「ライドシェア」という言葉が、だんだん一般的になってきましましたが、自転車シェアリングサービスの大手といえば、中国のMobikeです。
シンガポールにもMobikeがありましたので、スクリーンショット中心に、利用方法について解説します。
目次
シンガポールでMobikeを利用する手順
シンガポール市内で、ライドシェア「Mobike」を利用する方法をまとめました。
Mobikeのアプリをダウンロードして登録する。電話番号とクレジットカードが必要
Googleプレイストアで【Mobike】と検索すれば、すぐに出てきます。(iPhoneユーザーの方、ごめんなさい)
シンガポール市内のホテルは、たいていWifi完備だと思いますが、日本を出る前にダウンロードしておくとスマートです。
Mobikeの登録には、SMSを受信する必要があります。
つまり、電話番号が必要となりますので、レンタルWifiなどでは利用できません。
私は、シンガポールでのMobikeの認証に、AISのプリペイドSIMカードを利用しました。
日本でも使えるので、動作確認をした後に旅行を始められるのが、大きな魅力です。
AISはタイの通信業者なので、国番号は66です。
66以降の番号から、最初の0を抜けば、SMSを受信できるので、登録画面にパスコードを入力しましょう。
タイバーツ表記ですが、20分で約80円です。
90日間のフリーパスでも、900円かからない格安設定です。
短期滞在なら、都度利用プランでいいでしょう。
シンガポールで、200分も自転車に乗ったら、暑さでクタクタになってしまうはずです。
関連記事:暑い国を旅するときに注意するポイント5つ。(2項目追加)
なお、登録にはクレジットカードが必要です。
年会費無料のエポスカードで十分なので、Mobikeを使うつもりであるならば、事前に申し込んでおきましょう。
最短、即日発行可能です。
関連記事:エポスカードは万人受けの「得しかしない」カード。初心者の一枚から海外旅行保険のお供に。
アプリを使って周囲のMobikeを探す
認証が完了すると、アプリでMobikeを利用できるようになります。
地図上に、ドラゴンレーダーよろしく、近隣で利用可能な車両が表示されますので、その地点をめがけていきます。
道端にぽつんと乗り捨てられていることが多いです。草むらに放置されていたりもします。
GPSの精度の問題なのか、稀にクラークキーの川の真ん中に表示されたりします。
おおよその目安だと思うとよいでしょう。
国内だと、タイムズのカーシェアリングなどがありますが、仕組み的に似たようなものだと考えてください。
こちらは、制度の都合上、乗り捨て対応していません。
参考:タイムズカープラス
発見したMobikeの前で解錠する
地図を頼りに近くまで来ると、Mobikeのロゴが入った自転車があります。
ハンドルの中央に、QRコードがあるので、アプリで読み込むと「ピピッ」という音と共に、鍵が「カシャッ」と外れて利用可能になります。
利用前に、サドルの高さを調整しておいたほうがいいです。
シンガポールは、意外と坂があるので、身長に合わせないまま利用すると、膝が痛くなります。
利用を終えたらどこでもいいのでアプリから返却する
Mobikeはどこでも乗り捨て可能です。
この気軽さが、ライドシェア最大のメリットです。
バス停前など、特定の場所には、枠線が引かれており、定位置となっているようです。
Mobikeステーションで返却すると、上の写真のように、ポイントらしきものが貯まるようです。
短期滞在者には、あまりメリットがありませんので、深く考えることもないでしょう。
小さめの自転車だと、遠くまで行くのが骨なので、やはり、バスとの併用が便利です。
シンガポール市内でのバスの使い方は、別記事にまとめました。
関連記事:【シンガポール】交通カード【Ez-Link】の買い方と、活用方法。シンガポールでバスを使うなら必需品。
まとめ:Mobikeをシンガポールで使う場合、電話番号が必要
シンガポールで自転車を乗り倒したいあなたは、試してみる価値があるでしょう。
マレーシアからシンガポールなど、アジア周遊にも対応しているので、すこぶる便利です。
いわずもがな、SIMフリースマホは必須です。
なければアマゾンで安く買えますので、のぞいてみるとよいでしょう。
参考:Amazon
関連記事:【2日目・シンガポール】クアラルンプールからシンガポールまで国境を越えて。橋を渡ればよその国。
おまけ:本場中国でも、もちろん使えます
北京の街角にもありました、Mobike。
北京市民の皆さん、元気に乗り倒しています。
シンガポールとは違って、涼しく、自転車道が完備されているため、相当利便性が高いです。
台数の多さゆえか、メンテナンス時には、バイクで豪快に牽引して持っていくようです。
近年忘れがちですが、中国は社会主義国家なので、物をシェアしながら生きていく、というスタイルが定着しているようです。
国家権力が大きいと、縦割り社会の日本よりも、乗り捨て制度などを進めやすいのかもしれませんね。
個人的には、日本でもMobikeを普及させてほしいのですが、縦割り社会の構造的には、あまり現実的ではないと思います。
関連記事:【3日目・シンガポール】クアラルンプールからシンガポールまで国境を越えて。シンガポールでも安く観光しようと思えばできる。