これまで、それなりに旅をしてきたつもりでしたが、いまだに、陸路で国境を越えたことがなかったので、手近な国境地帯を目指すことにしました。
今回の目的地は、マレーシアとシンガポールの国境都市、ジョホールバルです。
普通に行くのであれば、シンガポールの最北端から、マレーシアへと入国するのが近いですが、せっかくなので、逆にマレーシア側からのルートを試すことにしたのです。
マレーシアの首都、クアラルンプールからは、ジョホールバルへのバスが出ていますが、私はニッチトラベラーなので、鉄道をチョイスしました。
マレーシア鉄道は、昨今の電線化に伴い、急激に列車の路線が変化しています。
以前は、寝台列車なども出ていたようですが、現在は、直行での列車がなくなったそうで、残念でした。
他の地域を旅するときもそうですが、最新情報は現地の駅で聞くか、オフィシャルサイトを確認するのが、一番正確です。
参考:鉄道・長距離バス - Tourism Malaysia Official Site
日本に住んでいる限り、普段は意識することがない「国境」。
今、初めての国境越え旅行に、心が高鳴ります。
目次
旅日記1日目
日付:2019/1/10 ⇒ 2019/1/11
出発地:羽田空港
経由地:クアラルンプール市内
到着地:ジョホールバル
見どころ:旧クアラルンプール駅
ひとこと:出発地からの移動距離がすさまじいことになっています。長い1日でした。
※2019/1/16現在 1MYR(マレーシアリンギット) = 26.46JPY(日本円)
旅の軌跡
21:45 羽田空港のANAラウンジで出航を待つ
今回の最初の目的地は、マレーシアのクアラルンプールです。
エクストリーム出退社(※)を試してみたかったので、東京で仕事が終わってから、羽田空港へと直行でした。
※エクストリーム出社:会社へと出社する朝まで、何らかの活動をした後に、会社へと直行する荒業。週末に旅行へと出かけ、月曜日の朝に帰着して、そのまま会社へ行くなどの事例がある。
さすがに、エコノミークラスだと、休み明けの仕事に響きそうだったので、今回は、ANAのプレミアムエコノミークラスを利用しました。
このため、いつものスカイチームラウンジではなく、ANAラウンジです。
ANAラウンジは、プレミアムエコノミークラスと、ビジネスクラス用のラウンジです。
フロアが清潔で、どこか近未来的です。
同空港にある、JALのサクララウンジと同等と思いました。
サクララウンジとの明確な差異は、これ、日本酒バーの存在です。
陶器製の容器が6個ほど並んでおり、日本酒好きにはたまらないでしょう。
空港ラウンジ訪問記【#002】羽田空港ANAラウンジ(2019/1)
- 食べ物:★★★★
- 飲み物:★★★★★
- 混雑度:★★
- スタッフ:★★★★
- 設備:★★★★
総評:★★★★
場所: 成田国際空港第2ターミナル2階、ゲート71付近
シャワー:あり
食事:あり
軽食:あり
アルコール:あり
利用航空会社:ANA
利用時資格:ANAプレミアムエコノミークラス、ANAビジネスクラス、ANA上級会員、スターアライアンス上級会員
コメント:木曜日の深夜にも関わらず、相当に混雑していました。国内の会社だけに、利用者が多いのでしょうか。シャワールームが3時間以上待ちで、ついに使えませんでした。
備考:なし
07:10 クアラルンプール国際空港へと到着
プレミアムエコノミークラスでは、フルフラットとまではいきませんが、違和感なく眠れる角度まで、座席を倒すことができました。
足元にフットレストがあるなど、深夜便利用時には、選択肢に入れてもよいと思います。
それでも、到着する頃には、足がむくんで靴を履けないほどでしたが。
到着ポイントから、連絡用のシャトル電車を乗って、税関を抜けます。
途中、SIMカード用の販売ブースがありましたが、日本でSIMカードを調達済みであったので、素通りしてきました。
しかし、ここで問題発生。
SIMカードのアクティベートが済んだにも関わらず、一向にインターネットに接続されません。
ここのところ毎回ですが、またも空港で通信手段が皆無となりました。
そんなわけで、プリペイドSIMカードから探すことにしました。
税関を抜けて、左手すぐに、SIMカードを買えそうなお店がありましたので、助かりました。
わずか10リンギット(約270円)で、6GBの通信量が手に入ったので、結果よしとしましょう。
買い方や通信プランにつきましては、別記事にまとめました。
関連記事:【マレーシア】現地購入に挑戦。クアラルンプール国際空港での、お安いSIMカードの買い方。
