旅日記 韓国

【韓国】ソウルからプサンまで半島縦断途中下車の旅。仕事終わりの強行軍にサクララウンジの食事がありがたい。【1日目】

投稿日:2018/09/02 更新日:

韓国一人旅1日目です。

羽田空港でのラウンジ紹介と、キンポ空港から市内への行き方を中心に書きました。

これからソウル観光をする方の道標になれれば幸いです。

目次

旅日記

※2018/9/2現在  1KRW(韓国ウォン) = 0.0961JPY(日本円)

1日目:羽田空港⇒金浦空港⇒シンチョン(新村)

旅の軌跡

18:00 羽田空港到着

夏休み0日目ということで、早々に仕事を切り上げて空港へと向かいました。

仕事着やビジネスバッグは職場に置いてきたので身軽です。

関連記事:職場から空港直行で始まる旅のススメ。会社と空港が近い人って勝ち組ですよね。

浜松町からモノレールで空港へと直行しましたが、社内の混雑度合いと比較したところ、国際線ターミナルでの下車は少数でした。

羽田はまだまだ国内線がメインですね。

18:10 大韓航空チェックインカウンター

大韓航空のチェックインカウンター前です。そこそこに人が並んでおりました。(写真奥)

せっかくなので、デルタAMEXゴールドカードの特典である上級会員資格を利用して、スカイプライオリティ専用レーンからチェックインさせてもらいました。こちらは待ち時間0です。(写真手前)

このカードの保持者は、スカイチームという航空連盟で、上級会員待遇を受けることができます。

詳しくは、別記事にまとめます。

関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。

3分とかからず、保安検査上へと進めました。

18:15 出国審査場で資料と情報ゲット

誇張抜きで、チェックインから出国審査まで5分でした。

出国審査は空いていたので、資料として自動化ゲートの申込書類を頂戴してきました。

まだ登録されていない方は、入出国時、特に再入国時のストレスを軽減するため、申し込んでおくとよいでしょう。

関連記事:作成中

職員の方の話によると、2018年秋には、出国時にも顔認証システムの導入が始まるそうです。

この職員の方、サービス精神旺盛で、案内が始まったら止まりません。おかげさまでいい情報が得られました。

空港がどんどん便利に進化していきますね。

18:20 JALサクララウンジで食事

思った以上に早く保安検査外エリアへと進んだため、時間つぶしが必要となりました。

以前は、出国後に左右を見渡して、大抵の場合、通路の端にある食品店でビールやつまみを買っていましたが、先述したとおり、デルタ航空の上級会員しかくであるゴールドメダリオンを保有しているため、ラウンジへと直行しました。

羽田空港にはデルタ航空独自のラウンジがないため、提携ラウンジであるJALラウンジへと案内されます。

このJALラウンジ、通称サクララウンジと呼ばれ、食事の評判がすこぶるよいので毎回楽しみです。

入って通路を進むとロッカーがあるので、貴重品だけ抜いて荷物を預けてしまうのがよいでしょう。

仕事終わりだったので、シャワーから先に利用させてもらいました。受付で搭乗券を見せると利用することができます。

全室プライベートルームとなっており、リラックスできます。

タオルに歯ブラシ、石鹸類などのアメニティも完備です。

さっぱりした後は食事に向かいます。

食事はセルフサービスです。

おかずの種類が豊富で、全種類は食べきれないでしょう。

アルコールも置いてあります。

名物のビーフカレーはもちろんのこと、えび餃子や魚介のシュウマイがいい味を出していました。

私は久しぶりにいただきましたが、前回よりも美味しくなった印象がありました。

エコノミークラス利用時だと、機内食のクオリティもそこそこですので、ラウンジが使えるようでしたら、事前にお腹を満たしていくとよいでしょう。

食事用フロアの一つ上にはリラックス用の静かなフロアがあります。

窓が大きく開放的です。

配席の向きがジグザグになっており、プライベート感を意識した作りになっています。

マッサージチェアまで置いてあります。

羽田で航空会社運営の、上級ラウンジを利用するのであれば、デルタAMEXゴールドカードを手にして、スカイチームの上級会員になってしまうのが一番楽でコストもかかりません。

この航空会社の上級会員資格という代物ですが、実際に利用してみるまではピンとこないのですが、一度手にすると世界観が変わります。多少大げさかもしれませんが。

年に数回でも海外旅行に行くあなたになら、きっと年会費以上の恩恵がありますよ。

関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。

関連記事:デルタ航空でビジネスクラスにインボラアップグレードされたお話。ゴールドメダリオンの影響?

