海外旅行は国内旅行よりも念入りに支度するというあなた。
何か忘れていませんか?
必需品はガイドブックを見れば確認できますので、ここでは私の経験をもとに、意外と役に立ったアイテムを厳選してお伝えします。
目次
ガイドブックに載っていない?必需品以外で役に立ったアイテム
ガイドブックや旅行会社のホームページでは、海外初心者向けに丁寧な持ち物リストを載せてくれますが、実際に旅行好きな人は何を持っていくのでしょうか?
筆者が海外旅行で役に立った意外なものを並べていきますので、ぜひ参考にしてください。
コンパス
暑い国にありがちですが、車移動が優先されるあまり、歩道がなかったりガタガタだったりします。
暑いうえに歩きづらいとなると、体力の消耗が非常に激しくなるのですが、多くの人はここを軽視しがちです。
というわけで、コンパスの出番です。
スマホがあるじゃない、GPSがあるじゃない、と言われても、最終的に役立つのは地球の磁場です。
スマホのジャイロセンサーは正確でないことがありますし、熱に浮かされたスマホを手に取ると、余計に暑苦しくなります。
そんなとき、ポケットにコンパスを放り込んでおけば、すぐに取り出して正確な方角を知ることができるのです。
歩数を減らすことは、徒歩中心の海外旅行では地味に大切です。
みなさん、ぜひとも次の旅行にはコンパスを持って行ってください。
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洗濯用せっけん
洗濯用せっけんを何に使うのか?ということですが、やっぱり洗濯に使います。
海外行ってまで、なんで洗濯?と思うかもしれませんが、持っていく服を減らすためなんですね。
旅行バッグを圧迫するアイテムで一番かさばるのは衣服です。
空気圧縮すればかさは減りますが、限界があります。
そこで、持っていく服を厳選して、ホテルで手洗いするようにすれば荷物の総量がぐっと減ります。
ホテルの洗面台にお湯を張って、石鹸を溶かしてじゃぶじゃぶ洗うのですが、洗濯用せっけんのほうがよく汚れが落ちます。
要するにウタマロ石鹸とかですね。ドラッグストアの洗剤コーナーの片隅にあります。
シャツの汚れ落としに使っていますが、特に襟袖の黒ずみに効果的です。
「自分で洗濯するくらいならホテルのクリーニングを使えばいいじゃない」という、ブルジョアな方々の声が聞こえてきそうですが、それはそれで。
栓抜き
お酒好きな人なら、現地のホテルについてから、軽く部屋でビールでも飲みたいですよね。
私はよく飲みたくなる部類なので、ホテルにチェックインしてから、近所のコンビニをうろうろするのですが…ないのです、アレが。
いくら探しても栓抜きが見つかりません。瓶ビールは目の前にあるのに。
国によるのですが、マレーシアのジョホールバルなどを訪れたときは、ものの見事に瓶詰めのビールしかなくて閉口しました。
ホテルのルームサービスで頼めばいいのでしょうけど、意外と栓抜きや缶切りは置いていないです。
スプーンや紙束で開ける努力もしましたが、コツがいりますし、何より手が痛くなります。
100均で手に入りますので、旅行用カバンの中にしまっておくといいでしょう。
モバイルバッテリー
これは「意外」ではないかと思いますが、相当役に立ちます。
東南アジアや中国奥地なんかで安ホテルに泊まると、電源事情がよろしくないのか、まともに充電できないことがあります。
ひどいところになると、電気かなにか漏れているのか、充電中のスマホがビリビリするので、以来気味が悪いのでモバイルバッテリーを必ず持って行っています。
携帯性がよく、プラグ形状や電圧の問題を気にすることなく使えるのが大きなメリットです。
歯ブラシと歯磨き粉
日本で歯ブラシのないホテルは見つけづらいですが、海外では石鹸だけ置いてあり、歯磨きセットはない、なんていうケースもちらほらあります。
バジェットホテルなら置いていなくても納得なのですが、中級ホテル以上でも環境への配慮という名目で、最低限のアメニティしか置いていないことがあるので要注意です。
現地のコンビニなどでも買えますが、一組持っていれば、ラウンジや飛行機内などでもサッパリできます。
特に長距離のフライトだと、起きて目覚めると口内が不快だったりします。
かさばらないので持って行ってもいいのではないでしょうか?
注意点ですが、歯磨き粉は小さめのチューブを選んでください。チューブに入った半固体も液体としてみなされることがあるのです。
日本は比較的緩いですが、お隣韓国や中国は、保安検査場でのチェックが厳しめです。
1本100ml以下なら文句も言われないので、歯磨き粉を持ち込むときは注意しましょう。
ガイドブックに載っているものは使わないこともよくある
とある旅行会社が提供している持ち物リストを見たところ、必需品も含めて72項目もあり、びっくりしました。
1都市滞在ならまだしも、複数都市を旅行するのには向かなそうだな、というのが素直な思いでした。
必然的にスーツケースが前提となる量なので、空港での立ち回りも疲れそうです。
ガイドブック通りに全部持っていく人ばかりではないと思いますが、こればかりは人次第なんでしょうね。
1度でも海外旅行を試してみると、自分に合った持ち物が見つかると思いますよ。