禁酒

大の酒飲みが晩酌習慣を断つとどうなるのか?禁酒1週間で気づいた変化について。

投稿日:2019/10/07 更新日:

禁酒をすると、比較的短時間で、心(脳)と体に変化が現れます。

この記事を読んで、禁酒に役立つことはありませんが、習慣的に飲酒をしていた人が、お酒をやめると、どのようになるのか、思うがままにレポートしました。

医学的な見地とはまた違った、禁酒のリアルが見えるかもしれません。

1週間の禁酒実験で見えてきた変化

この度、心に思うところがあり、晩酌をやめることにしました。

その代わり、人に誘われたり、旅行に出たりと、何かのイベントの際には、遠慮なく飲むという、いわゆる機会飲酒スタイルを取り入れたのです。

せいぜい1週間の禁酒ですが、心身ともに、色々な変化があったので、一つずつ書いていきます。

禁酒明け、久しぶりに飲むお酒はまずい

私の場合、医者に止められたわけでもないため、自発的かつ、ゆるく禁酒しています。

このため、人に誘われればお酒を飲んだりします。機会飲酒というやつですね。

アルコールを絶ってからちょうど1週間で、飲酒機会があったので、ビールとワインを飲んでみたところ、面白い発見がありました。

それは、アルコールをあまり美味しいと感じなかったことです。

これなら、禁酒中、コーラをラッパ飲みしていたほうが、幸福感がありました。

大学の頃からお酒が大好きで「酒のない人生なんてモノクロのキャンパスだ」などと迷言を残していた私ですが、この有様です。

飲酒の多幸感は、つくづく錯覚なのだなあ、と感じた瞬間です。

しばらく飲まないと酒量が減る(すぐに酔っ払う)

これもよく聞く話ですが、せいぜい1週間アルコールを体に入れないだけでも、アルコールに弱くなります。

感覚としては、お酒を飲んでいたころの7割程度でお腹いっぱいでした。

アルコールに体が慣れて鈍感になっているのか、脳内物質のバランスが元どおりになるのかわかりませんが、お酒に強くなるということは、絶えずアルコールを摂取しているということの裏返しなのですね。

家計簿の「嗜好品」支出が目に見えて減る

私は、日々家計簿をつけていますが、お酒やお菓子などの嗜好品については、費目を分けて集計しています。

下に、今年の嗜好品支出をまとめました。

2019年1月 3,125
2019年2月 7,654
2019年3月 4,164
2019年4月 1,722
2019年5月 3,713
2019年6月 7,637
2019年7月 3,519
2019年8月 3,694
2019年9月 2,157(部分的に禁酒開始)
2019年10月 2,160(月末着地予測)

およその月で3,000円を超えており、多い月は7,000円を超えていましたが、節酒を始めた9月以降は、明らかに支出が減っています。

ビールの場合、気づけば2,3本は、一夜で飲んでしまいます。

ワインも、少し楽しめるものを買おうとすると、ボトル1本で1,000円程度します。

反面、ジンやウォッカに属する、安めの蒸留酒などは、飲みきるまでに時間がかかるので、安く上がったりします。

飲むお酒の種類にもよりますが、嗜好品としてのお酒は、タバコや甘味と比べて、存外コストパフォーマンスが悪いのではないかと思いました。

お酒に代わる飲み物を模索するようになる

嗜好品支出に関係しますが、お酒を飲んでいた分は、別の飲み物で代替したくなります。

この分を、そっくり嗜好品支出として勘定しているため、嗜好品の予算自体は確保している次第です。

これまでに試した代替品は、主に次の3種類です。

  1. ノンアルコールビールなどのお酒もどき
  2. コーラや炭酸水などの炭酸飲料
  3. チョコレートなどの甘いもの
  4. ラーメンなど味の違いを楽しむ料理

