台湾 旅日記

【台湾】台北から台南へと台湾鉄道小紀行。台中へのきっぷは残っているか?【2日目】

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台南から台中までの道のりを記事にしました。

鉄道を利用すれば、2時間で着く距離です。

台中旧駅舎の趣きは、旅するあなたをノスタルジックな気持ちにさせてくれるでしょう。

前のお話:【台湾】台北から台南へと台湾鉄道小紀行。台北市内には目もくれず一路南へ。【1日目】

旅日記2日目

  • 日付:2018/9/22
  • 出発地:台南
  • 到着地:台中
  • 見どころ:台中旧駅舎
  • ひとこと:9月の台湾は、真夏の日本と同等の暑さなので、体力を消耗しないような工夫も必要です。

※2018/9/24現在 1TWD(台湾ドル) = 3.68JPY(日本円)

旅の軌跡

08:00 ホテルで朝食

朝食会場に着くと、既に大勢の人でにぎわっていました。

無料とは思えない圧巻の品揃えでした。

専用のトースターまで置いています。

充分な数の席がありますので、あわただしい朝の時間も、ゆったりくつろぐことができました。

参考:ECFA Hotel Tainan

08:30 切符を買いに台南駅へ

2日連続で無座は厳しいので、ホテルをチェックアウトする前に、駅へきっぷを買いに出かけました。

台南の街には、地下鉄がありません。

その分、バスとバイクが走っています。

台南駅前の広場に、腰に刀を佩いた銅像が。

どんな人物かわかりかねましたが、日本統治下の痕跡が垣間見れました。

台南駅の駅舎です。

昔からの建物を改修しながら利用しているようです。

無理やり日本とこじつけると、昭和レトロな雰囲気がします。

券売機があります。

ちなみにこちらは短距離路線のようで、台中へのきっぷは買えません。

朝から台南を旅立つ人でにぎわっています。

台中駅へのきっぷは、昨日同様自動券売機を利用して手に入れました。

何とか座席が空いていたので、無座は免れています。

台南から台中までは、特急列車の指定席で、363元(約1,300円)でした。

09:00 出発まで台南市内を散策

当面の心配事もなくなったので、出発まで時間をつぶすことにしました。

ホテルのチェックアウトが正午なので、それなりに時間がたっぷりです。

台南成功路郵便局の前です。

ポストのペイントから、沖縄と類似した文化を感じました。

ホテルへまでの道をぶらつくいていると、みこしか山車のような隊列に出会いました。

9月という時期を考えると、中秋節でしょうか。

意図して訪れたわけではありませんが、よいものを見れました。

街中に、ぽっと出るように寺院が現れるのも、台南の特徴です。

しかし、昨日に続いて暑いです。

石垣島とほぼ同じ緯度ということを考えると、当然かもしれませんが、街歩きには少し暑すぎます。

駅から西へと延びる幹線道路沿いに、市場が見えてきたので立ち寄りました。

南国の香りがします。

食材に屋台料理がメインでしたが、座って食べられるような食堂タイプの屋台もありました。

練り物屋台で軽食を包んでもらいました。

英語も日本語も通じないので、小銭を見せながらの買い物です。

ぼったくりを回避するには、値札のついているお店を選ぶほうがいいと思います。

一度ホテルに戻ってから、再出発しました。

林百貨店の交差点から、はす向かいの銀行です。

天井が手の込んだ造りになっています。

ここでカメラを構える人も多くいました。

観光地図に、名所として紹介されていた、台南孔子廟です。

公園が併設されており、静かな空気が流れていました。

この公園、何故かその辺をリスが走り回っています。

かと思うと、池の真ん中で、亀が甲羅干ししていたり、日本とは違った公園の風景を見られます。

都会の中で、自然が保存された貴重な空間でした。

しばらく散策し、林百貨店の交差点へと戻ってきました。

足が疲れ始めていたので、この辺で休憩としました。

百貨店内部のレトロなエレベーターです。

人数制限が厳しいので、実用よりも観光向けです。

林百貨店の創始者は日本人のようです。

階段の踊り場には古時計が。

屋上にくると、数件カフェテリアがあります。

小ぎれいな雰囲気です。

黒豆茶なる飲み物、40元(約150円)です。

台南の熱さにくたびれた体に、ひんやりとしみ込んできます。

ラーメンらしきものを注文しました。

すっきりとした味わいでしたが、しっかり食べたいときには、物足りないかもしれません。

お値段60ドル(約200円弱)。

屋上庭園はよく整備されており、観光客の姿も多くみられました。

再び街歩きに戻っての一枚です。

街角の掲示板に、中秋節のポスターが貼ってありました。

やはり、先ほど見かけた行列は、中秋のお祭りだったのでしょうか。

街中を北西へと大きく回り込むと、神農街の入口に差し掛かりました。

絵葉書などにもよく使われており、古き良き台南の街並みを散策できます。

寺院が見えたら終点です。

わうか数百メートルの小さなメインストリートです。

時間が圧してきたので、散策を切り上げて駅方面へと引き換えします。

途中で、杏仁茶のお店があったので、一本いただきました。

キンキンに冷えていて、体中の汗を止めてくれます。

屋号を撮り忘れてしまいましたが、いい笑顔の店主を見かけたら、立ち寄ってみるといいでしょう。

神農街から、水仙宮市場へと向かう途中にありました。

市場を見かけましたが、時間の関係で通過しました。

昨夜通った道のようです。

明るい時間に通ると、印象がまた違います。

赤崁樓(せきかんろう)と呼ばれる、台湾の古城に差し掛かりました。

入場料が50元(約190円)かかりますが、きれいに手入れされた庭園で、ゆっくり休めます。