19:15 搭乗口へと向かう

出発時刻30分前にラウンジを出て搭乗口へと向かいました。ラウンジでは、搭乗時刻になるとアナウンスをしてくれるため、自分の便名だけは把握しておきましょう。

この時間帯は、金浦へと複数の航空機が飛ぶため、搭乗口を間違えやすかったりします。現に私が間違えました。

初歩的なミスですが、それぞれの搭乗口が大きく離れていた場合、割と焦りますので、最後にもう一度手元の航空券を書く確認してから動きましょう。

19:35 ほぼギリギリで搭乗ゲートに

搭乗口につくと、既に一般搭乗客の案内が始まっていました。

ここもゴールドメダリオンの権利を利用して、ガラガラのスカイプライオリティレーンを通らせてもらいました。

上級会員が通るときには、他の搭乗者を一度ストップさせる徹底ぶりです。航空会社が、いかにアライアンスの乗客を大事にするかが垣間見えた瞬間でした。

ソウル金浦空港へとテイクオフ

東京からソウルまでの飛行時間は、2時間強です。東京と新大阪を往復する程度の時間だったりします。新幹線の往復運賃を考えると、ソウルへのフライトのほうが安かったりもしますし。

そんなわけで、この区間のCAさんは、大体の場合忙しいです。

2時間ちょっとなら、わざわざ機内食を配膳してくれなくてもよいように思えますが、国際線の場合、必ず機内食を提供する必要があるそうです。

離着陸の間は、CAさんも着席する必要があるので、おのずと立って作業する時間が限られています。

そのような中、ファーストクラスからはじまりビジネスクラスにサービスを提供し、エコノミークラスの狭い通路まで回ってきてくれるのには脱帽します。

手ぶらの乗客ですら通りづらいのに、重いワゴンを押してくるのはさぞかし大変でしょう。

スカイチーム上級会員であるためか、離陸前にわざわざ挨拶しにきてくれました。ここまでしていただくと、個人的にはかえって恐縮なのですが。

なお、エコノミークラスにも標準でUSBジャックがついており便利でした。

22:00 金浦空港へと着陸

定刻通り金浦空港に到着しました。

荷物は預けていないので、スムーズに市内へと出られると思いきや、入国審査の列が地獄絵図と化していました。おそらく、ほぼ同時に出発したJAL便の乗客でしょう。

韓国人旅行者は、帰国時に自動化ゲートを通るので、その分の列は空きますが、それでも相当な待ち人数がいました。

こればかりはどうしようもないのでおとなしく待ちますが、10数分後、並ぶ列を間違えたことに気づきます。

列の後ろからはよく見えませんが、入国審査官が2名いる列と、1名だけの列があり、まんまと1名側に並んでしまったわけです。

列に並ぶ前には、ゲートの前にあるガラス扉を見て判断しましょう。

全開なら2人、半開なら1人体制です。

22:40 空港鉄道に乗ってソウル駅方面へ

入国審査でヘロヘロになりながらも、無事に入国を果たし、ホテルへと向かいます。

ホテルはシンチョンという駅の郊外にあります。

シンチョン駅までは、空港鉄道と地下鉄を併用するのが一番楽で安いでしょう。

空港から地下鉄の駅まではかなり歩きますので、ここで心が折れないように構えておいたほうがよいです。

税関を抜けて左手に行くと、インフォメーションがありますので、こちらをさらにまっすぐ進みます。

向かって右手に、地下鉄へと続くエスカレーターがありますので、道なりに進みましょう。

途中、ロッテモールがありますが、市内へいくのであれば写真右手の看板を目印に進みましょう。

途中、地下鉄5号線の案内図がありますが、こちらはローカル線なので間違えないようにしましょう。

ソウルまで行けないことはないですが、乗り換えが必要です。

emartというコンビニが見えたら改札はすぐそこです。

韓国がはじめての方は、ここで必ず交通カードであるT-moneyカードを買っておきましょう。

韓国全域で使える上に、バスと地下鉄を乗り継ぐ際に割引がありますので、すぐに元が取れます。

T-Moneyカードは、emart裏手の自販機でも購入できます。

カードといってもストラップタイプなど様々な形状がありますので、自分好みのものを探しましょう。

購入したT-Moneyカードには、現金をチャージする必要があります。改札横にチャージャーが設置してありますので、利用してみましょう。

