交通機関

それ持ち込みできません!飛行機に持ち込もうとして引っかかった意外なもの。

投稿日:2018/07/31 更新日:

日本人の外国旅行に欠かせない飛行機ですが、密室となるため、危険物品の持ち込みには非常に厳しいです。

この記事では、一般的に持ち込みが禁止されている物品を紹介した後、私が実際に引っかかった意外な物品を並べていきます。

目次

国際線の飛行機には色々と持ち込めないものがある

飛行機は国境の上を飛びますが、飛行機の中は航空法が適用されます。

あなたが禁止物品の持ち込みを制限されたとすれば、それは空港職員が世界の安全のため、真面目に働いている証拠です。

彼らは仕事をしているだけなので、あまり悪く思わないであげてください。

とはいえ、持ち物を没収されて、気分のいい人はいないと思いますので、持ち込めないものは最初から持っていかないようにしましょう。

空港での振る舞いが色々と心配な方は、別記事を参考にしてみてください。

関連記事:空港内の移動と滞在を200%快適に!入国・出国に必ず役立つ記事まとめ。

機内持ち込み手荷物で制限されているもの

機内持ち込み手荷物とは、その名の通り、手に持って機内まで持ち込む荷物のことです。

通常は、バッグや小型のトランク一つまで持ち込めますが、LCCなどは基準が厳格です。

荷造りの前に、各航空会社のポリシーを確認する必要があります。

一般的に、次のような物品は機内に持ち込みができません。

  • 武器
  • 高圧ガス
  • 有毒物質
  • 火気、引火性物質
  • 液体(条件付きで許可)
  • 持ち込み許容範囲を超えた手荷物

他にも色々ありますが、旅行初心者で引っかかりやすいのは、やはり液体です。

保安検査上を抜けてからの購入であれば問題ないですが、検査前に購入した液体類はすべて見られています。

身の回りのものはジップロックに入れて、必要以上の液体は持って行かないのがスマートでしょう。

持ち込み量は1人1袋、1本につき100ml以下です。

詳しい情報は、ANAのホームページで解説されています。

参考:液体の機内持ち込み - ANA

手荷物を預けるのも意外と面倒がつきまとう

受託手荷物は、機内のカーゴに預ける荷物のことです。

チェックインカウンターでタグをつけてもらって、到着空港での引換券を受け取ります。

一度預けてしまうと、途中で回収したり中身を取り出すことはできません。

2〜3時間ならまだしも長時間のフライトの前には、機内で必要になるものは、忘れずに取り出しておきましょう。

また、ロストバゲージ(紛失)にあっては困るような貴重品も、預け荷物から出しておきましょう。

手荷物を預けると、到着地の空港で、荷物の受け取りに時間がかかります。

この待ち時間を減らすためには、ビジネスクラスを利用するか、航空会社の上級会員になることで解決できます。

デルタ航空に限って言うと、上級会員になるのはたやすいことです。

関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。

機内持ち込み手荷物同様、受託手荷物にも制限があります。

  • 高圧ガス
  • 火気、引火性物質
  • リチウムイオン電池やリチウムイオン電池搭載電子機器
  • モバイルバッテリー

持ち込み手荷物と大きな差は、液体類の搬入が許可される点です。

往路ではそもそも液体を持ち込まないのがベストですが、お酒や化粧品など、どうしても持って帰りたい液体がある場合、受託手荷物にするのが間違いありません。

この際、瓶や缶が破損しないように、衣類やタオルでくるんでおきましょう。

また、モバイルバッテリーや、ノートパソコンなどバッテリーを搭載した電子機器は、受託手荷物に入れられません。

これは、数年前に機内でのリチウムイオンバッテリーの発火、爆発事故があったためです。

なお、バッテリー類の機内持ち込みは可能です。

液体類と混同しやすいですが、間違えないように注意しましょう。

保安検査で引っかかった意外なもの

よくある禁止物品については上で述べましたが、ここでは私が実際に保安検査で引っかかった意外なものを挙げていきます。

コルク抜き

羽田から那覇へ飛ぶときに保安検査上で引っかかりました。

