海外旅行の生命線である、スマホの電源を確保するための知恵について記事にしました。
日本のように気軽に充電できない外国で、電池切れを起こさないための対策は、大きく2通りです。
目次
スマホの充電スポットがない状況で取れる対策は2つだけ
海外旅行では、手持ちスマホを充電しづらい状況が、多々あります。
国外のプラグ事情はもちろんのこと、空港でも充電スペースは限られていますし、飛行機は航空会社や機材によって、ついていたりいなかったりします。
ここでは、スマホを充電できる施設がない場合を想定して、バッテリー確保の対策について考察しました。
使用電力を減らす
スマホの充電対策として、まず挙げられるのが、電池のやりくりです。
限りあるバッテリーを有効に利用するため、次のような対策はいかがでしょうか?
フライトモードを利用する
海外旅行中は、待ち受け度外視で、いっそのことフライトモードに切り替えてしまうのも有効だと思います。
スマホの電力消費の中でも、通信関連に割かれる割合は多く、通信機能を遮断するだけで、電池のもちは飛躍的に上がります。
電源を落としてしまうと、再起動に時間がかかりますが、フライトモードなら、復帰も速いです。
電話はもちろん、ラインの通知やWebメールにいたるまで、通信手段がシャットアウトされますが「海外旅行中くらいは一人になりたい」というあなたにうってつけです。
ただし、GPS機能も一緒に切れてしまうので、旅したルートを保存しておきたい方は、注意が必要です。
関連記事:Googleのロケーション履歴(タイムライン)を使って旅の軌跡を作る方法。
なお、あまり知られていませんが、フライトモードに切り替えた後でも、WifiやBluetoothは、個別にオン状態にできます。参考までに。
普段からスマホが高温にならないよう注意する
スマホに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、熱に弱いです。
暑い環境下でバッテリーの減りが速くなるというものではなく、電池そのものの劣化が進むからです。
普段から、暑い環境下でゲームをしたり、肌に触れるような状態で持ち歩くと、バッテリーの最大値がモリモリ減っていきます。
また、充電しながら使用するなど、もってのほかです。
スマホの電池を維持するには、普段からの心掛けが重要と言えるでしょう。
対策としては、高温化で連続使用しない、WifiやGPSを切断する、持ち歩くときにはバッグを利用する、などです。
たまには再起動する
スマホには、バックグラウンドで作動するプログラムが多くあります。
一見、何も表示されていない画面でも、裏ではがんばってプログラムが動いていると、電池の消耗が大きくなります。
スマホを再起動すると、ニュートラルな状態にもどりますので、いつもより電池の減りが速いと感じたら、一度再起動してみるのもいいでしょう。
保有電力を増やす
スマホの電池対策その2です。
こちらは、手持ちの電源を増やすというベクトルでご提案します。
モバイルバッテリーを持ち込む
私としては、一番おすすめの方法です。
モバイルバッテリーがあることで、予備のスマホが1台増えたような運用が可能です。
また、プラグ形状を気にせず充電できるのも強みだといえます。そもそも、コンセントいらないです。いつでもどこでもチャージ可能ですから。
Bluetoothイヤホンなど、周辺機器の電力もまかなえますので、充電ポートが複数あると心強いです。
弱点があるとすれば、スマホを利用していないときでないと、落ち着いて充電できない点でしょうか。
関連記事:海外でスマホを充電するとビリビリする?モバイルバッテリーを利用すると安心。
便利なモバイルバッテリーですが、空港では預け手荷物に入れられないので注意してください。
予備のスマホを用意する
買い替え前のスマホ、壊れずに残っていませんか?
もし残って入れば、海外旅行用のサブスマホとして活用してみましょう。
ネット通信関連はサブスマホに任せて、メインスマホは通信機能を切断したうえで、カメラや音楽プレイヤーとして使うなど、運用の幅が広がります。
1台を充電しているときに、もう1台を利用できるのも強みですね。
メインとサブを切り替えながら旅行する場合、台数分のSIMカードを用意したり、差し替えたりするのは、どちらも効率が悪いです。
このような場合、通信手段はモバイルルーターに頼りましょう。
電子機器を目的ごとに複数持ち込む
音楽プレーヤーにカメラ、電子書籍リーダーに携帯ゲームなどなど、スマホに役割を奪われた家電は、数多くあります。
言い換えると、それだけ多くの機能をスマホが負担しているわけですね。
電池容量を考慮すると、一昔前に戻って、それぞれの電子機器を持っていくのも、アイデアの一つです。
音楽を聴くときはウォークマンを利用したり、ゲームは携帯ゲーム機を持ち込むのもいいと思います。
スマホの故障リスク分散にもつながりますが、荷物がかさばるのが難点ですね。個人的には、充電ケーブルがごちゃごちゃ増えるのもいただけません。
私の場合、ケーブル類は、まとめてジップロックに入れて持っていくようにしています。
スマートフォンの役割が幅広いからこそ電池残量には気を遣おう
地図、カメラ、音楽プレーヤー、電子チケット、マイレージクラブの会員証、翻訳アプリなどなど、海外旅行でスマホが担う役割は多く、どれも重要です。
長距離の移動中は、ついつい暇つぶしにスマホを触りがちですが、いざというときに利用できないのでは本末転倒です。
スマホの電池残量をキープすることが、旅行を快適にする基本となりますので、電池残量には常に気を配るようにしましょう。
出発前の空港でラウンジを利用できれば、電池残量100%で旅行を始められるので、安心感が増すでしょう。
ラウンジを簡単に利用できる方法については、別記事で解説します。
正直、まともに航空会社の上級会員になるより、クレジットカードの特典を利用するほうが手っ取り早いです。
関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。
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