マレーシア 旅日記

【1日目・マレーシア】クアラルンプールからシンガポールまで国境を越えて。JBSentralまでの長い一日。

投稿日:2019/02/20 更新日:

これまで、それなりに旅をしてきたつもりでしたが、いまだに、陸路で国境を越えたことがなかったので、手近な国境地帯を目指すことにしました。

今回の目的地は、マレーシアとシンガポールの国境都市、ジョホールバルです。

普通に行くのであれば、シンガポールの最北端から、マレーシアへと入国するのが近いですが、せっかくなので、逆にマレーシア側からのルートを試すことにしたのです。

マレーシアの首都、クアラルンプールからは、ジョホールバルへのバスが出ていますが、私はニッチトラベラーなので、鉄道をチョイスしました。

マレーシア鉄道は、昨今の電線化に伴い、急激に列車の路線が変化しています。

以前は、寝台列車なども出ていたようですが、現在は、直行での列車がなくなったそうで、残念でした。

他の地域を旅するときもそうですが、最新情報は現地の駅で聞くか、オフィシャルサイトを確認するのが、一番正確です。

参考:鉄道・長距離バス - Tourism Malaysia Official Site

日本に住んでいる限り、普段は意識することがない「国境」。

今、初めての国境越え旅行に、心が高鳴ります。

目次

旅日記1日目

日付:2019/1/10 ⇒ 2019/1/11

出発地:羽田空港

経由地:クアラルンプール市内

到着地:ジョホールバル

見どころ:旧クアラルンプール駅

ひとこと:出発地からの移動距離がすさまじいことになっています。長い1日でした。

※2019/1/16現在  1MYR(マレーシアリンギット) = 26.46JPY(日本円)

旅の軌跡

21:45 羽田空港のANAラウンジで出航を待つ

今回の最初の目的地は、マレーシアのクアラルンプールです。

エクストリーム出退社(※)を試してみたかったので、東京で仕事が終わってから、羽田空港へと直行でした。

※エクストリーム出社:会社へと出社する朝まで、何らかの活動をした後に、会社へと直行する荒業。週末に旅行へと出かけ、月曜日の朝に帰着して、そのまま会社へ行くなどの事例がある。

さすがに、エコノミークラスだと、休み明けの仕事に響きそうだったので、今回は、ANAのプレミアムエコノミークラスを利用しました。

このため、いつものスカイチームラウンジではなく、ANAラウンジです。

ANAラウンジは、プレミアムエコノミークラスと、ビジネスクラス用のラウンジです。

フロアが清潔で、どこか近未来的です。

同空港にある、JALのサクララウンジと同等と思いました。

サクララウンジとの明確な差異は、これ、日本酒バーの存在です。

陶器製の容器が6個ほど並んでおり、日本酒好きにはたまらないでしょう。

空港ラウンジ訪問記【#002】羽田空港ANAラウンジ(2019/1)

  • 食べ物:★★★★
  • 飲み物:★★★★★
  • 混雑度:★★
  • スタッフ:★★★★
  • 設備:★★★★

総評:★★★★

場所: 成田国際空港第2ターミナル2階、ゲート71付近

シャワー:あり

食事:あり

軽食:あり

アルコール:あり

利用航空会社:ANA

利用時資格:ANAプレミアムエコノミークラス、ANAビジネスクラス、ANA上級会員、スターアライアンス上級会員

コメント:木曜日の深夜にも関わらず、相当に混雑していました。国内の会社だけに、利用者が多いのでしょうか。シャワールームが3時間以上待ちで、ついに使えませんでした。