到着フロアには、ATMもあるので、ここで資金を調達しました。
ATMを探すのに、数時間歩き回った中国旅行に比べると、だいぶイージーです。
今回は、鉄道を利用して南方へと向かうため、一度バスで、クアラルンプール市内を目指すことにしました。
バス乗り場は到着階から一階層下がった2階から、連絡通路を通っていきます。
日本語での案内もあるので、迷うことはないでしょう。
バス乗り場です。
チケットカウンターがありますが、クレジットカードが使えなかったので、現金をしておいて正解でした。
マラッカやイポーなど、地方行のバスが充実していました。
むしろ、今回の目的地である、ジョホールバルすら、空港から直行できます。
ということで、迷わずクアラルンプール市内へのチケットを購入しました。
【KL Sentral】行きです。
マレーシアでは、独特の英語表記が目立ちます。
ターミナル内には、簡単な食堂があるので、時間があれば腹ごしらえができます。
私は、バスの時間が迫っていたので、隣の売店で、飲み物だけ買いました。
チケットに、ゲートの番号が書かれているので、出発までに並んでいれば、係りの人が呼んでくれます。
朝着だからか、そこまで混みあいませんでした。
シートに番号が書かれていなかったため、チケットに書かれた座席を探してウロウロすることになりました。
実は、指定席であるようで、そうでもないそうなのですね。
先に乗っていた先輩諸兄が、「自由席だよ!」と教えてくれました。
先ほど購入したSIMカードを、車内で有効化しました。
この日の行動記録は、このあたりから始まっているはずです。
南国の朝を、バスがひた走ります。
直行なので、楽なものです。
飛行機で寝足りなかった分を取り戻そうと、しばらく仮眠をとることにしました。
09:15 KL Sentral駅到着
クアラルンプールが近づくにつれて、徐々に渋滞していましたが、さしたる遅延もなく、【KL Sentral】へと到着しました。
乗客は、アジアン半分、その他半分といったところです。
多民族国家だけあって、外国人でも遊びに来やすいのでしょうか。
壁面に案内がありましたが、駅へと向かう通路のようです。
ひとまず駅を抜けたかったので、逆方向へと歩いていきました。
矢印に逆らって、ひたすらまっすぐ進むと、大通りに出ました。
運よく幹線沿いだったらしく、ほどなくバス停発見です。
見ると、セントラルマーケットまで行くようだったので、バスを待つことにしました。
セントラルマーケットからは、今回の目的地の一つである、クアラルンプール旧国鉄駅まで、徒歩で行けます。
地図ではこのあたりです。
KLセントラル駅から、通りへ降りてすぐの場所にあります。
値段が書いていないので不安でしたが、乗る前に尋ねてみると、1リンギット(約30円弱)でした。
昔ながらの運賃箱に、1リンギット札を入れると、わざわざ領収書をくれるという、明朗会計ぶりです。
バスの運賃を知るのにも苦労した中国旅行とは違って、英語が通じるだけで、旅が楽になります。
09:30 セントラルマーケットを探索
バスに乗ること10分ほど。
セントラルマーケットの看板が見えてきました。
営業時間は10時からです。
少し時間があるので、近くで朝食をとることにしました。
セントラルマーケット向かいのフードコートです。
他に、朝から営業しているような店がなかったので、入ってみることにしました。
店内をウロウロしていると、ニコニコ顔のおじさんが、「座りなよ!」と、席を指さしてくれます。
お言葉に甘えて着席です。
見たところ、それなりにメニューが豊富です。
せっかくのマレーシアということで、朝食の定番、ナシレマをいただくことにしました。
4リンギット(100円強)。
東南アジアのローカル食堂は、日本と比べて、きわめてお安い傾向にあります。
ナシレマは、フライドチキンにゆで卵、木の実がサイドに盛り付けられており、辛めのチリソースをトッピングしたごはん料理です。
本日は、よくも悪くも普通の味わいでした。
トラベルグルメレーティング【#009】セントラルマーケット横のローカル食堂でナシレマ(2019/1/11)
- 味:★★
- 安さ:★★★
- 量:★★★
- 親切度:★★★★
- 誠実度:★★
総評:★★
値段:12リンギット(約320円)
場所:クアラルンプール市内セントラルマーケット向かって右側
コメント:可も不可もなく、普通のナシレマでした。チリソースが辛めだったのが、個人的には好きでした。
備考:観光客価格あり?
