン・エキスプレス

電話をかけると、カード番号や名義を聞かれるので、手元にカードを用意しておきましょう。

個人情報の照会が終わったら、いつ、どの国で、どのような経緯で、体調不良となったか聞かれますので、なるべく詳しく申し伝えましょう。

注意して案内されたのは、次のような点です。

  1. 外国へと渡航していた場合、帰国時間から起算して、72時間以内に医療機関を受診する必要がある。
  2. 腹痛や風邪なども保険対象。
  3. 健康保険等に加入している場合、受診時に提示するよう求められる。(自己負担額のみアメリカン・エキスプレスに請求する)
  4. 診療費と薬剤費、医療機関までの交通費が、保険請求できるため、領収書を確保しておくこと。
  5. 10万円を超える請求となる場合、診断書が必要。
  6. 他にも契約している海外旅行保険(クレジットカードの付帯分を含む)の有無について。
  7. 電話の後、保険金請求用紙が郵送されるので、必要項目、必要書類を満たして返送すること。
  8. 市販薬は、海外のものを含み、保険対象外。

保険限度額や、その他の詳細スペックについては、別記事にまとめました。

関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。

上の記事は、デルタAMEXゴールドカードの例です。

電話で申請後、普通郵便で、それなりに厚めの封筒が届きます。

どの書類を送ればいいか、【○】がついているので、特に迷うこともありませんでした。

振り込みは書類投函後10日程度

保険金申請用紙をポストに入れてから、およそ10日程度。

滞りなく、日本での医療費が支払われました。

保険金を受け取った経験は初めてでしたが、実際にお金が振り込まれたのを見ると、得した気分になりますね。

実際は、おなかを壊した分だけ損なのですが。

金額が小さいからかもしれませんが、保険金が振り込まれるまでのレスポンスは良好です。

まとめ:申請は簡単なので、あらかじめメインカードの保険デスクの番号を確認しておこう

今回は、日本に帰ってきてからの保険金請求方法を記事にしました。

上に書いた通りですが、保険金の申請自体は、電話一本で終わります。

後はすべて事後対応となるので、72時間以内の初動が肝心です。

体調を崩さずに旅を終えることができれば、それが一番ですが、食当たりや水当たり、疲れからくる風邪などは、旅行につきものです。

海外からコレクトコールをかけたり、現地の医療機関を受診するのは、旅慣れていてもハードルが高いものです。

日本に帰ってきてからも、保険が利用できると知っている方、思いのほか少ないようですが、この記事を読んだあなたはいかがでしょうか?

関連記事:アメリカンエキスプレスゴールドカードの使い方!6年使った私が実際に利用している特典まとめ。【AMEX GOLD】

関連記事:デルタAMEXゴールドカードの海外旅行保険を請求したお話。日本に帰ってきてから病院に行っても間に合います。

余談ですが、海外旅行保険目当てであるならば、エポスカードの作成が最適でしょう。

年会費無料にもかかわらず、200万円超の海外旅行保険が、無条件でついてきますので、持っていると安心です。

関連記事:エポスカードは万人受けの「得しかしない」カード。初心者の一枚から海外旅行保険のお供に。

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