備考:なし

参考:VIPラウンジ - チャイナエアライン

07:10 クアラルンプール国際空港へと到着

プレミアムエコノミークラスでは、フルフラットとまではいきませんが、違和感なく眠れる角度まで、座席を倒すことができました。

足元にフットレストがあるなど、深夜便利用時には、選択肢に入れてもよいと思います。

それでも、到着する頃には、足がむくんで靴を履けないほどでしたが。

到着ポイントから、連絡用のシャトル電車を乗って、税関を抜けます。

途中、SIMカード用の販売ブースがありましたが、日本でSIMカードを調達済みであったので、素通りしてきました。

しかし、ここで問題発生。

SIMカードのアクティベートが済んだにも関わらず、一向にインターネットに接続されません。

ここのところ毎回ですが、またも空港で通信手段が皆無となりました。

そんなわけで、プリペイドSIMカードから探すことにしました。

税関を抜けて、左手すぐに、SIMカードを買えそうなお店がありましたので、助かりました。

わずか10リンギット(約270円)で、6GBの通信量が手に入ったので、結果よしとしましょう。

買い方や通信プランにつきましては、別記事にまとめました。

関連記事:【マレーシア】現地購入に挑戦。クアラルンプール国際空港での、お安いSIMカードの買い方。

到着フロアには、ATMもあるので、ここで資金を調達しました。

ATMを探すのに、数時間歩き回った中国旅行に比べると、だいぶイージーです。

今回は、鉄道を利用して南方へと向かうため、一度バスで、クアラルンプール市内を目指すことにしました。

バス乗り場は到着階から一階層下がった2階から、連絡通路を通っていきます。

日本語での案内もあるので、迷うことはないでしょう。

バス乗り場です。

チケットカウンターがありますが、クレジットカードが使えなかったので、現金をしておいて正解でした。

マラッカやイポーなど、地方行のバスが充実していました。

むしろ、今回の目的地である、ジョホールバルすら、空港から直行できます。

ということで、迷わずクアラルンプール市内へのチケットを購入しました。

【KL Sentral】行きです。

マレーシアでは、独特の英語表記が目立ちます。

ターミナル内には、簡単な食堂があるので、時間があれば腹ごしらえができます。

私は、バスの時間が迫っていたので、隣の売店で、飲み物だけ買いました。

チケットに、ゲートの番号が書かれているので、出発までに並んでいれば、係りの人が呼んでくれます。

朝着だからか、そこまで混みあいませんでした。

シートに番号が書かれていなかったため、チケットに書かれた座席を探してウロウロすることになりました。

実は、指定席であるようで、そうでもないそうなのですね。

先に乗っていた先輩諸兄が、「自由席だよ!」と教えてくれました。

先ほど購入したSIMカードを、車内で有効化しました。

この日の行動記録は、このあたりから始まっているはずです。

南国の朝を、バスがひた走ります。

直行なので、楽なものです。

飛行機で寝足りなかった分を取り戻そうと、しばらく仮眠をとることにしました。

09:15 KL Sentral駅到着

クアラルンプールが近づくにつれて、徐々に渋滞していましたが、さしたる遅延もなく、【KL Sentral】へと到着しました。

乗客は、アジアン半分、その他半分といったところです。

多民族国家だけあって、外国人でも遊びに来やすいのでしょうか。

壁面に案内がありましたが、駅へと向かう通路のようです。

ひとまず駅を抜けたかったので、逆方向へと歩いていきました。

矢印に逆らって、ひたすらまっすぐ進むと、大通りに出ました。

運よく幹線沿いだったらしく、ほどなくバス停発見です。

見ると、セントラルマーケットまで行くようだったので、バスを待つことにしました。

セントラルマーケットからは、今回の目的地の一つである、クアラルンプール旧国鉄駅まで、徒歩で行けます。

地図ではこのあたりです。

KLセントラル駅から、通りへ降りてすぐの場所にあります。

値段が書いていないので不安でしたが、乗る前に尋ねてみると、1リンギット(約30円弱)でした。

昔ながらの運賃箱に、1リンギット札を入れると、わざわざ領収書をくれるという、明朗会計ぶりです。

バスの運賃を知るのにも苦労した中国旅行とは違って、英語が通じるだけで、旅が楽になります。

09:30 セントラルマーケットを探索

バスに乗ること10分ほど。

セントラルマーケットの看板が見えてきました。

営業時間は10時からです。

少し時間があるので、近くで朝食をとることにしました。

セントラルマーケット向かいのフードコートです。

他に、朝から営業しているような店がなかったので、入ってみることにしました。

店内をウロウロしていると、ニコニコ顔のおじさんが、「座りなよ!」と、席を指さしてくれます。

お言葉に甘えて着席です。

見たところ、それなりにメニューが豊富です。

せっかくのマレーシアということで、朝食の定番、ナシレマをいただくことにしました。

4リンギット(100円強)。

東南アジアのローカル食堂は、日本と比べて、きわめてお安い傾向にあります。

ナシレマは、フライドチキンにゆで卵、木の実がサイドに盛り付けられており、辛めのチリソースをトッピングしたごはん料理です。

本日は、よくも悪くも普通の味わいでした。

トラベルグルメレーティング【#009】セントラルマーケット横のローカル食堂でナシレマ(2019/1/11)

  • 味:★★
  • 安さ:★★★
  • 量:★★★
  • 親切度:★★★★
  • 誠実度:★★

総評:★★

値段:12リンギット(約320円)

場所:クアラルンプール市内セントラルマーケット向かって右側

コメント:可も不可もなく、普通のナシレマでした。チリソースが辛めだったのが、個人的には好きでした。

備考:観光客価格あり?

