マレーシア中北部の街、イポーで、ここにしかない名品を見つけたので紹介します。
移動中の食事や、職場や家族へのお土産にちょうど良かったです。
これからイポーに行かれる方や、今現在マレーシアにいる方は、行先の候補にしてみてはいかがでしょうか?
イポーにしかない穴場ショップ。源香ではリーズナブルに名物をゲットできる
イポー市内の観光バスに揺られながら、空調付きで主要箇所をめぐっていたときのことです。
「あそこがイポーで有名な焼き菓子屋さんですよ」と、添乗員のお嬢さんが教えてくれたので、ホテルに荷物を置いてから訪問しました。
マレーシアに4日間も滞在するのに、おみやげの一つも買っていなかったため、ちょうど何か買おうかと思っていたところです。
着いたのは18時頃でしたが、ギリギリ空いているようだったので、お店に入ってみました。
入店すると、まず目についたのが、大量のクッキーのようなビスケットのような焼き菓子たちです。
お店で焼いているのでしょうか?簡単な包装とラベルに、手作り感が漂っていました。
お店の奥にはお土産用の箱詰めされたお菓子が並んでいます。
カウンターの奥に厨房があったので、やはりお店で焼き上げているようです。
販売台の下には、ばら売りの焼き菓子が積まれており、その場で食べることもできるようです。
1918年からということは、100年を超える老舗ですが、ここ1店舗しかありません。
いい意味で無欲なお店なのか、店員さんがグイグイくるようなお店ではないため、気になることがあれば、積極的に聞く必要があります。
私が源香で買ったおみやげたち。安くて素朴で量がたくさん
お値段が手ごろだったので、源香で数種類の焼き菓子を購入しました。
後から知ったところ、名物はミートフロスと呼ばれる、具入りのクッキーでしたが、今回は買いませんでした。
なにせ、あてずっぽうのお買い物でしたので。
参考:Catalog - 源香
公仔餅と呼ばれるお菓子で、月餅の仲間と思われます。
砂糖控えめなのでしょうか、味は素朴ですが、歯ごたえ、腹持ちがヘビーです。
お菓子というよりご飯寄りだと感じました。
翌朝、早朝の列車でクアラルンプールへと向かう途中に、車内でいただきました。
胃にどっしりきますが、優しい味わいなので、朝ごはんにはちょうどよかったです。
なお、冷蔵庫に入れると固くなります。
こちらも同じく、月餅のお仲間でしょうか。
かわいらしくも、どことなくおめでたい雰囲気の動物がモチーフです。
トースターでちょっと焼くと、香ばしくていい感じでした。
目の部分は黒豆か何かを使っているようです。
歯が欠けないように注意が必要です。
これは香港などでもみられるようです。
箱入りですが、300円もしなかったので、職場へのお土産にしました。
龍珠餅、人呼んでドラゴンボールです。
呼び名のせいではないと思いますが、仙豆なみにおなかが膨れるとのコメントをいただきました。
饅頭とパイの中間のような食感で、具材とともにしっかりとした風味と味付けを楽しめます。
中身はどうやら、さやいんげんのペーストを、塩味ベースで調理しているようです。
イポーの名産は豆もやしなので、もしかしたら地元の食材を使っているのかもしれませんね。
美味でした。
源香饼舖(GUAN HEONG BISCUIT SHOP)の営業情報
伝統中華風ビスケットの老舗、源香饼舖の営業情報です。
- 営業時間:9:00 - 18:30
- 定休日:なし
- 値段:ビスケット1袋7.4リンギット(約200円)、お土産用ビスケット1箱11.2リンギット(約300円)など
- 税金、サービス料:込み
- 場所:イポー鉄道駅より徒歩15分程度
- 住所:Add: 158 & 160, Jalan Sultan Iskandar, 30000 Ipoh, Perak.
- 電話:+605-2412399
- メール:guanheong@gmail.com
- 支払い方法:現金、クレジットカード
- 備考:日中は行列ができるため、お土産用なら夕方以降の訪問が吉
参考:源香饼舖(GUAN HEONG BISCUIT SHOP)
海外からの観光客はイポーでしか買えないため、一見の価値あり
ホームページをじっくり見てみましたが、マレーシアはおろか、世界中を探しても1店舗しか存在しないようです。
その代わり、マレーシアとシンガポール全土への配達を行っているようですが、他の国への配送はしていません。
本当に、地元限定で細々と続けている人気店ですね。
イポーのことは、何もリサーチしていませんでしたが、思いもがけずレアなお店に出会えました。
イポーに来たのであれば、寄る価値があります。
イポー市内でも人気のお店であるため、昼間に行くと行列に巻き込まれます。
落ち着いてお土産を選びたければ、閉店近くに訪れるといいでしょう。