なぜカバンにコルク抜きが入っていたか自体意味不明ですが、多分、出張先のホテルでワインでも飲みたかったのでしょう。

先のとがったコルクスクリューに、背面のナイフ、いずれもアウトとのことです。

きっと、国際線の機内食で出てくるワインは、どのような高級品でもスクリューキャップ式なのでしょうね。

ワイン通のCAさんなど「たまにはソムリエナイフを使ってワインの栓を抜きたいわ」とかぼやいているんじゃないかと想像しています。

※2022年1月追記、国内線でまたもソムリエナイフ没収されました。自分で記事書いておいてウカツです…。保安検査場で、ちゃんとナイフ部分をミリ単位で長さ測って判定します。百均程度ならいざしらず、高級品を取り上げられないようご注意を。

割り箸とセットのつまようじ

ネタのようですが実際にありました。引っかからなかったこともあるので、検査員の機嫌次第かもしれません。

先の尖ったものは凶器になるからだと思いますが、こんなもんでチクチク刺すより、拳や足のほうが、よほど威力があると思うのですが。

上の理屈だと空手家は飛行機に乗れないことになっちゃいますね。

この場合、金属探知機よりも、スカウターの開発を急いでほしいです。

煮物系の缶詰

その昔、飛行機に数回乗った程度だった、若くて貪欲な私は考えました。

飛行機では、ワインやウィスキーまで飲めるのに、機内食が味気ない。お酒があってもつまみもなければ、楽しさ半減ではないか。

ならばいっそ、つまみだけ持ち込んでしまえばいいのではないだろうか?

いつだか忘れてしまいましたが、液体類の持ち込みが厳しくなったのが、アメリカ本土への自爆テロ以来だったはずなので、10年以上前だと思います。

たしか、サバとか貝類の缶詰だったはずです。ナッツ類は無事でした。

記憶はあやふやですが、いい加減分別もつきましたので、再現しようという気にはなりません。

保安検査員が、本当に機内の安全性向上に寄与しているか試したい!というチャレンジャーな方は、どうぞ試してみてください。

私の入れ知恵だということだけ伏せていただければ結構です。

韓国で買った明太子とエゴマのキムチ

これはつい最近の話ですが、韓国旅行からの帰り道、市場のお土産が仁川空港の保安検査で引っかかりました。

なんでも、汁気のあるものや匂いのあるものはダメなんだとか。

旅行でお土産を買う場合、きわどい判断は避けるべきです。

なるべく預け荷物にしておきましょう。

関連記事:ソウルのお土産は市場でそろえる。チュンブシジャン(中部市場)の紹介。

チューブに入った洗顔料

市内で購入したチューブ入りの洗顔料(200ml)、これもソウルからの帰りに没収されました。

ポリシー上明らかにアウトなのですが、預け荷物にするのを忘れていたので自業自得ですね。

容量が100ml以内ならセーフなので、皆さんは凡ミスしないようにしましょう。

結論、迷うくらいなら持っていかないほうがいい

私は、旅に出るときはリュックサックかボストンバッグ一つです。

これは、荷物が少なくなるのと、お土産を選ぶ際、液体を選択肢に入れるためです。

基本的には旅の荷物は少ないほうが、空港で引っかかりにくくなりますし、預け荷物がなければ、到着地でスムーズに空港を脱出できます。

関連記事:飛行機旅行で空港カウンターに手荷物を預けるデメリット4つ。

色々と持ち込みができない物品を並べましたが、私自身はほとんど持ち込み制限に引っかかったことがありません。

荷物が少ないからです。

身も蓋もない言い方ですが、何を持ち込めるか迷う前に、何を持っていかなくて済むか考えることが、気楽に、身近に旅を楽しむコツだと思います。

関連記事:ミニマリストが海外旅行でマネークリップを持つべき5つの理由。

どうしても荷物を預ける機会が多ければ、デルタAMEXゴールドカードを作っておくと、色々な航空会社を利用する際に、待ち時間が短くなります。

到着地で、イの一番に荷物が出てきたときは、優越感がありましたよ。

関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。

プッシュ通知で購読

-交通機関



Copyright© 知らないどこかを旅したい , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.