マレーシア 道しるべ

マレーシア穴場巡り。行き先に迷ったら地方に行きましょう。

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マレーシアは東南アジアの中では先進国に入るため、観光地として選びやすいです。

首都クアラルンプールが観光の中心ですが、何度も訪れていると別の街も見てみたいですよね?

ここでは、私が訪れたことのある、マレーシアの地方都市についていくつか紹介します。

目次

マレーシアはクアラルンプール以外にも見所がたくさんある

マレーシアは、アメリカや韓国、台湾などよりもマイナーな観光地ですが、東南アジアに初めて行くならイチオシの国です。

食べ物がおいしく、英語が通じ、ベトナムやタイよりもインフラが充実しており、なおかつシンガポールより物価が安いです。

ベトナムほどではありませんが、ホテル代が質のわりに非常に安いところも見逃せません。

そんなわけで、私はマレーシア旅行のリピーターなのですが、首都クアラルンプール以外にも度々足を運んでいます。

個性的な地方都市を有しており、国内の移動手段も充実しているので、地方へのアクセスが簡単です。

国土が南北に長いこともあり、同じ国にいながらまったく違う地方へ行った気分にさせてくれるのが、旅情をくすぐってくれます。

マレーシアを本当に楽しみたいのなら、街から街を旅して穴場を見つけるのがいいと思います。

マレーシアで旅したおすすめ地方都市

先にも書きましたが、マレーシアは長距離バスと地方行の鉄道網が充実しているため、地方巡りが非常に快適です。

クアラルンプール国際空港からは、主要な都市へとバスが出ていますが、本格的に旅の拠点とするなら、クアラルンプール市内のTBSと呼ばれるバスターミナルから出発するといいでしょう。

マレーシアのほぼ全域と、諸外国へとアクセスすることができます。

2020年現在、マレーシアは日本よりも大幅に物価の安い国であり、ホテル代も相当に低廉なのですが、快適に観光したいのなら、宿泊費はケチらないほうがいいです。

地方都市ほど、バジェットホテルの質の低さが顕著なので、多少値が張っても観光客向けの施設に泊まるべきです。

私は以前、部屋の鍵が壊れていて、野犬の遠吠えが聞こえて、お湯が出なくて、Gがウヨウヨしている部屋で一晩過ごしましたが、さすがに眠れず寝不足になりました。

どのみち日本のビジネスホテルの半額以下で宿泊できるので、ある程度いいホテルを選んで予約するようにしましょう。

Expediaで★3つ、できれば★4つくらいが目安です。

東洋と西洋の文化が交わる世界遺産の街マラッカ

マレーシアの中南部に位置するマラッカは、街全体が世界遺産として登録されています。

外国の植民地支配を何度も経験してきたことから、マレーシアの中でも特異な文化圏を形成しており、美しい街並みと自然の調和が見ごたえ抜群です。

クアラルンプールで見たマレーシアとはだいぶ印象が違いますよ。

シンガポールなどでも有名な「ニョニャ料理」の本場でもあります。

空港から直行バスで2時間程度なので、非常に好立地ですので、クアラルンプールをあらかた見て回ったら、まずはマラッカを目指すといいでしょう。

遠くへ行きたいならマレーシア最南部、シンガポールとの国境ジョホールバル

ジョホールバルはマレーシア最南部(最南端ではない)の都市で、シンガポールとの国境として知られています。

街自体を観光したことはないのですが、ホテルの料金が安く、4つ星ホテルでも一部屋5,000円程度で泊まれます。

観光費用の安さから、日帰りでシンガポールから観光に来る人もたくさんおり、シンガポール側からの国境はにぎわっております。

海岸沿いに建てられた、半ば打ち捨てられた商業施設などは、対岸のシンガポールと対照的で哀愁を漂わせています。

電車でジョホールバルまで行くときは、こんなジャングル地帯の側を通ります。

乗り継ぎ含めて10時間弱かかりますが、クアラルンプールから鉄道で国境を目指し、陸路で国境を超えるのも、日本に住む人にとっては面白い経験になりますよ。

海と山と自然の島ペナン

クアラルンプール国際空港からのアクセスは調べていませんが、TBSと呼ばれるKL市内から直行バスが多数発着しています。

ペナンセントラルと呼ばれるバスターミナルまでは5時間程度ですが、そこからフェリーに乗ってペナン島へとアクセスするので、軽く冒険心を刺激されました。

さて、マラッカの陰に隠れがちですが、ペナン島の一部も世界遺産に登録されています。

ジョージタウンと呼ばれる中心街の景観が、過去に西欧の支配を受けていたころの名残を色濃く残しており、街歩きだけでも楽しめるでしょう。

マラッカほど華やかではありませんが、街中の壁画でアートを見ることができたり、海辺の屋台やレストランで食事を楽しめたり、のんびりするにはちょうどいいです。

個人的には昔使われた桟橋群を散歩することをおすすめします。

海の向こうに何があるのだろう?そんな少年時代の郷愁に浸ることができました。

華僑文化が根付く街イポー

マレーシアは中華系移民の多い国ですが、イポーは特に華人が多い街とされています。

この記事で紹介した他の都市よりも、クアラルンプール寄りに位置しているからか、全体的な雰囲気は首都と似ていました。

鉄道駅などはその最たるもので、クアラルンプールの旧国鉄駅舎とうり二つの、白亜の建築物です。

鉄道で2時間程度なので、気になる人はぜひ列車を利用してアクセスしてみてください。

バスでもいいのですが、市中心からかなり離れた場所に連れていかれることがあるそうです。

ここでは、旧市市街地と新市街地のコントラストが印象的でした。ぜひ、旧市街地の趣を味わってほしいところです。

少し割高ですが、オープントップバスに乗ると、新旧市街地を観光案内付きで巡ってくれますよ。車内は冷房完備で快適です。

ただし、アナウンスは全部英語なので、ある程度会話ができたほうが楽しめるでしょう。

旅とは本来陸路。旅情を味わいたいならバスと電車で遠くへ行きましょう

古今東西、旅する人は両足を地に着けて移動してきました。

今日こそ飛行機で国を渡るのが主流ですが、こういう時代だからこそ、大地を走る旅行に風情が出るものです。

大空を翔る渡り鳥もいいですが、草原を駆ける馬もいいものです。

都市を訪れる普通の旅行に飽きたのなら、空港についてすぐ、地方行のバスに飛び乗ってみませんか?

関連記事:クアラルンプール空港(KLIA)からバスターミナル(TBS)への行き方とチケット購入方法。

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