今回、1泊2日の韓国旅行でレンタルWiFiを利用してみました。
一人旅なら低容量プランでもじゅうぶんなので、結果的には通信料を安く抑えることができました。
ここではイモトのWiFiを申し込んで、実際に利用した記録を記事にしました。
目次
一人旅ではじめてイモトのWiFiを申し込んでみた
海外旅行に必須なのがインターネット環境です。
海外でインターネットを使うには、手持ちの契約を現地で利用する(ローミング)か、現地用に一時契約を結ぶのが一般的です。
詳しい説明は割愛しますが、私は普段、プリペイドSIM一択なのですが、今回はうっかり購入を忘れていました。
アマゾンで購入した場合、普通郵便で届くため、運が悪いと1週間ほどかかるのです。
行先の韓国でプリペイドSIMを買うとおよそ3,000円程度。
さすがにもったいないと感じたので、今回初めてイモトのWiFiを申し込んでみたところ、意外に使い勝手がよかったので記事にしました。
イモトのWiFiの申し込み方法について
イモトのWiFiは公式ホームページからの申し込みが一番安いとのことなので、素直に公式から申し込みました。
もしかすると、他でのセット申し込みが安いかもしれませんが、検証していません。
公式ページには下のリンクからアクセスできます。
料金体系はサービスの組み合わせ式で、渡航先と利用日数、通信速度、オプションの内容によって決まります。
ここに受け渡し手数料などが加わり、キャンペーン次第で最終的な料金が提示されるようです。
文章だとイメージがわかないかもしれないので、スクリーンショットで解説しましょう。
まずは利用期間の選択です。
利用開始日が受け渡し日となるので、間違えないようにしましょう。
次に渡航先を選択します。
周遊プランもありますが、選択した渡航先以外では利用不可です。
機器タイプと通信速度を選びます。
よほどのことでなければ、WiFi+4Gでいいでしょう。
通信容量についてです。
一人旅で地図とLINE、ネットで情報収集程度なら、大容量(500MB/日)程度でも大丈夫でした。
複数人での渡航や、LINEやSNSで写真を多く利用する方は、データ容量が増えるので無制限プランが無難です。
オプションの選択です。
ポケトークはGoogleの翻訳機能を使えばいいし、電源タップを使うくらいならモバイルバッテリー持っていったほうがいいかなあ、といったところ。
受け取り方法は3通りです。
通常、東京本社受け取り以外は手数料が500円かかるようなのですが、今回なぜか0円に。キャンペーンかと思われますが、少しわかりづらかったです。
今回は関西国際空港からの出発だったので、ロッカー受取が利用できました。
受付メールに添付されたQRコードを、ロッカーでかざすだけなので非常にお手軽です。
2020年1月現在、関西、福岡、中部のみの対応ですが、カウンターが営業していない時間に受け取れるのもいいですね。
ロッカー受取、最高です。
帰国時の返却方法について指定します。
よほどの事情がなければ、空港到着時に返却ボックスを利用したほうがいいです。
延滞のリスクも減ります。
到着後のアクセスプラザなど、目立つ場所にボックスがあります。
ポストに投函するように返却するだけです。
支払方法は複数ありますが、クレジットカードが一番便利です。
後払いは手数料が加算されますし、Amazonペイもどのみちクレジットカードが必要です。
年会費無料で十分なので、クレジットカードを作ってからWiFiを申し込むとスムーズです。
関連記事:旅ブロガーが海外旅行用クレジットカードの必要条件について熱く語ります。
端末本体の紛失や破損にかかわる保険です。
渡航日数が増えると料金も比例していくのが悩ましいですね。
韓国1泊2日なら、キャンペーン適用でなんと180円です。
とはいえ、保険未加入で紛失すると4万円の罰金。
正直これは痛いですが、実はクレジットカードを持っていれば賠償責任保険で賄えたりします。
保険デスクに直接電話したところ、エポスカードなどの年会費無料カードでも適用されるので、保険料を節約できますよ。
詳しい内容は別記事にまとめました。
決済前の注意点です。
海外旅行中にオンラインゲームをする人は少数派だと思いますが、通信制限に引っかかると、大事な場面で役に立たなくなります。
ゲームを楽しむなら帰国後がいいのではないでしょうか。
ここまで入力して申し込み完了です。
申し込みが終わるとメールが届きますので、出発まで保管しておきましょう。
ロッカー受取の場合、貸出番号やQRコードがないとピックアップできません。
イモトのWiFi、受取編
今回私は関西空港でポケットWiFiを受け取りました。
朝出発の便にもかかわらず、受取カウンターに人が並んでいたので、特別な事情がなければロッカー受取一択でいいと思います。
ロッカーは国際線出発ターミナルの2F中央部にありました。
一般のロッカーと違って、イモトさんがデカデカとプリントされているので、間違えるほうが難しいでしょう。
ちなみにこちらが普通のロッカー。
こちらがイモトのロッカー。
受取は単純明快で、ロッカーのパネルで「お取り出し」を選んだあと、QRコードをスキャンするだけです。
申し込み完了メールにQRコードが添付されていたので、スキャンします。
パカッと扉が開きました。
ロッカーの中にポーチが入っているので回収しましょう。
手ごろな大きさのポーチに入っており、旅行中の小物入れとしても利用できます。
ロッカー受取だからかわかりませんが、イモトさんからと思われるメッセージが。さすがにコピーでしょうけど、まさか直筆でしょうか?
