旅をするのであれば物を持ちすぎるよりも、いっそ足りないほうがよいです。
理由としてはシンプルです。
「物が多いと重くてかさばる」ことと「本当に必要なものは文明のある国なら調達できる」からです。
今回は韓国旅行ですが、私の持ち物を公開します。
いるものいらないもの、あなたの参考になれば幸いです。
まかりまちがっても、変圧器などという重量物は持っていかないほうがいいです。
関連記事:変圧器、覚えていますか?重くて大きいので、短期の海外旅行には不要です。
※追記、旅行記をアップしました。
関連記事:【韓国】ソウルからプサンまで半島縦断途中下車の旅。仕事終わりの強行軍にサクララウンジの食事がありがたい。
目次
一人で海外旅行するならこれだけあれば十分だった
パスポート
言わずもがな、パスポートがなければ外国には行けません。
忘れてしまったら、何があっても搭乗できません。
忘れる人もいないとは思いますが念のため。
クレジットカード3枚
クレジットカードを忘れたら、その旅は中止しましょう。
無事に帰ってこられない可能性があります。
現金を持っているからといって安心なわけではありません。
盗難に遭ったり、資金が尽きたらそこでアウトです。
国内旅行にATMのカードを持って行かない人はいないと思いますが、海外ではクレジットカードがキャッシュカードの代わりです。
クレジットカード3枚の内訳は、メインカード(保険やサービスが充実しているもの)、VISAのサブカード、Masterのサブカードでいいと思います。
くれぐれも、命綱なしの旅行は避けましょう。
関連記事:カード嫌いでも現金主義でも海外旅行中はクレジットカードが必要な9つの理由。
海外旅行好きならデルタAMEXゴールドカードを持っていると、スカイチーム利用時にラウンジを利用できます。
関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。
「年会費のかかるクレジットカードはちょっと…」というあなたには、無料で作れるエポスカードをおススメします。
年会費タダですが海外旅行保険が無料で付いてきます。
関連記事:エポスカードは「得しかしない」クレジットカード。年会費無料でも海外旅行保険が手厚い!
ボストンバッグ
あえてボストンバッグとしたのは、理由がありまして、手荷物としても預け荷物としても運用がしやすいからです。
純粋な手荷物としてはリュックサックが便利ですが、空港で荷物を預ける際に、内容物が破損するおそれがあります。
底面スタッド付きのボストンバッグであれば、ビン類などの破損を、ある程度防ぐことができます。
お酒の瓶やペットボトルも入りますが、欲張りすぎて関税がかからないようにしたいですね。
関連記事:お酒の日本への持ち込みについて。関税がかかるのは、何本から?
サブバッグ
パスポートやクレジットカードなど、身の回りの携帯品は、サブバッグに分けると便利です。
理由は二つあり、空港で荷物を預けた際に貴重品管理をしやすいのと、ホテルに大きな荷物を置いて観光できるところです。
持っていなければ、海外の市場などで安いものを買ってしまうのも手です。
追記、サブバッグに有用なウエストポーチを見つけました。
セキュリポ セキュリティポーチ スキミング防止 薄型 ウエストポーチ 貴重品 ポーチ 旅行便利グッズ【防水ライクラ生地】 LiberFlyer (ブラック(黒ジッパー))
関連記事:80点!旅行用ウェストポーチ【セキュリポ】の使い勝手がよかったのでレビューする。
スマホ
スマホのマップは現代の航海図です。
なくても死ぬようなことはありませんが、限りなく必需品に近いです。
持っていく場合は、日本でも有効な海外プリペイドSIMカードを、あらかじめセッティングしていくとスムーズです。
近年常識と化しつつありますが、海外での利用前には、SIMロックを解除しておくか、最初からSIMフリースマホを準備しましょう。
複数人での海外旅行はポータブルWi-Fiがおススメです。タクシーの相乗りのように、大勢で使うほどお得になります。
マネークリップ
ミニマリストの旅行とマネークリップは非常に相性がよいです。
詳しくは関連記事を参照いただければわかりますが、旅行の旅にメインの財布の中身を入れ替えるのは非常に手間です。
そこまで値が張るわけでもありませんので、旅行用に一つ購入しておくと便利です。
[STORUS (ストラス) ] スマートマネークリップ チタンコーティング
Storus Smart Money Clip money clip (2.25L x 2.9H x 0.6W Inches Brushed Stainless) [並行輸入品]
関連記事:ミニマリストが海外旅行でマネークリップを持つべき5つの理由。
着替え1日分
着替えは2日分以上持っていく必要はありません。
必要なら、現地で衣服を調達したり、ホテルの石鹸を利用して洗濯しましょう。
ヘタれた服を着ていって、現地で新品に入れ替えてしまうのもいいでしょう。
日本製ではないからといって、気にすることはありません。日本に売っている衣服の大半は外国製です。
USBケーブル・アダプター
現地でも調達できますが、スマホの電池が切れると、旅の選択肢が大幅に狭まりますので、保険として持っていきたいところです。
あらかじめ用意していくと、ラウンジや機内で充電できることもありますので、できれば持っていきましょう。
