クアラルンプールのおススメお土産情報です。
セントラルマーケットでは、日本で買うよりも数段美しく、肌触りの良いカシミヤストールが、格安で手に入ります。
私個人(男性)と、お土産を配った数人(女性)の感想ですが、全員が絶賛でしたので、よほど生地にこだわりのある方でなければ、大部分満足できるのではないでしょうか?
「せっかくマレーシアに来たけど、チョコレート以外の買い物なんて思い浮かばない!」とお嘆きのあなた。
今回、私が実際にお土産を選んだお店を記事にしましたので、お土産選びに悩んでいるようでしたら、一度ご覧になってください。
目次
クアラルンプール市内で見つけたカシミヤストールが絶品だった
マレーシアは、日本と比べて物価の安い国です。
食堂での食事は180円、市内バスは30円、2GBのSIMカード300円、首都から国境までの長距離列車が1,300円強などなど、東南アジアらしさが随所に見られます。
東南アジア価格は、土産物にも当然反映されており、日本では考えられない値段で、良質の土産が手に入ります。
ここでは、特にカシミヤストールを買えるお店を紹介します。
※2019/1/11現在 1MYR(マレーシアリンギット) = 26.46JPY(日本円)
クアラルンプールでカシミヤストールを買えるお店はセントラルマーケットにある
クアラルンプール市内の中心地にある、セントラルマーケットです。
だいたいのお土産はここでそろうでしょう。
営業時間は午前10時から午後10時までです。
クレジットカードは、店ごとに対応していたりしていなかったりしますので、現金を用意しましょう。
マーケット内部にATMがあります。
正面から入ると、アジアンテイストなお出迎えです。
店内は2階建てで、全体的にエキゾチックでカラフルな光景が見られます。
韓国の衣料品市場などと比べると、整然としており、開放感があります。
スイーツのお店もそこそこあるので、糖分と水分の補充にどうぞ。
衣類の他に、ピューター(錫)でできた製品も多く見られます。
以前訪れた際には、常滑に行ったことがあるという店員さんがいました。
セントレアからも直行便があるから、そのおかげでしょうか。
何故か強烈におススメされたナマコ石鹸なる代物です。5年ほど前に訪れたときには、売っていなかったと思います。
日本語で呼び込みをしていたので、日本人がターゲットです。
具体的に何がよいか聞いてみましたが、英語で聞いても日本語で聞いても、答えは帰ってこなかったので、物は試しに買ってみました。
各種、安らぎを覚える香りを放っており、包装も民芸風でかわいらしいので、女性へのプレゼントによろしいかと思います。保湿効果もたっぷりとの口コミです。
写真の値札は3個で60リンギット(約1,600円弱)ですが、ばら売りだと3個で30リンギット(約800円)でした。
やや割高感がありましたが、何事も経験です。
関連記事:【マレーシア】ナマコ石鹸って聞いたことある?値段はいくら?答えはここ、クアラルンプール駅近くのセントラルマーケットで。
セントラルマーケット1階の隅にあるストール専門店の紹介
セントラルマーケットには様々なアイテムがありますが、中でも目を引いたのが、ストールやマフラーでした。
ウール、カシミヤ、綿に、パシュミナまで1店舗でそろっており、非常に見ごたえがありました。
店員のお姉さんに聞いたところ、カシミヤマフラー1着で30リンギット(約800円)。数着買うと割引があるとのことです。
しかし、日本のデパートなどでカシミヤ製のストールを購入すると、10,000円近くするはずです。
「本物か?」との思いが脳裏をよぎりましたが、触れた手には、良質な天然素材特有の、しっとりと濡れたような感触が。
軽く握って離してみても、コシがしっかりしていて、まったくしわになりません。
羽のような軽やかさの中に上品な重厚さ。ある種の二律背反を覚えます。
もう少しお話を聞いてみると、会社はクアラルンプールにあり、インドなど、近場の諸国から生地を取り寄せたり、製品そのものを仕入れているとのことでした。
それにしても、日本を基準に考えると、破格を通り越しています。
色々迷いましたが、訪れた季節が1月だったので、どのみち日本で使うストールが欲しかったところでした。
「生地は格ではなく感触」が信条なので、自分の直感を信じて、数着買うことにしました。
カシミヤおよびパシュミナストール、合計4着で130リンギット(約3,500円弱)でした。
私は基本的に値切り交渉をしない性分なのですが、さすがに4着買うので安くしてほしいと言ったところ、けっこうおまけしてもらえました。
交渉はもちろん英語ですので、店員さんとの駆け引きを楽しみたければ、英会話学習が必要です。
関連記事:旅行に使える英会話。色々試した私が、初心者向けにスタディサプリをおススメする理由。