このあたりは、別の記事に詳しく書こうと思います。

関連記事:禁酒中にアルコールの代替品となる飲み物。お酒がどうしても飲みたくなったら。

つまみの代わりに夕食をしっかり食べるようになる

お酒は、満腹だとおいしくありません。

酒飲みにはわかると思いますが、お酒を飲みたいという感情って、それ単体ではなくて、空腹感やストレスと一緒に、複合的に攻めてくるんですよね。

禁酒中は、これらの欲求を、一つずつ片付けていくことで、飲酒衝動を押さえていましたが、副効用として、夕食をしっかり摂るようになりました。

お酒のカロリーを、内容のある料理に置き換えることで、栄養面では、飲酒中よりも充実間違いなしでした。

禁酒中は体重が減る

食事をしっかりしているにもかかわらず、体重は減少し始めました。

カロリー計算するとわかるのですが、お酒のカロリーって、お腹にたまらない割には相当高いんですよね。

ビールなんて「液体のパン」と呼ばれているくらいで、蒸留酒の起源となる飲み物も「命の水」だなんて呼ばれていました。

酒販会社のポジショントークで「エンプティカロリーは太らない理論」なるものも聞きますが、私の過去の経験からすると、真っ赤な嘘です。

「悪いのはアルコールではない、高カロリーなおつまみだ!」などと反論してくる方々もいますが、半分しか当たっていません。

エンプティという単語が、ゼロカロリーと混同されがちですが、どちらかというと、栄養のない純粋なカロリーと考えた方がいいです。

食べるほど食べたくなり、いくら食べても満腹にならない食事と考えると、咀嚼型のジャンクフードよりも、よほどタチが悪いです。

以前よりもよく食べて、運動量も変化がないのに体重が減るということは、アルコールを飲むと太るということに他なりません。

お酒はそれ単体で太ります。あきらめて運動しましょう。

目覚めがスッキリする

私自身、不眠症のきらいがあり、お酒を飲むとよく眠れる、というタイプの人間でしたが、お酒を飲まずに寝ると、翌朝の目覚めが楽になりました。

寝つきは悪くなりますが、何とか眠りにつけば、その先が楽です。

布団の中で30回くらい深呼吸していれば、そのうち寝ています。

目覚めが楽になると朝型の生活になり、朝が早いと夜も早く寝られるようになるので、好循環となります。

アルコールに頼らず、生活リズムを整えたほうが健全だと思います。

これが離脱症状なんだとハッキリわかる

ここまで、禁酒のいい面を書きましたが、お酒をやめるのも、けっこうしんどいです。

離脱症状、つまり禁断症状があるからですね。

私の経験した離脱症状は、大きく2通りです。

  1. 飲酒欲求(渇望感)
  2. 身体症状

飲酒欲求が、離脱症状に入るかわかりませんが、お酒をやめづらくする要因として、一括りにして考えています。

朝から頭痛がしたり、夕方、疲れたりおなかが空いたころになると、妙にソワソワしたり、帰り道にスーパーのワイン売り場で、ボトル片手に立ちすくんだり、1週間だけでも色々ありました。

離脱症状の苦しさについては、別の記事でまとめます。

関連記事:作成中

機会飲酒にとどめるだけでも禁酒の効果はあると思う

よく「お酒をやめるか人生をやめるか」などという、オールオアナッシングな理論を聞きますが、今健康なら、断酒あるいは絶酒は必要ないんじゃないかなあ、と思います。

もちろん、飲まずとも楽しい人生を送れることに越したことはありませんが、何が好きかは、魂レベルで個人の自由だからです。

数ある人生の娯楽の中で、たまたまお酒が好きになっただけではないでしょうか?

ラーメンが好きだとか、観劇が好きだとか、マンガが好きだとか、レベルは変わらない気がします。

お酒が好きだという感情自体、飲酒によって作られたまやかしだとしても、飲みたければ飲む。やりたければやる。やりすぎて他に不自由があらわれるようなら、節制する。

それが人生ではないでしょうか。

最後に、お酒のせいで人生が辛いのなら病院へ行きましょう

それなりに色々な国を旅してきましたが、日本ほど飲酒に対して「ゆるい」国はありませんでした。

宗教の枷が、社会的に皆無だからではないかと思います。

あえていうなら、お隣韓国も、飲酒文化はよくないですが(感覚的にも統計的にも先進国の中では最低レベルじゃないでしょうか)、敬虔なキリスト教徒はお酒をまるで飲みません。

お酒で体や人生を壊しそうな人や、今まさに壊している人は、アルコール専門外来に行ってくださいね。

アルコール依存症は身近な病気ですので、別に恥じることもありません。

よってたかって飲酒欲求をあおるくせに、アルコール依存は見て見ぬ振りの、日本社会のあり方が、よほど間違っていると思います。

お酒なんてたかだか嗜好品です。こんなものに振り回されず、豊かな人生を送りたいですね。

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