USBは世界共通の充電規格です。
モバイルバッテリー
上に続き、電源の確保に役立ちます。
使わずに済むのが一番ですが、私は何度かお世話になりました。
電圧の高い東南アジアや中国では、スマホを充電する際、なぜかビリビリします。
静電気タッチパネルの影響だと思いますが、気になる場合、スマホへの電源供給は、モバイルバッテリーを挟むといいでしょう。
普段はカバンの奥にしまっておいて、旅行には必ず持っていきましょう。防災用にも役立ちます。
関連記事:海外でスマホを充電するとビリビリする?モバイルバッテリーを利用すると安心。
ハンカチ・タオル
たかが布切れですが、色々な場面で役立ちます。
広げれば風呂敷になりますし、傷口のケアにも使えます。水に濡らして首に巻けば、体温の調節にも役立ちます。
アイデア次第で様々な用途がありますので、最低1枚は携帯しましょう。
ボールペン
空港や機内で役に立ちます。
海外旅行に行ったことのない方にはピンとこないかもしれませんが、とにかく持っていくことです。
税関書類や入国カードの記入の際、あたふたせずに済みます。
紙スリッパ・耳栓
主に機内向けのアイテムです。
耳栓に関してはイヤホンでも代用できますが、寝ることに集中するのであれば、耳栓一択です。
百均で購入できますので旅行前に調達しましょう。
紙スリッパはトイレに行く際便利です。靴下や裸足でウロウロすると、CAさんが内心嫌がるのでやめておきましょう。
コンパス
おそらく、このブログにおいて、一番しつこくおススメするアイテムです。
私は旅に出る都度、コンパスを発明してくれた誰かと、地球の磁場に対して、感謝の念を禁じえません。
旅に出る以上、足が資本だと心得ましょう。
自分は元気なつもりでも、足が疲れると旅行どころではありません。
コンパスで方向を確認しながら進むと、その日の足を節約することができます。これが、コンパスを持つ一番の意義です。
原始的であるがゆえにもっとも効果的です。
逆にいらなかったものはこちら
ミニマリストなら必要なものよりいらないものに気をつけましょう。
トランクなんていらない。バッグ一つで海外旅行に行ける!
そう宣言できるようならあなたもミニマリストトラベラーの仲間入りです。
スーツケース
重い、大きい、預けないといけないなど、あなたの旅を縛るものです。必要でないのであれば、真っ先に切り捨てましょう。
また、日本ほど舗装された道路がある国も珍しいです。海外の歩道は凸凹があることが多いので、持ち運びは困難を極めます。
持ち運びするのであれば、バッグのほうが融通が利きます。
お土産をたくさん買って帰りたい!などの理由で、どうしてもスーツケースを持っていきたい場合は、せめてハードケースにしましょう。
ソフトケースは空港で預けた際に中身が破損したり、ハサミやナイフで中身を抜かれる可能性があります。
変圧器
もはや一昔前の遺物です。
このようなものを利用しなくても、主要な電子機器の電圧は、アダプター利用時で100vから240vに対応しています。
また、USB規格の普及も大きいです。世界標準の通信規格であるとともに、世界標準の電源規格でもありますので、汎用性抜群です。
変圧器を用意するくらいなら、USBケーブルを数本調達してから旅に出ましょう。
関連記事:変圧器、覚えていますか?重くて大きいので短期の海外旅行には不要です。
2泊分以上の着替え
衣食住というくらいですので、衣服のない国はほとんど存在しません。
たまの休日くらい、好きな服を着たいという気持ちもわかりますが、旅で気遣うべきポイントは、他にも多々あります。
くたびれた服と交換で、旅先で衣服を調達する余裕があってもよいのではないでしょうか。
そもそも、日本で買える衣類も、中国産やベトナム産が多かったりしますので、あまり違和感がないのではないでしょうか。
カメラ
もはやスマホに取って代わられた感のある家電代表です。
最近は通信機能を持たせたカメラもありますが、通信面で語ればスマホが専門分野です。
気合を入れて一眼レフ持ち歩くような方々以外なら、スマホのカメラ機能で十分でしょう。唯一、スマホのズーム機能には期待しないほうがいいです。
私もブログ用の撮影時にはスマホを利用しています。
紙でできた本
重くてかさばるうえに、水にも弱いです。
ガイドブックや文庫本は持っていきたくなりますが、優先度は低いと心得ましょう。
活字がないと落ち着かない方は、電子書籍にすべきです。
関連記事:海外旅行で紙の本の代わりに電子書籍を選ぶべきこれだけの理由。
帰国日の決まっている旅行ならパスポートとクレジットカードさえあれば何もいらない
一気に羅列すると持ち物が多く見えるでしょうか。
極論を述べると、パスポートとクレジットカードさえあれば、文明圏への渡航に関しては、何の不自由もありません。
日本円すら不要でしょう。
あえて追加するならば、スマホとコンパスくらいでしょうか。
自由気ままに旅行するのであれば、先の展開ほど読めません。
私はこれまで、物がなくて不自由するよりは、捨てられないものがあることで不自由してきました。
人間が暮らすために、本当に必要なものは、どこの国にでもあります。
あなたも、次の旅は少ない持ち物で始めてみてはいかがでしょうか?
きっと、旅の自由度が増しますよ。
どこに行こうか迷っているようでしたら目次ページも参考にしてみてください。
関連記事:国・地域別情報