シンガポール 交通機関

シンガポールの交通カードEz-Linkの買い方と、活用方法。バスを使うなら必需品。

投稿日:2019/03/14 更新日:

日本にSuicaやPasmoがあるように、シンガポールにも、交通系ICカードが存在します。

その名も【EZ-Link(イージーリンク)】です。

この記事では、EZ-Linkカードの入手方法と、活用方法について、実体験をもとに解説していきます。

目次

EZ-Linkカードと、市内バスについてのあれこれ

EZ-Linkカードとは、シンガポール国内で使用できる、交通系ICカードの名称です。

特に、バスでの利用が、各段に便利になるので、シンガポールを訪れるのであれば、必ず買いましょう。

シンガポールの市バスは、2階建てになっていて、乗っているだけでも楽しいです。

参考:EZ-Link公式

EZ-Linkの購入先

公式ホームページを見るとわかりますが、EZ-Linkカードの購入先は、主に二つです。

ここでは、EZ-Linkはセブンイレブンのレジで10ドル!ということだけ覚えておきましょう。

2019年3月現在、だいたい800円程度です。

日本で、タバコでも買うくらいの気軽さで「Do you have a EZ-Link Card?」とでも尋ねれば、すぐに出してくれます。

セブンイレブンで購入した場合、デポジットは返金されないようですが、購入方法としては、シンプルでよろしいですね。

参考:WHERE THE CARDS ARE SOLD - EZ-Link

EZ-Linkの使い道

シンガポール市内の電車とバス、それぞれで利用できます。

また、総利用距離に応じて、割引が発生します。

バスで利用する場合、乗るときと降りるとき、それぞれタッチするだけです。

乗り換えのときも、手続き等はなく、割引対象なら、勝手に割り引いてくれる明朗会計です。

システム的には、韓国の都市部と同じと思うとよいでしょう。

関連記事:韓国旅行で交通カード(Tmoney)を買う方法と実際の使い方について解説。

その他、タクシーやファーストフード、自販機や、果てはホーカー(フードコート)での利用ができるなど、キャッシュレス旅行の大きな味方になってくれます。

参考:WHERE TO USE - EZ-Link

Ez-linkのメリット

チケット購入のために並ばなくて済む

これは当然といえば当然ですが、交通カードを持っているだけで、いちいち券売機に並ぶ必要がなくなります。

貴重な観光時間、行列に並ぶことは、なるべく少なくしたいところですね。

EZ-Linkカードは、待ち時間の短縮に貢献してくれます。

駅構内の券売機でチャージできるほか、オートチャージにも対応しているようです。

「1年間チャージに使う時間があるなら、日本旅行にも行けるよ!」との売り文句が、シンガポール合理主義らしく、クスリとさせてくれます。

参考:home-ezreload - EZ-link

オートチャージを利用する場合、AMEXとダイナースは、手数料がかかるようなので、VISAかMasterを利用するとよいでしょう。

クレジットカードを持っていない方は、年会費無料のカードでよいので1枚持っておくと安心です。

関連記事:エポスカードは「得しかしない」クレジットカード。年会費無料でも海外旅行保険が手厚い!

バスの運賃変動を気にしないで済む

上の画像を見るとわかりますが、シンガポールのバス運賃は、距離制です。それも、かなり細かく分かれています。

日本の都市部のように、乗るときは前方のドアから乗り、降りるときは後方からですが、運賃が一律でないところが曲者です。

現金で乗ることも、もちろんできます。

ただし、乗るときに、目的地を告げて、ピッタリの金額を出す必要がありますが。

観光客にとって、「3.3kmだから0.93ドル!」といった心の余裕は、往々にしてないと思います。というか、現地人にもないと思います。ついでに、運転手さんもイライラすること請け合いです。

良心的な読者諸兄であれば、お釣りが返ってこないことを承知の上で、大まかに運賃を差し出すことでしょう。

「釣りはとっといてくれ!」というやつです。

この点は、EZ-Linkカードを持っていれば、全面的に解決できます。

乗った場所がどこであっても、行先がどこだとしても、あらかじめプログラムされた、フェアな運賃(fair-fare...)で、あなたを目的地まで連れて行ってくれるでしょう。

バスの乗り換え割引がきく

上にも書きましたが、公共交通機関の、総利用距離に応じて、乗り換え割引があります。

利用方法は簡単で、バスに乗るときと、降りるとき、忘れずにタッチするだけです。

割引がきく場合、何も言わずにディスカウントしてくれます。

日本も導入してくれるとありがたいのですが、市営交通と、民間会社の垣根がある以上、難しいのでしょうね。

ポイント制度があるらしい

専用のアプリを利用すると、カードの利用に応じてポイントがたまる模様です。

私は利用したことがないのですが、次回訪問時に利用してみようと思います。

参考:EZ-LINK REWARDS - EZ-Link

シンガポールで上手にバスを乗りこなすコツ

シンガポールは、都市国家だけあって、計画的に作られた交通網を有しています。

上手に利用すれば、地下鉄よりも便利で、疲れにくい足として、旅人を助けてくれるでしょう。

シンガポールで、上手にバスを乗りこなすポイントを、私の経験からまとめました。

GoogleMapのルート検索機能を利用する

シンガポールは、GoogleMapの検索機能が、かなりの精度で利用できます。

主要な目的地を入力し、日本と同じ感覚でルート検索すれば、何番のバスで、何時に出発するか、すべて網羅されています。

市内から空港へのアクセスも、この方法でバッチリでした。

乗り換え案内にも対応している点が素晴らしいです。

バスに乗りながらGPSで現在地を把握する

個人的に、10年前から利用している手段ですが、バスに乗ったら、GoogleMapを開きっぱなしにするということです。

バスのよいところは、基本的に地上を移動するところで、常にGPSを利用できます。

不安なら、常にMapを注視し、目的地に近くなったら、すかさず降車ブザーを鳴らすのです。

ひとつ前、後ろのバス停で降車したところで、仕事で来ているのでなければ、大した支障はありません。

バス停一つ分散歩するか、逆側のバス停で待ちましょう。

もっとも、有名な観光地では、人が乗り降りする確率が高いので、あまり心配に思うこともないと思います。

近くのバス停まで【mobike】を利用して移動する

シンガポールでは、自転車シェアリングサービスの【mobike】が利用できます。

お目当てのバス停まで、少し距離がある場合、その辺に乗り捨てられている自転車を利用して、バス停まで移動しましょう。

バス停付近に、四角い枠線がある場合、そこがmobike専用ステーションです。

きちんとステーションに乗り捨てすると、アプリ上で感謝されます。実利があるかどうかは、リサーチできておりません。

関連記事:【シンガポール】ライドシェアmobikeの登録・利用方法。電話番号とクレジットカードは必須。

熱帯地域では公共交通機関の利用方法をきわめるべし

シンガポールは、赤道直下の国であるため、徒歩での移動に、予想以上の体力を使います。

公共交通機関を上手に利用すると、体力の温存ができてよいですね。

美しいシンガポールの街並みを楽しむため、短距離でも、バスの利用を推奨します。

日本だと馴染みがありませんが、お隣マレーシアとシンガポールをバスで行き来することもできます。

陸路で国境を渡ってみるのも、個人旅行としては面白いですよ。

関連記事:【マレーシア】ジョホールバルからシンガポールへとバスでの渡り方。陸路での国境越えは意外と簡単。

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