現金がない場合、近くにATMがあるのでキャッシングするのがよいでしょう。

クレジットカードがなければ、年会費無料のカードで十分なので、事前に作っていくのが吉です。

参考:エポスカード

改札にカードを置くと音がなりますので、その後に通過しましょう。

日本の改札と違って、置いて一呼吸待つ必要があります。

長いエスカレーターを下ったら、ソウル駅方面の電車に乗りましょう。始発なのでそれ以外に方向はありませんが。

ここまですべて、日本語の案内があるはずなので、韓国語はできなくても大丈夫です。

以前よりも日本人観光客に易しくなった印象です。

23:00 ホンデ(弘大)入口駅到着

ホンデはホンイク大学というソウルの有名大学の一角です。大学の名前自体が駅名になっているわけですね。

私がソウルに住んでいた頃は、単純に大学の玄関口でしたが、ここ10年ほどで空港鉄道の停車駅として、市内からの乗り継ぎポイントになっていました。

長い通路を抜けて、地下鉄ローカル線に乗り換えれば、今日の目的地はすぐそこです。

23:10 シンチョン(新村)駅到着

ホンデから地下鉄を乗り継いで、シンチョン地下鉄駅にに到着しました。

わざわざ地下鉄と表記したのは、少し北側に国鉄のシンチョン駅があるからです。これに乗ると、もれなく地方に連れて行かれることでしょう。

シンチョン複数の大学の交差点のような駅であるため、とにかく若者が多いです。

地上に出ると、夜も遅いですが、多数の大学生で賑わっています。あれ、今って夏休みじゃないんでしょうか……

23:20 シンチョン リビングテルにチェックイン

シンチョン駅から歩いて10分、繁華街から少し離れた丘の上に今夜の宿があります。

念のために書いておきますが、ホテルではありません。

安かったのでとりあえず荷物置き場兼布団部屋に利用しましたが、間違っても同伴者ありで泊まろうとしないでください。

フロントというよりは下宿の管理室のような場所でキーを受け取ります。

意外にもエレベーターがあります。

リビングテルとは、下宿の個室のようなものです。

通常は、トイレやシャワーなどの水回りが共用ですが、本日は完全個室の四畳半に泊まることができました。

建物は比較的新しかったのですが、ここ最近の異常な暑さと、水回りの近さが仇となって、Gが出ました。

宿に泊まる上で、普段「屋根と壁さえあれば何でもいい」と豪語している私も、Gの目の前で黙って眠れるほど強心臓ではありません。

ということで、フロントのおじさんに殺虫剤を借りることにしました。

あればいいな、程度に思っていたのですが、スパっと手渡してくれたところを見ると、やっぱり普段から出るんですね。G。

まあ、夏だから仕方ないのでしょうけど。

旅人の宿屋【#001】シンチョン リビングテル

  • 立地:★★★
  • 清潔度:★★
  • 安さ:★★★★★
  • スタッフ:★★
  • 設備:★

総評:★★★

場所:韓国ソウル市シンチョン

値段:20,000ウォン程度

コメント:ホテルともホステルともまた違う、下宿というスタイルです。狭い部屋が逆に落ち着く、というあなたにはうってつけかも?

関連記事:【韓国】ソウルからプサンまで半島縦断途中下車の旅。仕事終わりの強行軍にサクララウンジの食事がありがたい。【1日目】

00:00 就寝

仕事終わりの体力を使ってやってきたのでクタクタになっていました。

下宿の部屋で寝っ転がっていると、学生時代を思い出しました。

寮に入ったり、下宿に住んだり、ルームシェアをしたり。

慣れれば下宿暮らしも悪くないのですが。

振り返ってみて

空港から市内へのアクセスは、空港鉄道の開通以来非常によくなりました。

はじめての方でも迷わず行きやすくなっていますので、道しるべのないリムジンバスよりも、鉄道が楽ではないでしょうか?

ソウル市内の観光が目当ての場合、インチョン空港よりもキンポ空港が近くておススメです。

次のお話: 【韓国】ソウルからプサンまで半島縦断途中下車の旅。比較的おとなしめにソウルの中心部を観光。【2日目】

プッシュ通知で購読

-旅日記, 韓国
-,



Copyright© 知らないどこかを旅したい , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.