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クレジットカードのスキミング対策について。実は前準備と後始末のほうが大切。

投稿日:2019/11/05 更新日:

スキミングとはクレジットカードの情報を不正に盗み出す犯罪です。

特に海外旅行で被害に遭う人が多いのですが、気を付けていても狙われるときは狙われます。

スキミング防止の現実的な対策について、前準備と事後処理に焦点を当てて記事にしました。

クレジットカードはどうやって不正利用されるのか?

クレジットカードは現金なしで買い物ができる、大変便利なものですが、不正利用のリスクも付きまといます。

カードの不正利用は、どのようにして行われるのでしょうか?

通常、カードを利用するためには次の2つの情報が必要です。

  1. カード情報+サイン
  2. カード情報+暗証番号

暗証番号かサインが盗まれて、初めてカードの不正利用が成立するのです。

逆に言うと、クレジットカード単体では、ただのプラスチックカードです。

クレジットカードの不正使用対策で大切なのは、いかにカード情報と暗証番号を守りぬくのか、という点に尽きます。

海外旅行でクレジットカードのスキミングが怖い人のための対策一覧

海外旅行でクレジットカードのスキミング被害が、国内と比べて多いのは事実です。

しかし、大半は正しい知識と前準備で防いだり、被害を最小限にすることもできます。

スキミング対策というと、実店舗やATMでの振る舞いを想像するかもしれませんが、現実的には旅行の前に対策するほうが重要なのです。

暗証番号は誰にもわからないようにする

まずは基本中の基本です。

暗証番号は、あなた以外の誰も知ってはいけません。

親兄弟でも弁護士でも、警察官でも総理大臣でも、絶対教えてはだめです。

神様にも教えない、と思っているくらいでちょうどいいでしょう。

暗証番号は、墓場まで持っていってください。

そして、単に人に教えないだけではだめです。

店員の目や盗撮カメラなど、あの手この手でカードの暗証番号が狙われます。

店員にカードを渡すときは、自分の目の前で決済させましょう。

暗証番号を入力するときには、必ず片手でパネルを遮って操作しましょう。

一瞬でもカメラに録画されてしまったらアウトです。

財布やバッグなど、面積のあるもので手先を隠すのも有効ですね。

クレジットカードが届いたら裏面に漢字でサインする

これまた基本中の基本ですが、クレジットカードはサインしないまま利用してはいけません。

これはどのカード会社でも、約款のイの一番に掲載されているでしょう。

面倒くさいからと、サインをせずにカードを利用した結果、不正利用されても、絶対に補償してくれません。

サインは売買契約に同意した証ですので、暗証番号同様、軽くみてはいけないのです。

ただし、アナログな方法だけに、筆跡を真似されるリスクも、なくはありません。

サインを偽造されても、覚えがなければ補償されるケースもあるかもしれませんが、真似されないに越したことはありません。

カードの裏面には、ぜひ漢字でサインしてください。

漢字を生活に利用している国は、日本と中国、台湾くらいのものです。

筆順も多く、構造も複雑な漢字は、アルファベット利用圏の人々にとって暗号同然です。

世界的にも希少な、漢字を書ける技能を有しているのですから、ここぞとばかりに使い倒してやりましょう。

クレジットカードの利用限度額を下げる

最近のクレジットカードは、普通のカードでも50万円以上の利用限度枠が設けられていることがあります。

これはつまり、リボ払いを前提にした利用枠なのですが、不正利用を警戒するのなら、最低利用可能額まで下げてしまうのも有効です。

私の知る一般庶民で、コンスタントにひと月50万円もカードを使う人はいません。

限度額の減額は、カード会社のホームページから申請できますので、覚えておくといいでしょう。

クレジットカードを使って借金するつもりがない人は、現実的に利用しそうな額に調整しておきたいものですね。

アメックスのように、利用枠がフレキシブルな例もありますが。

関連記事:アメリカンエキスプレスゴールドカードの使い方!アメックスを6年使った私が実際に利用している特典まとめ。【AMEX GOLD】

人気のない場所にあるATMは利用しない

スキミングの中でもイメージしやすいのが、ATMを使ったスキミングではないでしょうか。

実際見たことのある人は少ないかもしれませんが、ATMのカード読み取り口に、偽のアタッチメントを取り付けて、小型カメラとセットで情報を盗み出すことが多いようです。

「あれ?なんかカードが引っかかって中々入らないぞ??」と感じたら黄信号です。

人気の少ないATMは、人目が少ないため誰にも見られず機械を設置できます。

逆に、大通りに面したATMや銀行内のATMなどは、人目につくので設置する側の心理的ハードルが高いです。

空港内や交番の近く、銀行管理のATMなどを利用しましょう。

スキミング防止素材のポーチを利用する

クレジットカードの情報は接触型なので、離れた場所から情報を盗むことはできません。

しかし、最近は非接触型のクレジットカードも出てきました。

こうなると心配なのが、カバンなどに入ったままのカード情報を盗み出す行為です。専用の機器を使って行うそうです。

件数は多くないとしても、不安な方はスキミング防止素材のポーチを利用するといいでしょう。

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関連記事:PASSFIT-mini(パスフィットミニ)は、旅行時の貴重品入れとして有用。同社のセキュリポとの比較も。

カードの利用明細書を毎月チェックする

あまり知られていませんが、クレジットカードは不正利用されても、全額補償されるケースがあります。

一般的なカードなら、利用後から規定日までに申告があり、不正利用が確認されれば、その分は請求されないという措置があるのです。規定日は60日間程度が一般的です。

安心してクレジットカードを使うために抑えておきたい知識ですが、せっかくの補償制度も、不正利用に気づけなかったら利用することができません。

このため、カードの利用明細は毎月確認しましょう。

明細書をいちいちチェックするのが面倒…という、ものぐさなあなたにはエポスカードをおすすめします。

メールアドレスを登録しておけば、カードが使われるたびに利用確認メールが届くので、不正利用の発見に役立ちます。

毎回明細を見なくても、明らかに使っていない時間帯や、海外での利用分について気を付ければいいからです。

エポスカードについては次の記事で紹介しています。

関連記事:エポスカードは「得しかしない」クレジットカード。年会費無料でも海外旅行保険が手厚い!

正しい事前対策と事後処理で不正利用も怖くない

クレジットカード不正利用の対策ですが、被害に遭わないように気を付けていても、情報を盗まれるときには盗まれるものです。

ATM取り付け型のスキマーなんて、ビフォー・アフターの写真でもなければ、精巧すぎて普通の人にわかりません。

私が現実的だと思う不正利用対策は次の3つです。

  1. 事前の準備
  2. 不正利用に気づくこと
  3. 被害に遭ってからの初動

実際被害に遭ったら、慌てずカードデスクへ報告しましょう。

通常、不正利用が発覚してすぐなら、管理上の落ち度がない限り請求されません。

ただし、不正利用から時間が経ちすぎていると補償されないこともありますので、カード会社の規約をあらかじめ確認すべきです。

利用確認メールが都度届くカードなら、被害を未然に防ぎやすくなります。

関連記事:エポスカードは「得しかしない」クレジットカード。年会費無料でも海外旅行保険が手厚い!

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