中身はこのようになっていました。
ACプラグにUCBケーブル、渡航先のプラグがセットになっています。
他の電子機器にも流用できるのがうれしいところです。
肝心のルーターはこのくらいの大きさです。
文字通りポケットに収まる程度ですね。
なくすとめんどうなので、ポーチにしまったまま運用しました。
イモトのWiFi、返却編
旅行で使い終わったら、遅れることなく返却しましょう。
一人旅で1泊2日の通信料は580MB程度でした。
1日500MBの契約ならお釣りがくる計算ですね。
中部国際空港のアクセスプラザです。
行きは関西からでしたが、帰りは中部からなので、こちらでルーターを返却していきます。
ポーチごと一式、ポストに投函するだけで返却完了です。
正直、これ以上書くことがないのです。
イモトのWiFi、ここに注意!
申し込みも返却も簡単で、料金もお手頃なイモトのWiFiですが、使用にあたっていくつか注意すべきポイントがあります。
なくしたり壊したりすると4万円の罰金
イモトのWiFiは利用中になくしたら壊したりすると、4万円の罰金がかかります。
盗難・紛失をカバーする保険もオプションで加入できますが、1日300円と結構高額。
場合によっては端末レンタル料よりも高くつくのが何とも言えないところ。
クレジットカードの賠償責任保険の内容次第では、弁償料金も支払えますので、そちらを検討してみるのもいいでしょう。
関連記事:エポスカードは「得しかしない」クレジットカード。年会費無料でも海外旅行保険が手厚い!
延滞料がバカにならないので返却忘れに要注意
イモトのWiFiの延滞料はズバリ2,000円/日です。
帰国の翌日中に発送すればいいのですが、旅行の事後処理に追われているとうっかり忘れることもあるでしょう。
レンタルビデオのノリで返却忘れを起こすと、意外なほど懐が痛むことになりますので注意が必要です。
国内の主要空港なら返却ボックスが設置されていますので、到着時に返してしまうのが一番でしょう。
参考:延滞料はいつから発生し、いくらですか? - イモトのWiFi
バックグラウンドアプリのデータ使用量に要注意
一人旅でラインや地図検索を行うくらいなら、1日500MBあればじゅうぶんですが、バックグラウンドアプリの更新などを見逃すと、知らぬ間にたくさんのデータ容量を使うことになります。
アプリの自動更新や、同期機能などは、出国前に切っておくと安心して利用できるでしょう。
どうしても大容量の通信を行う必要があるなら、ホテルのWiFiを利用するのが吉です。
プリペイドSIMカードを用意する時間がないときやグループ旅行にはうってつけ
今回はじめてイモトのWiFiを使ってみて思ったのは、一人旅でも意外と恩恵があるんだなあ、といったところでした。
1週間以上の長期旅行や、複数の国を陸路で旅するのであれば、プリペイドSIMカードを利用したほうが安く上がりますし、紛失リスクも少ないです。
半面、複数人での渡航や、急に決まった海外旅行などでは、レンタルWiFiの利用価値はじゅうぶんあるでしょう。
やっぱり、食わず嫌いはよくないですね。