会計札の代わりに、ICカードで精算するようです。

と、ここで異常事態に気が付きます。

メニューを見て計算したところ、飲み物含めて、半値の6リンギットのはずが、倍の12リンギット請求されてしまいました。

確証はありませんでしたが、値段の書かれた伝票もないため、言い値で支払うことにしました。

できれば、気持ちよくフェアに商売していただけると嬉しいのですが、彼らにとっては、生まれた国の違いだけで、物価に差があるのも、フェアではないと感じるのかもしれません。

ともあれ、おなかも膨れたので、再びセントラルマーケットの門をたたきました。

10時ちょうど、市場の門が開きます。

朝でも日差しが強かったので、涼しい場所へ避難できて、ほっと一息です。

全体的にカラフルです。

古き良きアジアの雰囲気、女性のほうが好きかもしれません。

衣料品に雑貨、食器が安く手に入ります。

私は、自分へのお土産にストールを購入しました。

日本は真冬なので、ちょうどよかったです。

こちらのお店では、マレーシア人のお姉さんが、英語の先生よろしく、流ちょうな英語でセールストークをしてくれました。

これが、マシンガンのごとく止まりません。

会社はマレーシアにあって、インドや中東から生地を仕入れているそうです。

全部で4点購入しました。

全部で130リンギット(約3,500円)、日本で1着マフラーを買うより安かったので、いい買い物でした。

最後に、英語の授業料の代わりにと、チップを差し上げようとすると、いらないとの謙虚ぶりです。

せめて、ということで、飛行機内から、非常食代わりに持ち帰った、カントリーマアムを差し上げたところ、喜んでいただけました。

お店の場所など、詳しい情報は、別記事にまとめました。

関連記事:【マレーシア】クアラルンプールのセントラルマーケットで見つけたカシミヤストール。格安でもため息が出るほど極上だった。

続いて、マーケット1階を散策していると、なまこ石鹸なる手作り石鹸が目につきました。

東アジア系の顔立ちと見ると、日本語で呼び込みがあります。

民芸調でおしゃれです。

物は試しに、数個買ってみました。

こちらも、別記事を設けました。

関連記事:【マレーシア】ナマコ石鹸って聞いたことある?値段はいくら?答えはここ、クアラルンプール駅近くのセントラルマーケットで。

11:00 旧クアラルンプール駅へと向かう

少しマーケットでのんびりしすぎたので、ここからは、クアラルンプール鉄道駅へとまっすぐ向かうことにしました。

ここから、列車を乗り継いで、マレーシア最南端の街、【ジョホールバル】を目指すのが、今回の旅の目的です。

セントラルマーケットから、クアラルンプール駅までは、Pasar Seni駅からの連絡通路からアクセスできます。

左手奥がMRTの駅、右に行くと鉄道駅です。

長い橋を渡っていきます。

見下ろすと、街の名前にもなった河が流れています。

クアラルンプール、すなわち「泥の河」と呼ばれているそうです。

クアラルンプール鉄道駅です。

全体的に改装工事の真っただ中でした。

自動改札が設置されていましたが、通れなかったので、駅員さんに鉄道チケットを見せたところ、横から通ってよいとのことでした。

このあたりの事情は、別の記事にまとめました。きっぷの事前購入方法についても、図入りで解説しています。

関連記事:【マレーシア】クアラルンプールから、国境都市ジョホールバルまで。鉄道での行き方について。

地方行きの鉄道駅ですが、工事音を除けば、しんと静まり返っていました。

数組の旅人がホームにたたずんでいました。

方面的に推測すると、【Batu Caves】観光でしょうか。

私はまだ行ったことがありません。

列車が来るまで時間があったので、駅から外に出てみました。

白亜の巨大な駅です。

壊れて動かなくなった自動ドアから、哀愁が漂ってきます。

駅の大きさを考えると、昔は、もっとたくさんの人々が行き交っていたのでしょうか。

一応、駅の機能は生きているようです。

今回の目的地はJBSentral駅、シンガポールとの国境直結駅です。

経由駅のGemas駅までは、連絡通路を通って、逆側のホームから電車が走っています。

ホームに売店があります。

軽食用に、パンと水を買っておきました。

線路の向こうに思いを馳せると、いつでも心が高鳴ります。

車両は新しくきれいでした。

どことなく、近未来的な内装です。

