私は旅に出るときは、可能な限り荷物をそぎ落とすタイプです。
旅立つ先に文明さえあれば、本当に必要なものは手に入るからです。
そのような中でも、最初から必要なものであれば、持参したほうがいいですよね。
私が旅の中でお世話になった道具たちを、厳選して記事にしてみました。
目次
独断と偏見により旅で役立ったアイテムをまとめる
必需品
クレジットカード
直前の記事で書きましたが、必需品どころか、ないと危険なレベルです。
関連記事:【注意】これって危険?海外旅行でやってはいけないこと15選。
高額な買い物をするときの決済手段に、ホテルのデポジットに、病院の手配に。ATMでキャッシングもできます。
なくしても、カード会社に申告すれば不正利用は免れます。現金だと落としたら終わりですよね。まさに旅の命綱です。
年会費無料のカードでじゅうぶんなので、必ず1枚もっていきましょう。
関連記事:エポスカードは「得しかしない」クレジットカード。年会費無料でも海外旅行保険が手厚い!
USBケーブル
かさばりませんので、お手持ちの電子機器の数にあわせて、いくつかバッグに放り込んでおきましょう。
毎回、荷物に入っているのことに気づかない目立たない存在ですが、世界旅行においては無類の強さを誇ります。USBは世界共通規格の通信方式であり、同時に世界共通の充電方法でもあります。
飛行機内の充電ジャックや空港ラウンジのソケット、ホテルの充電口まで、最近ではUSBコンセントをよく見かけます。
ACアダプターやプラグを現地で調達すれば、スマホの電源を気にすることなく旅を続けられます。
中国で味わいましたが、見知らぬ土地でスマホの電池が2割を切ったときの不安感は、かつて感じたことがないほど強烈なものでした。
あるとやっぱり安心
モバイルバッテリー
電源の確保は、旅の不安を軽くしてくれます。2本もあれば、更に余裕が生まれます。
写真機能の主流が、デジカメからスマホに映って久しいですが、その分スマホの電力消費は増加の一途をたどっています。
電池を気にして写真を撮れないなど、本末転倒です。気にするくらいなら予備電源を持っていきましょう。
ものによっては懐中電灯の代わりになったり、付加機能のついたものがあって便利ですよ。
充電容量と携帯性のバランスを取って持っていきましょう。
なお、預け手荷物にはモバイルバッテリーを入れることができません。忘れたころにやってしまうので、くれぐれもご注意を。
10,000mAh以上の容量があれば、普通のスマホ2回分くらいはフルチャージできるので安心です。
Wifiルーター
Wifiルーターのよいところは、多人数接続と、接続できない電子機器が少ない点です。
SIMカードを利用しての通信は、電波帯域の相性次第では、利用できない可能性もあります。
Wifiは基本的に共通規格なので、どちらかといえば安定していますね。
空港でレンタルできるので、海外でネット環境を探す不安とおさらばできます。
ペンとメモ帳
機内での税申告の記入に必要……という面が一般的ですが、どちらかといえば筆談目的です。発音が通じなくても、アルファベットさえわかれば、紙に書いたほうがよく通じます。
特に、ローカル列車に乗る時は、前もって電車の番号を調べておき、行先と共にチケットカウンターに渡してしまいましょう。係の人も、窓口でまごつくよりも歓迎してくれるはずです。
なお、これは日本人の特権ですが、漢字の仕組みを理解していれば、多少の応用で中国旅行ができます。
小中高と、何全文字も書き取ったかいがあるというものですよね。存分に日本人の強みを行使してやりましょう。
関連記事:【中国】北京から上海まで陸路で。北京から南京行きの夜行列車に乗るまで。【1日目】
大衆受け度外視で個人的にイチオシ
コンパス
たとえ需要があろうがなかろうが、全力で推します。百均で手に入りますので、旅のお供にぜひ持って行ってください。
見知らぬ街で、北も南もわからずに歩けば、疲労感は倍増します。道を間違えることがあればなおさらでしょう。
コンパス機能のついたスマホもありますが、電波が安定しない地域では、センサーが正しく機能しないことがよくあります。
私はこれまで、太陽と星の位置を適当に見て方向を定めることが多かったのですが、7割がた失敗に終わっています。
北と南がはっきりするだけでも、旅のストレスは半分以下となります。個人的に、羅針盤を発明した人は、人類史上最高の発見者だと思います。
世界の街角で迷う前に、素直に地球の磁場を頼りましょう。大地の力はあなたを欺きません。
マネークリップ
毎度様々な記事でおすすめしますが、個人的にはマネークリップイチオシです。
いちいち説明するのもくどいので要点をあげますと、
- かさばらない
- 濡れても平気
- 安い
- クレジットカードが収納出来たりする
などです。
詳しくは次の記事からどうぞ。
関連記事:ミニマリストが海外旅行でマネークリップを持つべき5つの理由。
家から持っていく荷物は最小限を心がけよう
必要最低限のラインでまとめてみましたがいかがでしょうか?
繰り返しになりますが、旅に出るときの荷物は少なくしましょう。単純に、荷物が重いと足が疲れます。疲れると、旅が楽しくなくなります。それに、お土産も入らなくなります。
ちょっと荷物が軽くて心細いくらいがちょうどよいです。本当に必要なものは、そこに文明さえあれば手に入りますので、あまり怖がらなくてもいいと思いますよ。