先日、LiberFlyer Japanから発売されている、セキュリポというトラベルポーチについてレビューしましたが、その後「新製品のレビューをしていただけませんか?」と持ち掛けていただいたため、この記事で紹介します。
途中、先輩商品のセキュリポと比較しながら、レビューします。
旅行時に使用する、貴重品入れが決まっていない方は、一度参考にしてみてはいかがでしょうか?
目次
首掛けパスポートケースのPASSFIT-mini(パスフィットミニ)使用感レビュー
PASSFIT-miniの使用感に着眼して、レビューを書きました。
パスポートがジャストサイズで入り、ボールペンなども収納可能
パスポートにクレジットカード数枚、お札や小銭の収納スペースもあります。
収納力という点では、肩掛けバッグなどに及びませんが、貴重品入れとしては、十分に機能します。
むしろ、あれもこれも持ち歩くと肩が凝りますので、最初から貴重品だけを厳選するようになっていいと思います。
やや斜めに入れることとなりますが、ボールペンも収納できます。
海外の空港へと到着してから、入国審査、税関まで、PASSFITだけあれば、なんとかなるでしょう。
防水性能とスキミング防止機能は折り紙付き
こちらは、前回、セキュリポの耐水実験を行ったときの画像です。
シャワー級の雨が直撃しても、浸水はほぼゼロという、驚異の防水性能でした。
PASSFITも、まったく同じ素材を使っているため、防水性能と、スキミング防止機能は同等です。
関連記事:80点!旅行用ウェストポーチ【セキュリポ】の使い勝手がよかったのでレビューする。
PASSFIT-miniの活用方法について
飛行機内での就寝時に活躍
飛行機内で寝るとき、貴重品はどのように管理されていますか?
ポケットの中?座席下?それとも、頭上の荷物入れ?
私としては、ポケットの中だと寝心地が悪いし、それ以外の場所だと、セキュリティ面で不安があります。偏見を述べるわけではありませんが、自国人ばかりの空間ではないのです。いろいろな人がいますので、用心に越したことはありません。
ということで、首掛けタイプで、気軽に貴重品を収納し、衣服の下に隠せるPASSFITは、飛行機内での貴重品の管理におススメです。
実際に一晩着用していましたが、特段ストレスがなかったため、以後も機内での利用に、用途を絞って運用するかもしれません。
どちらかというと冬場の着こなしに適している
これは同じ会社の製品である「セキュリポ」と比較した話ですが、PASSFITを利用するのなら、冬場もしくは、寒い国のほうがいいと思います。
理由は次の二つ。
上着がない状態で着用すると、下着の上に着用しても、形が浮き出てしまう。
外から見ると、それほど目立つレベルではありませんが、おなかの部分がやや角ばって見えます。
注意してみると、貴重品入れの存在に気付くかもしれません。
かといって、堂々と首にかけるのは本末転倒。
一方、セキュリポの場合、このように、ポーチ自体を背面に回すことができます。
人体の構造上、腹部よりも腰の裏側にスペースができるため、薄着の場合は目立ちにくくなります。
関連記事:80点!旅行用ウェストポーチ【セキュリポ】の使い勝手がよかったのでレビューする。
首掛けのため汗で汚れがち
首掛けの特性ですが、薄着で衣服の中に収めようとすると、紐の部分と皮膚が、どうしても直接触れ合います。
ワイシャツを着る方はご存知でしょうが、手首や首などの部分は、新陳代謝が活発なのか、非常によく汚れます。
更に、暑い国へ行く場合、首にも日焼け止めを塗る機会があるので、洗い落とすのが大変です。
多少の汚れに目をつむれば、特にストレスを感じないと思いますが。
同社の「セキュリポ」とほぼ同性能。あとは好みの問題か
PASSFIT-miniは、セキュリポと、素材的にはほぼ同等ですが、収納力と装着形態が違います。
私は、暑い国でアクティブに歩き回ることが多いので、セキュリポが好きです。
他方、寒い地方で、衣服の下にポーチを隠せるのであれば、PASSFITのほうが、ストレスはないと思います。
最終的には好みの問題ですが、どちらを選択しても、貴重品入れとして活躍してくれることは間違いないです。
商品開発元、LiberFlyer Japanの広報担当の方からお話を聞きましたが、同社には、旅好きのスタッフが多く、旅人の支店に合った製品を開発しているとのことです。
これからも、様々な旅グッズを、リーズナブルな価格で提供してくれることに期待しましょう。