マレーシア旅行で安全にタクシーを使うなら、流しのタクシーは使わず、Grab Carを使うといいでしょう。
この記事では、Grab Carの概要と、登録方法、利用方法を解説しています。
目次
マレーシアで安心してタクシーを使うならGrab Carがおすすめ
以前、マレーシアを旅したときにも感じましたが、タクシーのぼったくり率が高すぎて、とても乗りたくありませんでした。
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観光地などでは、前払いの協定料金があったりしますが、これまた非常に高いです。
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マレーシアでタクシーを使うのであれば、やはりGrab Carが手軽で安心だと思います。
アプリで事前に料金計算するので、値段交渉が必要なく、明朗会計です。
何より、運営元がドライバーの首根っこを押さえているので安心できます。
ドライバーそれぞれに評価制度が課せられているため、料金に関してはきわめて誠実なのです。
アプリのダウンロードと登録は無料です。
Grab Carの登録方法と利用方法
ペナン旅行時にGrab Carを利用してみましたので、登録方法と利用方法について解説します。
Grab Carの登録には電話番号とメールアドレスとクレジットカードが必要
Grab Carの登録は、スマホ用アプリで行います。
2019年現在、アンドロイド用とi-OS用が用意されていますので、次のページから入手しましょう。
次にアプリを起動して、初期設定を行います。
このとき、電話番号とメールでの認証が必要なので、現地でSMSを受信できる環境が必要です。
XPAXなど、マレーシア現地のプリペイドSIMを利用すると、SMS用の電話番号が手に入ります。
アクティベート後に、大量のSMSが届きますので、順番にメッセージを開封して、電話番号を確認しましょう。
上のメッセージの場合、文中のUsername:から続く、60から始まる番号が電話番号です。あてずっぽうで試したところ、うまくいきました。
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無事に電話番号の登録が済んだら、次は支払方法の登録です。
アプリのPaymentをタップして、クレジットカード情報を入力します。
Grab Carでは、現金とクレジットカード両方を使えますが、ドライバー保護の観点から、クレジットカードか、ユーザーの顔写真を求められます。
顔写真で登録しようとしたところ、うまくいかなかったため、クレジットカードがあると安心です。カード番号さえあれば、確実に登録できます。
クレジットカードを持っていない方は、海外旅行に何かと便利なので、1枚作ってから旅に出ましょう。年会費無料のカードでじゅうぶんです。
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これで、Grab Carの使用準備が整いました。
利用はいたって簡単だけど、キャンセルは5分以内に
登録が完了したら実際に使ってみましょう。
アプリのホーム画面から車のアイコンをタップします。
検索画面に目的地を入力します。
GoogleMapの経路情報からも連携できますが、先にアプリの設定が必要です。
サービスの種類が表示されます。
通常はGrab CarもしくはGrab Taxiを利用するといいでしょう。
Grab CarはいわゆるBtoBサービスで、アマチュアの運転手がやってきますが、若干割安です。
Justのつくメニューを選んだことはありませんでしたが、公式サイトを見る限り、ワンタップですぐに配車が完了するようです。クイック購入のような装置ですね。
画面下のBookボタンを押すと、配車予約完了です。
実際の値段表記はこのように出ます。
どれがいくらか一目瞭然で、旅行者にも優しいです。
このタイミングで、現金払いかカード払いを選択します。カード支払い済みなのに、現金を渡さないようにしましょう。
サービス種類を選んで予約ボタンを押すと、近くのタクシーを自動サーチして、ドライバーをピックアップしてくれます。
星の数は5の運転手を選んでおくと、英語ができて運転も丁寧でした。
画像のTehさんは旅人にも優しく、観光ガイドよろしく、色々なことを教えてくれました。
このような形で、現地の人と交流できるのも、Grab Carの魅力ですね。
いいサービスを受けたら、利用後にチップを差し上げるのもいいでしょう。
クレジットカードで簡単に支払うこともできますが、現金で手渡しのほうが、感謝の気持ちが伝わりやすいです。
「Keep the change.(釣りはとっといてくれ)」なんて言えるとスマートですよね。
ドライバーが確定したら、車の種類、色、ナンバーと、到着予測時刻が表示されますので、これが目印です。
地図上に車のアイコンが表示され、ただちにやってきますので、乗る前に現地にいたほうが慌てずにすみます。
「もう待っているよ」などと、定型文でドライバーとやり取りすることも可能です。
私なら、軽くあいさつしておいたほうがいいと思います。
これ以降は、ドライバーもこちらの位置情報を把握していますので、迷わず来てくれるはずです。
I am a man with white shirt. など、自分の服装を伝えると、さらにスムーズです。
なお、間違ってタクシーを呼んでしまったら、すぐにキャンセルしましょう。私は、軽くテストしようとしたところ、実際に配車してしまい、焦りました。
5分以内にキャンセルしないと、キャンセル料が付加されますので、要注意です。何より、マナー的によろしくありません。
下のリンクに、キャンセル画面の見本がありますので、一度見ておくといいでしょう。
参考:I was charged a late cancellation fee - Grab Car
ここまでの流れは、公式サイトにも載っていますので、利用前に読んでおくと安心です。
Grab Carに登録しておくと東南アジアのほぼ全域で利用できます。
私が感じたマレーシアは、車優先社会でした。
駅や公共施設へのアクセスも、車が優先されており、歩道が整備されていないことが多いです。
マレーシアで観光を楽しむのなら、数少ない電車や鉄道などよりも、タクシーの利用がいいのかもしれませんね。
また、Garb Carは、他の東南アジア諸国でも利用できます。
シンガポール、フィリピン、ミャンマー、カンボジア、インドネシアなど、タクシー代がまちまちな国なので、アプリで先に料金が表示されると、便利ですよね。
年会費などはかかりませんので、マレーシア旅行のついでに、一度登録しておくと、後々役に立つでしょう。
この記事を見て、やっぱりタクシーはハードル高い!と感じたなら、オプショナルツアーの利用もアリです。
交通費込みの料金で、何より全ツアー日本語対応なので、観光地についての理解が深まり、実り多い旅になるでしょう。