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中国人の友達に教えてもらった「天壇公園」で半日観光したので、写真で紹介します。

投稿日:2019/04/08 更新日:

この記事では、北京市内にある【天壇公園】(ティアンタン公園)について、写真入りで紹介します。

とにかく広々とした公園なので、開放感があり、気持ちよかったです。

個人的には、中国のだいご味は、広大な領土を活かした市民公園にあると思っていますので、北京を訪れた方には、ぜひ見てほしいと思います。

目次

天壇公園は北京市中心部にある広大な市民公園

北京旅行へ行く、と中国人の友達に言ったところ「故宮がいいよ!」とのことでしたが、半日しか時間がない、と伝えたところ【天壇公園】という場所を教えてもらいました。

なんでも、故宮は名所であるものの、待ち時間だけで1時間かかるとのことです。

そこで、代わりにおススメしてもらったのが、こちら天壇公園です。

英語訳だと【Temple of Heaven】です。

世界遺産に登録されているようです。

天国に最も近いお寺、といったところでしょうか。

どの辺が天国的なのか、行ってみて確かめることにしました。

天壇公園東門とチケットオフィス

私は今回、東門側から公園を目指しました。

北京駅や空港から向かう場合、東門が一番便利だと思います。

地下鉄の最寄りは【天坛东门】駅です。

红桥市场(ホンチャオ市場)の向かい側にあります。

東側入り口です。

訪れたのは金曜日の朝でしたが、大勢の人々で賑わっていました。

東門のチケット売り場は、入ってすぐ右手にあります。

入場料は、10元(約170円)ですが、主要な建築物を見て回るのであれば、28元(約460円)必要です。

閑散期と通常期があるようで、この日は閑散期料金でした。(2019/3/22時点)

11月1日から3月末日までがローシーズンです。

文字が読めないので、もう少し、まともな写真を撮ってくるのでした。

もっとも、ホームページを見れば、正確な情報が載っているのですが。

参考:北京市天坛公园管理处

とりあえず、入場券のみ購入しました。

入口の改札機に、矢印の方向を差し込むと、パンチ穴が開く仕組みです。

公園入口には、禁止事項がずらり。

後で知りましたが、世界遺産だけあって、規律も厳しいです。

まるでシンガポールにいるようです。

天壇公園入口付近

天壇公園入口です。

なお、公式ホームページで、公園の内部が紹介されています。

案内音声は中国語のみですが、パノラマ写真が見られるので、実際に行ってみた気分になれます。

参考:tour - 北京市天坛公园管理处

有料ですが、日本語での自動音声案内機が貸し出されています。

東門からの入り口付近は、市民の憩いの場になっており、運動用の器具がたくさんあります。

手持ち撮影なので、移動中は映像ガタガタですが、ご了承ください。

年配の方が多かったのですが、皆さん元気に運動していました。

4分あたりで登場するおじさんですが、鉄棒らしき器具で、豪快なパフォーマンスを見せてくれました。

おそるべし、中国。

太極拳にいそしむ人も多く見えました。

この時点で、なんとなく想像がつくかもしれませんが、広いです。

日本人が100人行ったら、99人は同じ感想だと思います。

祈年殿前の回廊

天井が特徴的で、写真を撮っている人も大勢でした。

そこかしらで、将棋や花札、トランプ大会が開かれていました。

まさか賭けてはいないと思いますが、ヒートアップしているおじさんもいたので、もしかしたら賭場だったのかもしれません。

天を貫く祈年殿

いよいよ、天壇公園のメインステージへと入場です。

祈年殿、回音壁、圜丘という、3か所ある建物のようですが、別料金となっています。

1人20元(約340円)追加となりますので、最初から見て回るつもりなら、入り口でコミコミのチケットを買ってしまったほうが、2元ばかりお得ですが、せいぜい30円少ししか変わらないので、都度買ってもよいでしょう。

敷地に対して、入り口が狭いので、自然と行列ができます。

なんといいますか、まあ、大きいです。

それ以外の感想が出ないくらい、ただただ、広くて大きいです。

看板には「ここで結婚用の撮影をしないように」といった内容が書かれていました。

ロケーション撮影したくなる気持ちはわかりますが。

北京の3月は、空が澄み渡っていました。

紺碧の空のど真ん中に鎮座する、いや、そびえたつ巨大な建造物。

これが祈年殿です。

人の身長と比べると、スケールがよくわかります。

まさしく、人がゴミのようです。

目的があって作られたのはわかりますが、よくもまあ、こんな巨大な建物を作る気になったものです。

周りをぐるぐる回っていくと、他の建物にも出会えます。

こちらは、皇帝の寝所のようです。

看板から察するに、15世紀に造られた建物です。

明朝ですね。

建物内部は資料館になっていました。

雨乞いなどの重要な儀式につかわれていたとか。

お嬢さん、ロケーション撮影禁止では?

こちらはセーフでしょう。

祈年殿を後にして回音壁まで

祈年殿は、天壇公園の中央部に位置しており、そこから南へ下ると、もう2か所の見どころがあります。

こちらの通路をまっすぐ下っていくわけですが、やはり広い。

東京の通勤ラッシュでも埋め尽くせないほどに広いです。多分。

途中お土産屋さんがありました。

そこそこ品ぞろえがよかったのですが、ここでお土産を買ってしまうと、ここから歩くのが大変になります。

2つ目の有料区域【回音壁】です。

門の中が特殊な作りになっているようで、内部で強く手拍子を打つと、こだまになって返ってくるそうです。

動画を撮りましたが、残念ながら聞こえませんでした。

もう少し空いていたら、聞こえるかもしれません。

圜丘のてっぺんから南に行けば出口

こちらは円の丘と書いて圜丘です。

先程の回音壁の向かい側にあります。

石畳に秘密があり、中央の石から放射状に、何層もの石が敷き詰められています。

真ん中の石の上がラッキースポットだそうです。

そのまま南下すると、天壇公園南門に抜けます。

天壇公園の運営情報

  • 住所:中国北京市崇文区天壇内東路7号
  • アクセス:地鉄5号線【天坛东门】駅A出口 等(その他東西南北にバス停がある)
  • 営業時間:公園は6:00-20:00、祈年殿は8:00-17:00
  • 料金:入場料10元~15元(160円~250円) 施設観覧料20元(約320円)

参考:北京市天坛公园管理处

まとめ:天壇公園をじっくり回ると、余裕で半日潰れてしまう

ここまで、天壇公園を紹介しましたが、実は敷地面積の半分も紹介していません。

4分の1ほど回って、1時間半なので、すべて見て回るには、単純計算で6時間かかります。

北京観光といえば、地下鉄や故宮、天安門広場と、とにかく行列に並ぶことがおおいのですが、天壇公園は、ほとんど並ぶことなく入ることができます。

手軽かつ、のんびり世界遺産を見て回りたいあなたには、おススメの公園です。

ホテルを近くに取ったのなら、天壇公園で朝の散歩をしてみませんか?

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