食堂車が連結されています。

次回は使ってみたいものです。

日本の特急列車のようなシートです。

足元が広々としており、リクライニングも深めなので、快適です。

乗客も少なかったので、全体的にゆったりしていました。

バニラクリームをはさんだ菓子パンです。

美味でした。

窓の外に、赤道圏内の熱帯風景が広がっています。

日本は冬でも、マレーシアは夏なので、車内では冷房が使われています。

この冷房ですが、異常に強烈で、冬の日本に逆戻りした気分になりました。

日本からマフラーを持ってきていたので、常夏の国で真冬の国の恰好をすることになりました。

12時前に出発すると、乗換駅のGemasには、14時半頃の到着となる見込みです。

朝から動きっぱなしで、足がくたびれていたので、急速にはよい時間でした。

14:30 Gemas駅に到着

電車のエアコンで、体がすっかり冷え切っていたため、外の暑さが心地よかったです。

Gemasはマレーシア東南部に位置しています。

ここから、マレーシア鉄道が分岐されているためか、地方の駅にしては、駅舎が新しめです。

会社で、マレーシア人の同僚に聞いたところ、「グマス」と発音するのが正しいようです。

一言で表すと、何もない駅、という表現がぴったりです。

何もないと言っても、無人駅はないので、北海道のローカル線よりは人気があります。

乗り換えまで時間があったので、食料の調達をかねて、駅舎を出ました。

駅構内には、売店らしきものがありませんでした。

旧駅舎でしょうか。

どうにも、こういった風景が好きです。

奥に見えるのが現駅舎です。

回りの閑散とした空気の中でそびえたつ様は、若干異質な雰囲気を醸し出しています。

駅から200から300メートルほど歩くと、Gemasの街並みが見えてきます。

駅前には商店街がありますが、ローカル度100%です。

古いアメリカ映画に出てくる、田舎町が思い浮かびました。

少し歩いて、車道を渡ると、セブンイレブンがありましたので、こちらで水と食料を買い足しました。

この先、夜まで列車の中となるため、事実上、最後の補給ポイントと思われます。

車が砂ぼこりを巻き上げて走り去っていきます。

駅に戻りました。

売店施設はあるようなのですが、シャッターが下りています。

電車が接近すると、2階の改札で、「JBSentral!」と呼んでくれますので、ここからホームに降りられます。

ホームで電車を待っている間、駅舎に巣を作った渡り鳥が、1羽で飛んでいました。

どこか、寒い国からやってきたのでしょうか。

だとしたら、私も同じようなものですね。

前の電車と同じく、全席指定です。

奥のほう、よく見ると、ガラスが粉々になっています。

何があったのかわかりませんでしたが、駅員が乗り込んで、何やら話し合っていたので、あるべき姿ではないのでしょう。

15時35分、Gemasを出発です。

窓が広々としていて、気持ちがいいです。

車内検札で呼ばれるまで、夢中になっていました。

Gemasから南は、ひたすらこのような風景が広がっていました。

ジャングルを切り開いて、線路でも作っているのでしょうか、さかんに工事車両が行き交っていました。

車両連結部ですが、やはり外部ドアが開け広げられていました。

経験上、アジアの列車は、ドア開放率が高めです。

名前もわからない駅を見ると、自分が遠くにやってきた気分になります。

これから先、一生降りることもないであろう駅です。

単線なのか、立ち寄る駅で停車を繰り返しながら、ジョホールバルへと歩を進めていきました。

20:10 JBSentral駅に到着

Gemasからおよそ4時間半、長い道のりでした。

ジョホールバルの中心駅、その名も【JBSentral】に到着です。

途中、車内販売がありましたが、軽食というより、お菓子程度しか売っていなかったので、さすがにおなかが空いてきました。

腹の虫は、ひとまず置いておいて、予約していたホテルへまっすぐ向かうことにしました。

シンガポールとの国境、Woodlands方面出口から、タクシーを拾います。

駅の案内板は、逆方向の出口をタクシー乗り場として案内していましたが、外国人と見るや、100%吹っ掛けてきたので、反対側を試すことにしました。

メーター利用などもってのほかといった感じでした。

3kmの道のりで50リンギット(約1,300円)では、日本よりも高いです。