会計札の代わりに、ICカードで精算するようです。
と、ここで異常事態に気が付きます。
メニューを見て計算したところ、飲み物含めて、半値の6リンギットのはずが、倍の12リンギット請求されてしまいました。
確証はありませんでしたが、値段の書かれた伝票もないため、言い値で支払うことにしました。
できれば、気持ちよくフェアに商売していただけると嬉しいのですが、彼らにとっては、生まれた国の違いだけで、物価に差があるのも、フェアではないと感じるのかもしれません。
ともあれ、おなかも膨れたので、再びセントラルマーケットの門をたたきました。
10時ちょうど、市場の門が開きます。
朝でも日差しが強かったので、涼しい場所へ避難できて、ほっと一息です。
全体的にカラフルです。
古き良きアジアの雰囲気、女性のほうが好きかもしれません。
衣料品に雑貨、食器が安く手に入ります。
私は、自分へのお土産にストールを購入しました。
日本は真冬なので、ちょうどよかったです。
こちらのお店では、マレーシア人のお姉さんが、英語の先生よろしく、流ちょうな英語でセールストークをしてくれました。
これが、マシンガンのごとく止まりません。
会社はマレーシアにあって、インドや中東から生地を仕入れているそうです。
全部で4点購入しました。
全部で130リンギット(約3,500円)、日本で1着マフラーを買うより安かったので、いい買い物でした。
最後に、英語の授業料の代わりにと、チップを差し上げようとすると、いらないとの謙虚ぶりです。
せめて、ということで、飛行機内から、非常食代わりに持ち帰った、カントリーマアムを差し上げたところ、喜んでいただけました。
お店の場所など、詳しい情報は、別記事にまとめました。
関連記事:【マレーシア】クアラルンプールのセントラルマーケットで見つけたカシミヤストール。格安でもため息が出るほど極上だった。
続いて、マーケット1階を散策していると、なまこ石鹸なる手作り石鹸が目につきました。
東アジア系の顔立ちと見ると、日本語で呼び込みがあります。
民芸調でおしゃれです。
物は試しに、数個買ってみました。
こちらも、別記事を設けました。
関連記事:【マレーシア】ナマコ石鹸って聞いたことある?値段はいくら?答えはここ、クアラルンプール駅近くのセントラルマーケットで。
11:00 旧クアラルンプール駅へと向かう
少しマーケットでのんびりしすぎたので、ここからは、クアラルンプール鉄道駅へとまっすぐ向かうことにしました。
ここから、列車を乗り継いで、マレーシア最南端の街、【ジョホールバル】を目指すのが、今回の旅の目的です。
セントラルマーケットから、クアラルンプール駅までは、Pasar Seni駅からの連絡通路からアクセスできます。
左手奥がMRTの駅、右に行くと鉄道駅です。
長い橋を渡っていきます。
見下ろすと、街の名前にもなった河が流れています。
クアラルンプール、すなわち「泥の河」と呼ばれているそうです。
クアラルンプール鉄道駅です。
全体的に改装工事の真っただ中でした。
自動改札が設置されていましたが、通れなかったので、駅員さんに鉄道チケットを見せたところ、横から通ってよいとのことでした。
このあたりの事情は、別の記事にまとめました。きっぷの事前購入方法についても、図入りで解説しています。
関連記事:【マレーシア】クアラルンプールから、国境都市ジョホールバルまで。鉄道での行き方について。
地方行きの鉄道駅ですが、工事音を除けば、しんと静まり返っていました。
数組の旅人がホームにたたずんでいました。
方面的に推測すると、【Batu Caves】観光でしょうか。
私はまだ行ったことがありません。
列車が来るまで時間があったので、駅から外に出てみました。
白亜の巨大な駅です。
壊れて動かなくなった自動ドアから、哀愁が漂ってきます。
駅の大きさを考えると、昔は、もっとたくさんの人々が行き交っていたのでしょうか。
一応、駅の機能は生きているようです。
今回の目的地はJBSentral駅、シンガポールとの国境直結駅です。
経由駅のGemas駅までは、連絡通路を通って、逆側のホームから電車が走っています。
ホームに売店があります。
軽食用に、パンと水を買っておきました。
線路の向こうに思いを馳せると、いつでも心が高鳴ります。