お店はマーケットの隅に位置しています。伝票には【W-02】と書いてあったので、多分西側でしょう。
1階外周部をぐるぐる回っていれば巡り合えます。
英語の流ちょうな店員さんに店名を尋ねたところ、お店の名前はないとのこと。
「それでは、【No-Signboard(名無しのお店)】と紹介しておきますよ」と言って、お店を後にしました。
おみやげアルバム【#001】クアラルンプール市内セントラルマーケットのカシミヤストール(2019/1/11)
- 質:★★★★
- 安さ:★★★★
- 携帯性:★★★
- 実用性:★★★★★
- 名物度:★★★★
総評:★★★★
値段:30リンギット~(約800円)
場所:クアラルンプール市内セントラルマーケット1F
コメント:手触りしっとり、リーズナブルさとは裏腹に、本格的な柔らかさが魅力です。日本で使うのもよいですが、東南アジアの乗り物は、冷房効きすぎなことが多いので、1着持っていると重宝するでしょう。
備考:店員のお姉さんが、ネイティブ並みの流ちょうな英語で、マシンガントークを繰り広げてくれます。英語の練習にちょうどいいのではないでしょうか。
セントラルマーケット営業情報
セントラルマーケットの営業情報です。
- 営業時間:10:00 - 22:00
- 定休日:なし
- 空調:あり
- 言語:マレー語、英語
- 注目商品:カシミヤ製品、反物、錫(ピューター)製品、ナマコ石鹸、スイーツ
- 周辺の見どころ:マスジジャメ(国立モスク)、旧クアラルンプール駅、チャイナタウン など
- ホームページ:Central Market
KLセントラル駅バスターミナルからセントラルマーケットへの行き方
クアラルンプールでお土産を買うのであれば、セントラルマーケットを外すことは、まずないでしょう。
お土産購入の有名どころですので、今さら解説の必要もないかと思いますが、クアラルンプール空港から、バスでKLSentralまで着いたときのルートを書きます。
バスを降りると、壁面に、各種交通機関への案内がありますが、通りへ出るのであれば、逆方向です。
矢印に従って進むと、駅構内へと行く模様です。
案内の逆方向へ。
しばらく駅の高架下を進むと、通りに出ます。
左手に少し歩くと、バス停が見えますので、ここからバスに乗りましょう。
地図にマーキングしておきます。
【SUSANA SENTRAL LOFT】というバス停から、3つ先の停留所で、乗り換えもないので非常に楽です。
バス番号は、次の4つの内いずれかです。
- 822
- BET4
- BET3
- 821
運賃は先払いです。
私が乗ったバスは、1リンギットを運賃箱に入れて、わざわざレシートまでくれました。
タクシーのぼったくりが横行している中、非常に健全な運営です。
ジョホールバルのタクシーは、ぼったくりばかりで乗る気になれませんでした。
関連記事:【マレーシア】JBSentral駅から定額制のタクシーに乗る方法。交渉しないで済むのは楽。
電車でもタクシーでもたどり着けますが、参考までに。
自力でたどり着く自身のない方や、日本語つきで観光したい方は、オプショナルツアーという手段も実用的です。
2019年9月現在、セントラルマーケット観光コースはないようでしたが、タビナカでは、ツアーのアレンジも可能なので、事前に相談してみてはいかがでしょうか?
もちろん、全ツアー日本語対応です。
参考:クアラルンプール観光のオプショナルツアー・アクティビティ予約 - タビナカ
まとめ:セントラルマーケットのカシミヤは、格安でも極上の肌触り
格ではなく感触、などとうたった手前、開封するまでは不安でしたが、一度身に着けてみれば、杞憂ということがわかりました。
手前の水色が今回買ったストールですが、生地の滑らかさ、艶、感触、すべてが極上です。
復元力に富み、折りたたんだ状態で持って帰ってきたにもかかわらず、つるして霧吹きをかけるだけで、すぐにしわが伸びました。
ドレープも色気があって、非常に美しいです。
日本で1万円ほどしたストールとの比較です。
キメの細かさが見て取れます。新品という点を加味しても、ほつれがまったく見当たりません。
上には上がありますが、値段で考えると、非常に好印象です。
寒い日本から来たあなた、はたまた、これからマレーシアの極寒(?)鉄道に乗るというあなた。
一着手に取って、気に入ったものがあれば、思い切りが必要な値段でもないので、気軽に買ってみてはいかがでしょうか。
関連記事:【1日目・マレーシア】クアラルンプールからシンガポールまで国境を越えて。JBSentralまでの長い一日。
開店が10時なので、少し早くついてしまったら、近くの博物館で時間をつぶすといいでしょう。
無料開放されているわりに、見ごたえがあります。
関連記事:クアラルンプール駅近くで、無料の博物館を見つけたので記事にします。国立繊維博物館(Muzium Tekstil)のお話。