クアラルンプール国際空港(KLIA)から一駅電車に乗ると、空港職員のベッドタウンと言われる、サラッティンギ(Salak Tinggi)という、小さな町があります。
空港敷地内での宿泊は、マレーシアらしからぬ値段設定のホテルが多く、お得感がありません。
アゴダで検索したところ、サラッティンギには、安宿が多かったため、どんなものか試してみることにしました。
参考:agoda
クアラルンプール国際空港のベッドタウンで宿泊。ホテル126はトランジット向けの短期滞在に便利
歩いて15分程度ですが、この時点で日が変わっていました。
この時の印象は「すごいところにきちゃったな」です。
入るとすぐにフロントがあり、オーナーと思われる男性と、おそらくその奥さんが出迎えてくれました。
ヒジャブをしていないところを見ると、中華系のマレー人のようです。
日本人も来るのか?と質問したところ「たまに来るよ」とのことです。なかなかフレンドリーです。
ここで、現金の持ち合わせがないことに気づき、焦りましたが、クレジットカードが利用できるとのことで助かりました。
なお、入り口には鉄格子が設置されています。
普通、安心は金で買うものですが、金で買えない安心という世界もあるのですね。
韓国の安下宿をほうふつとさせる作りです。
ドアを開けた瞬間、トカゲがちょろちょろと這い出してきたのには、さすがにビビりました。やはり南国ですね。
いつぞや、韓国の安ホテルで、Gにでくわしたことよりマシかもしれませんが。
関連記事:【韓国】ソウルからプサンまで半島縦断途中下車の旅。仕事終わりの強行軍にサクララウンジの食事がありがたい。【1日目】
この辺の作りも、韓国の安下宿と同等。
窓はありません。
少し警戒気味にベッドシーツをめくってみましたが、とりあえず何も出てきませんでした。
部屋に通されるときは、WIFIのパスワードが張り付けられた、エアコンのリモコンを手渡してくれます。
あまり冷えませんが、ないよりマシです。
ボイラーの調子が悪かったのか、お湯が出ませんでした。
シャンプーはついています。
充電は、プラグを持っていれば可能です。
旅人の宿屋【#011】ホテル 126 (Hotel 126) - 2019/3/22
- アクセス:★★★ 空港から一駅、そこから歩いて10分程度。疲れた体には負担が大きかった
- 静粛性:★★★★★ 逆に物音ひとつ立たない町
- 清潔度:★★ Gを見なかっただけまだ幸い
- 安さ:★★★★ ドミトリーと間違うほどに安い
- スタッフ:★★★ おかみさんがフレンドリーで、英語も通じる
- 設備:★ シャワーのお湯が出ないのは、いくら熱帯でも厳しい
- 周辺環境:★ 真っ暗で何もない。肝試しにどうぞ
総評:★★★ 旅行上級者もビックリの超ローカル宿屋
- 場所:KLIAトランジットのサラッティンギ駅下車後、歩いて10分
- 対応言語:マレー語、中国語(?)、英語
- シャワー:あり(お湯が出なかった)
- バスタブ:なし
- テレビ:あり
- 冷蔵庫:なし
- エアコン:あり(よく冷えなかった)
- コンセント:あり
- USBジャック:なし
- Wifi:あり
- アメニティ:シャンプー、ボディーソープ
- 飲料水など:ミネラルウォーター
- 宿泊料:52リンギット程度(約1,400円)
- デポジット:なし
- コメント:部屋に何が出ても怖くないという、心臓に毛の生えたあなたにおススメ
参考:ホテル 126 (Hotel 126) - agoda
マレーシアでは中級ホテルでも一部屋3千円程度なので、無理して安宿に泊まる必要はないかも?
マレーシアは、中堅以上のホテルでも、税金込みで3千円から4千円程度で一泊できます。
しかも、これは一部屋料金なので、2人で泊まれば半額です。
日本では、広島などのビジネスホテルが、一泊シングル8千円程度なので、いかにマレーシアのホテル代が安いかわかるでしょう。
気になる人は、一度アゴダで検索してみてください。
きっと、マレーシアに行きたくなるでしょう。
参考:agoda
なお、ホテルから少し歩くと、空港やアウトレット方面へと向かう、無料シャトルバスが走っています。
関連記事:クアラルンプール国際空港(KLIA)でのトランジットに便利なサラッティンギ(Salak Tinggi)への行き方。夜はローカル度200%!