ブログを運営していると必ずネタ切れの不安がつきまといますよね?
私も1年目は同じでしたが、記事を書くのに慣れていくと、だんだん平気になっていきます。
ブログという趣味を選択している限り、本当の意味でネタ切れなんて起こりようがないので心配しないでください。
それでも心配だ、という方にとっての参考として、私の経験談を記事にしました。
なお、あくまでも趣味でブログを書いている人に向けたものですので、仕事で記事を書いている人にとっては、少し的外れだと思います。
仕事でブログを書くのにネタがないということは、記事を書く前段階で間違っているからです。
本業の方のお悩みには応えられないかもしれませんが、あしからず。
目次
旅ブロガーの私がネタに困ったときに実践していること
ブログとネタ切れは、多くのブロガーにとって切っても切れない関係にあります。
ネタがなければ更新できないから当然ですよね。
でも、私が2年ほどブログを運営してきて感じたのは、ネタに困るというよりも、実際は「書くのに困る」という経験でした。
私がブログを書くのに困ったとき、どのように考え、行動してきたかについてまとめます。
大前提として「書かなきゃ」は捨てる
私の場合は旅ブロガーを自称していますが、コロナウイルスが流行っている昨今は、旅に出ようにも渡航先が受け入れてくれないので、やむを得ず海外旅行を自粛しています。
こうなると、海外旅行がメインテーマのサイトはネタ探しがつらいですよね。
旅行で訪れた場所のレビュー記事がメインだと、なおさら厳しいかもしれません。
こうなってくると、なんとなく「書かなきゃな~」なんて思うのが人の性です。
でも、ネタがなくても「書かなきゃいけない」と思って書いた記事は、だいたい読まれません。
そもそもブロガーを自称するなら、大なり小なり文章を書くことに興味があるのが前提です。
徹底的なアフィリエイターでもない限り、ある程度趣味で書いているはずなので、わざわざ義務感で書くのはやめましょう。
好きでやっていることなのですから、面白くないことなんて、1ミリもする必要ないです。
その時間は本を読んだり、人のブログを読んだり、次の旅行先を考えたりするのに使うといいと思います。
自分が困ったことや疑問に感じたことを書く
特化テーマを扱う人だと抵抗があるかもしれませんが、日常生活で自分が困ったことについて書くと、ブログネタに困りません。
自分が困っているということは、ほかの誰かも同じように困っている可能性が高いからです。
特に、困ったからネット検索したけど大した記事も出てこなくて困った!なんていうテーマは、書く価値が大いにあります。
たとえば次のような記事は、このサイトのメインテーマから外れていますが、多くの読者を獲得しています。
オーダースーツなどは、作るのに金銭的なハードルがあるので、事前にネットで情報を集めようとするのですが、実際に作った人の情報が少なかったため、記事にしてしまいました。レビューの少ないテーマは記事になります。
人間嫌いの記事は、転勤先で職場になじめないことがきっかけで苦しんだときに、同じような悩みを持つ人の考えを知りたくて書いたのですが、的外れな人生相談と占いサイトばかりだったので、リアルな苦悩について書いてみました。このように、けっこう極端な悩みなんかも記事になります。
このように、誰も書いたことのない情報なら、イの一番に書いてしまえば、一次情報の提供者になれます。
サイトコンセプトがガチガチに決まってでもいない限り、のびのびとテーマを分散させていもいいと思います。
だって、もったいないですよ。日常生活で感じた「困った!」に対して情報や解決策を発信できるのですから。
それって、必ず価値ある情報になるはずです。
このサイトの場合は、旅行に関連しない記事はサブコンテンツとして振り分けてしまっています。
サイトの中にもう一つミニサイトを作る感じですね。同じ趣味なら書かない道理はありません。
同じテーマが増えてくるようなら、カテゴリを増設するのも一つの手段です。
撮りためた写真を眺めてみる
旅行中に限らず、普段から撮った写真を眺めていると、写真1枚でもじゅうぶん記事が書けることに気が付きます。
たとえば次のような写真。
韓国の交通カードの写真を友人に送るために撮ったものですが、後日この写真から記事が生まれました。
特に、旅行中にたくさん写真を撮っていれば、ネタの宝庫となります。
1写真1テーマと考えれば、本来筆が追い付かないほどの執筆題材があるはずですよ。
過去記事を眺めてみる
これ、恥ずかしいので個人的には好きじゃないのですが、過去記事を軽く読んでみるのも有効です。
それも、ブログの管理画面からではなく、できれば何かのキーワードで検索してからが望ましいです。
サイト管理者にとっての「ブログの入り口」は、どうしてもトップページとなるのですが、実際に訪れる人にとっては、個々の記事から入ることが多いと思うのです。
自分のブログでよく読まれている記事を、キーワードで検索してみてください。その記事こそが、お客さんにとって本当の入り口です。
ライバルサイトの存在や検索での見え方、ページ内部のリンクの張られ方など、新しい気づきが必ずあります。
ブログの構造上、過去記事が埋もれやすいので、最新の記事へと関連リンクを飛ばすのは特に有効です。
ブログの強みは、本と違って「更新できること」「リンクを張れること」じゃないかと思っています。
逆にこの2つがなければ、本と一緒なのかなあ、と。
だからこそ、過去記事を眺めることが重要なんですね。
書きたいことを書けないからネタに困るんじゃないかと思う
本音で書きたいことばかり書いていれば、ネタに困ることはないと思います。
何も思わず生きている人だったら、ブログなんて始めていないからです。何かを誰かに発信したいから、ブログを始めたのでしょう?
ネタがないということは、どこかで遠慮しているんじゃないでしょうか。
ブログって自由なものですよ。
書きたいこと書いても、検索需要とマッチしていなければ独り言と同じです。
検索されるということは、人から必要とされているのです。
だったら、好きなこと書けばいいと思います。
人の反応が怖ければ、コメント欄を設置しなければ何も言われません。
ブログの主目的は交流ではなく、情報提供だと思っています。今日日、交流が目的ならSNS使えばいいのですから。
このブログもお問い合わせフォームだけは設置していますが、2年近くブログを運営していても、(ビジネス関連以外)メッセージなんて届きませんでしたからね。
炎上したり批判されるのは、YahooニュースやSNSなどで勝手に取り上げられて、見たくもないと思っている人に情報が届くからです。
SEOメインでやっている限り、気楽に運営すればネタ切れなんていう悩みもなくなると思うんですけどね。