どこかにまともなタクシーがないか探していると、出口から左に100mほど向かった場所に、タクシープールがありました。

こちらは、窓口で事前に行き場所を告げて、タクシーチケットを購入するシステムなので、きわめてフェアです。

乗り場についての詳しい行き方は、翌日明るくなってから写真に収めました。

関連記事:【マレーシア】JBSentral駅から定額制のタクシーに乗る方法。交渉しないで済むのは楽。

21:15 ホテルに到着

無事、タクシーに乗ることができたので、早々にホテルを目指すことにしました。

マレーシアだけではなく、東南アジアでは、歩道が整備されていないところも多いため、目的地まで車道しかないおそれもあります。

歩いてホテルへ向かうことにならずによかったです。

シンガポールとマレーシアを隔てる、ジョホール海峡を横目に進むこと、10分ほど。

巨大なホテルが見えてきました。

ウォーターフロントと名付けられただけあって、海峡の間隣に位置しています。

ショッピングモールやレストランが併設されており、利便性が高そうです。

ホテル棟の隣には、セブンイレブンもあります。

フロントでのチェックインを前に、買い出しにきました。

フロント奥の通路から、ショッピングモールへ出られます。

写真右手が、食料品店となっていたので、ビールを2本ほどいただいていきました。

改めてチェックインし、客室へと向かいました。

ホテル内は、中央が大きく吹き抜けになっており、解放感がありますが、建物自体は古めです。

どことなく、昭和中期に乱立された、巨大な箱物文化を連想させられました。

吹き抜け中心のバーからは、ピアノの生演奏が聞こえてきました。

多少のくたびれていますが、室内は広々としており、十分きれいです。

このクラスのホテルに、2人部屋4,000円以下で泊まれるのは、東南アジアならではの魅力です。

冷蔵庫がありましたが、冷えませんでした。

たまたまかもしれませんが。

ボトルビールを買いましたが、栓抜きがないので、フロントに持ってきてもらいました。

次から、缶ビールにするか、栓抜きを携帯しようと思った一幕です。

旅人の宿屋【#008】ベルジャヤ ウォーターフロント ホテル (Berjaya Waterfront Hotel)

  • アクセス:★★★ JBSentral駅からタクシーで10分、近くにバス乗り場もある
  • 静粛性:★★★★
  • 清潔度:★★★ 築年数高めをどう捉えるか
  • 安さ:★★★ 日本と比べると安いが、周囲のホテルでは平均的
  • スタッフ:★★★★
  • 設備:★★★★ バーやクラブにスパ、コンビニなど、ホテルの敷地内で一通りそろう

総評:★★★★

  • 場所:JBSentral駅からジョホール海峡沿いに東へ3km
  • 対応言語:マレー語、英語
  • 部屋タイプ:ダブル
  • シャワー:あり
  • バスタブ:あり
  • テレビ:あり
  • 冷蔵庫:あり(冷えない?)
  • Wifi:あり
  • アメニティ:歯ブラシ、カミソリ、シャンプー、ボディーソープ、紙スリッパ
  • 飲料水など:ミネラルウォーター、粉末コーヒー
  • 値段:140リンギット程度(約3,800円)
  • コメント:歩いて行くには遠いですが、タクシーが確保できれば、十分好立地です。マレーシアの離島へのフェリー乗り場が隣接しているため、考えようによっては、マレーシアの玄関口に位置しているとも言えます。

参考:ベルジャヤ ウォーターフロント ホテル (Berjaya Waterfront Hotel)

振り返ってみて

前日21時頃から、当日21時頃まで、まさしく24時間旅をしていた1日でした。

それに伴って、本稿の文字数も、普段以上に膨れ上がっており、驚きを隠せません。(この時点で9,000文字を突破しています。全部見てくださった方、本当にありがとうございます)

普段から、観光よりも旅が好きだと公言している私も、終盤は辛さが先立ちました。

それでも、温暖で英語が通じるという点で、危機感はほとんど抱かなかったので、それなりに万人受けするルートではないでしょうか。

時間さえあれば、ジョホールバルから、今度はタイの国境まで旅したいものですね。

関連記事:【2日目・シンガポール】クアラルンプールからシンガポールまで国境を越えて。橋を渡ればよその国。

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