車両は新しくきれいでした。
どことなく、近未来的な内装です。
食堂車が連結されています。
次回は使ってみたいものです。
日本の特急列車のようなシートです。
足元が広々としており、リクライニングも深めなので、快適です。
乗客も少なかったので、全体的にゆったりしていました。
バニラクリームをはさんだ菓子パンです。
美味でした。
窓の外に、赤道圏内の熱帯風景が広がっています。
日本は冬でも、マレーシアは夏なので、車内では冷房が使われています。
この冷房ですが、異常に強烈で、冬の日本に逆戻りした気分になりました。
日本からマフラーを持ってきていたので、常夏の国で真冬の国の恰好をすることになりました。
12時前に出発すると、乗換駅のGemasには、14時半頃の到着となる見込みです。
朝から動きっぱなしで、足がくたびれていたので、急速にはよい時間でした。
14:30 Gemas駅に到着
電車のエアコンで、体がすっかり冷え切っていたため、外の暑さが心地よかったです。
Gemasはマレーシア東南部に位置しています。
ここから、マレーシア鉄道が分岐されているためか、地方の駅にしては、駅舎が新しめです。
会社で、マレーシア人の同僚に聞いたところ、「グマス」と発音するのが正しいようです。
一言で表すと、何もない駅、という表現がぴったりです。
何もないと言っても、無人駅はないので、北海道のローカル線よりは人気があります。
乗り換えまで時間があったので、食料の調達をかねて、駅舎を出ました。
駅構内には、売店らしきものがありませんでした。
旧駅舎でしょうか。
どうにも、こういった風景が好きです。
奥に見えるのが現駅舎です。
回りの閑散とした空気の中でそびえたつ様は、若干異質な雰囲気を醸し出しています。
駅から200から300メートルほど歩くと、Gemasの街並みが見えてきます。
駅前には商店街がありますが、ローカル度100%です。
古いアメリカ映画に出てくる、田舎町が思い浮かびました。
少し歩いて、車道を渡ると、セブンイレブンがありましたので、こちらで水と食料を買い足しました。
この先、夜まで列車の中となるため、事実上、最後の補給ポイントと思われます。
車が砂ぼこりを巻き上げて走り去っていきます。
駅に戻りました。
売店施設はあるようなのですが、シャッターが下りています。
電車が接近すると、2階の改札で、「JBSentral!」と呼んでくれますので、ここからホームに降りられます。
ホームで電車を待っている間、駅舎に巣を作った渡り鳥が、1羽で飛んでいました。
どこか、寒い国からやってきたのでしょうか。
だとしたら、私も同じようなものですね。
前の電車と同じく、全席指定です。
奥のほう、よく見ると、ガラスが粉々になっています。
何があったのかわかりませんでしたが、駅員が乗り込んで、何やら話し合っていたので、あるべき姿ではないのでしょう。
15時35分、Gemasを出発です。
窓が広々としていて、気持ちがいいです。
車内検札で呼ばれるまで、夢中になっていました。
Gemasから南は、ひたすらこのような風景が広がっていました。
ジャングルを切り開いて、線路でも作っているのでしょうか、さかんに工事車両が行き交っていました。
車両連結部ですが、やはり外部ドアが開け広げられていました。
経験上、アジアの列車は、ドア開放率が高めです。
名前もわからない駅を見ると、自分が遠くにやってきた気分になります。
これから先、一生降りることもないであろう駅です。
単線なのか、立ち寄る駅で停車を繰り返しながら、ジョホールバルへと歩を進めていきました。
20:10 JBSentral駅に到着
Gemasからおよそ4時間半、長い道のりでした。
ジョホールバルの中心駅、その名も【JBSentral】に到着です。
途中、車内販売がありましたが、軽食というより、お菓子程度しか売っていなかったので、さすがにおなかが空いてきました。
腹の虫は、ひとまず置いておいて、予約していたホテルへまっすぐ向かうことにしました。
シンガポールとの国境、Woodlands方面出口から、タクシーを拾います。
駅の案内板は、逆方向の出口をタクシー乗り場として案内していましたが、外国人と見るや、100%吹っ掛けてきたので、反対側を試すことにしました。
メーター利用などもってのほかといった感じでした。
3kmの道のりで50リンギット(約1,300円)では、日本よりも高いです。
どこかにまともなタクシーがないか探していると、出口から左に100mほど向かった場所に、タクシープールがありました。
こちらは、窓口で事前に行き場所を告げて、タクシーチケットを購入するシステムなので、きわめてフェアです。
乗り場についての詳しい行き方は、翌日明るくなってから写真に収めました。
関連記事:【マレーシア】JBSentral駅から定額制のタクシーに乗る方法。交渉しないで済むのは楽。
21:15 ホテルに到着
無事、タクシーに乗ることができたので、早々にホテルを目指すことにしました。
マレーシアだけではなく、東南アジアでは、歩道が整備されていないところも多いため、目的地まで車道しかないおそれもあります。
歩いてホテルへ向かうことにならずによかったです。
シンガポールとマレーシアを隔てる、ジョホール海峡を横目に進むこと、10分ほど。
巨大なホテルが見えてきました。
ウォーターフロントと名付けられただけあって、海峡の間隣に位置しています。
ショッピングモールやレストランが併設されており、利便性が高そうです。
ホテル棟の隣には、セブンイレブンもあります。
フロントでのチェックインを前に、買い出しにきました。
フロント奥の通路から、ショッピングモールへ出られます。
写真右手が、食料品店となっていたので、ビールを2本ほどいただいていきました。
改めてチェックインし、客室へと向かいました。
ホテル内は、中央が大きく吹き抜けになっており、解放感がありますが、建物自体は古めです。
どことなく、昭和中期に乱立された、巨大な箱物文化を連想させられました。
吹き抜け中心のバーからは、ピアノの生演奏が聞こえてきました。
多少のくたびれていますが、室内は広々としており、十分きれいです。
このクラスのホテルに、2人部屋4,000円以下で泊まれるのは、東南アジアならではの魅力です。
冷蔵庫がありましたが、冷えませんでした。
たまたまかもしれませんが。
ボトルビールを買いましたが、栓抜きがないので、フロントに持ってきてもらいました。
次から、缶ビールにするか、栓抜きを携帯しようと思った一幕です。
旅人の宿屋【#008】ベルジャヤ ウォーターフロント ホテル (Berjaya Waterfront Hotel)
- アクセス:★★★ JBSentral駅からタクシーで10分、近くにバス乗り場もある
- 静粛性:★★★★
- 清潔度:★★★ 築年数高めをどう捉えるか
- 安さ:★★★ 日本と比べると安いが、周囲のホテルでは平均的
- スタッフ:★★★★
- 設備:★★★★ バーやクラブにスパ、コンビニなど、ホテルの敷地内で一通りそろう
総評:★★★★
- 場所:JBSentral駅からジョホール海峡沿いに東へ3km
- 対応言語:マレー語、英語
- 部屋タイプ:ダブル
- シャワー:あり
- バスタブ:あり
- テレビ:あり
- 冷蔵庫:あり(冷えない?)
- Wifi:あり
- アメニティ:歯ブラシ、カミソリ、シャンプー、ボディーソープ、紙スリッパ
- 飲料水など:ミネラルウォーター、粉末コーヒー
- 値段:140リンギット程度(約3,800円)
- コメント:歩いて行くには遠いですが、タクシーが確保できれば、十分好立地です。マレーシアの離島へのフェリー乗り場が隣接しているため、考えようによっては、マレーシアの玄関口に位置しているとも言えます。
参考:ベルジャヤ ウォーターフロント ホテル (Berjaya Waterfront Hotel)
振り返ってみて
前日21時頃から、当日21時頃まで、まさしく24時間旅をしていた1日でした。
それに伴って、本稿の文字数も、普段以上に膨れ上がっており、驚きを隠せません。(この時点で9,000文字を突破しています。全部見てくださった方、本当にありがとうございます)
普段から、観光よりも旅が好きだと公言している私も、終盤は辛さが先立ちました。
それでも、温暖で英語が通じるという点で、危機感はほとんど抱かなかったので、それなりに万人受けするルートではないでしょうか。
時間さえあれば、ジョホールバルから、今度はタイの国境まで旅したいものですね。