オランダ占領下から、清が入ってきて、近代には日本の統治下に。

碑石に刻まれた記録から、激動する台湾の歴史を垣間見ることができました。

美しく手入れされた庭園に、滝落ちる池に、鯉の群れ。

風流ですね。

台南の過去と現在が交錯する空間です。

15:09 台南駅から旅立つ

台南駅の改札を抜けると、既に大勢の旅人が列車を待っていました。

今と昔の溶け合う街、台南。

時間があればまた訪れたいところですが、この日の私は、ただの旅人です。

知らない街から知らない街へと渡り歩くのが、私の本分ですので、この街ともこれでお別れです。

次の街へと向かう列車が入ってきました。

全席指定なので、特に慌てることはないです。

車内は空調完備で、昨日の無座よりも数段快適な旅行が約束されていました。

当たり前ですが。

17:09 台中駅に到着

台南駅から電車に揺られること2時間で、台中駅に到着しました。

駅舎は非常にきれいです。

明日はまた、台北へと出発です。

自動券売機できっぷを買っておきました。

台北まで375ドル(約1,400円)です。

こちらは短距離路線なので、台北までのきっぷは購入できないようです。

駅の一角に、強烈な既視感を覚える銅像が設置されていました。

昔、インターネットで流行った【先行者】を彷彿とさせます。

近代的な街並みに、広々とした駅前広場です。

日本から来たバックパッカーが、路傍で引き語りをしていました。

台中の旧駅舎が隣接していました。

この駅舎を見るためだけでも、台中を訪れる価値はあります。

歴史が生んだ博物館さながらです。

旧駅舎は、すべての役目を終えて眠りについていました。

今では、新駅への通路として使われているのみです。

旧駅舎から眺める台中市内の夕景に、時代の移ろいを感じます。

奥に見えるのが新駅です。

例によって、観光案内所を訪れました。

旧駅舎に向かって右手に位置しています。

駅前広場を北西に抜けて、ひたすら歩きます。

橋の上で立ち止まると、人々が集まっていました。

大型スクリーンが設置されているところを見ると、何かの上映会でしょうか。

それにしても、台中市の橋からの眺め、前回訪れた韓国のテジョン市のようです。

関連記事:【韓国】ソウルからプサンまで半島縦断途中下車の旅。ムグンファ号でテジョンに行こう!【3日目】

17:50 今夜の寝床に到着

今夜の宿は、柳川という川のほとりにありました。

フロントが施錠されており、がらんとしています。

正面の張り紙を見ると、どうやら隣のホテルのフロントを利用してください、とのこと。

斬新な運営です。

見ての通り、フロントに人はなく、がらんとしています。

何故か、ビリヤード台がありましたが、キューがない以上、プレイもできませんね。

10階の部屋をあてがわれました。

設備が全体的に古いのを見ると、今は新館がメインで、こちらは部屋としての機能だけを持たされているようです。

スタンダードダブルとのことでしたが、以上に広いです。

セミスイートくらいあります。

旅人の宿屋【#007】モウ ホテル ルーチュアン (Mou Hotel - Luchuan)【

  • アクセス:★★★
  • 静粛性:★★★★
  • 清潔度:★★★
  • 安さ:★★★
  • スタッフ:★★★
  • 設備:★★★

総評:★★★

場所:台中鉄道駅より徒歩25分程度

対応言語:台湾語、中国語、英語、日本語

部屋タイプ:ダブル

シャワー:あり

バスタブ:あり

テレビ:あり

冷蔵庫:あり

Wifi:あり

アメニティ:歯ブラシ、カミソリ、シャンプー、ボディーソープ、紙スリッパ

飲料水など:ミネラルウォーター

値段:120台湾ドル程度(約4,500円)

コメント:1階部分はカウンター機能を撤廃しており、隣接する新しいホテルのフロントを利用することとなります。施設は古いですが、高層階の部屋を利用できれば、静かに過ごすことができます。また、中華路観光夜市へのアクセスも良好です。

参考:モウ ホテル ルーチュアン (Mou Hotel - Luchuan)

20:00 中華路観光夜市で食料探し

辺りがすっかり夜になったころ、休憩を終えて活動再開しました。

台湾を旅しながらつくづく感じましたが、暑い国を旅するのであれば、夜に観光したほうが、体力を削られずに済みます。

関連記事:暑い国を旅するときに注意するポイント5つ。

先ほど通った柳川です。

川辺を中心にライトアップされており、とてもきれいでした。

観光マップから情報を拾って、夜市を散策することにしました。

ホテルの裏手一帯が、市場になっているようです。

散策していると、子供の姿がちらほら見えました。

おそらくですが、暑すぎて日中は遊ばせることができないのではないでしょうか。

近年の猛暑を考えると、日本もそのうち、日が暮れてからでないと、子供たちが遊べない国になりそうだと感じました。

中華路観光夜市の食堂です。

この一帯、屋台や食堂には困ることがありません。

軒先のおじさんが、「エビチャーハン、おいしいよ!」と日本語で呼び掛けてくれたので、お言葉に甘えてお邪魔しました。

レシートが残っていないので定かではありませんが、ビール1本と合わせて、100ドル(約360円)程度でした。

食堂を出てからうろうろしていると、ここにも出ました、臭豆腐の屋台。

紹興で食べて以来、やみつきになってしまった、中国を代表するクサい食べ物です。

揚げたてのおいしさは絶品です。

関連記事:【中国】上海から紹興へとローカル列車で行ってきたお話【2日目】。魯迅のふるさと紹興は水と石畳の古都だった。

関連記事:【中国】北京から上海まで陸路で。1年ぶりの上海に乾杯。【3日目】

観光夜市と呼ばれる割には、お客さんの数が少なかったようですが、私としては、人ごみにでくわすよりも、少しうらぶれているほうが好きです。

この日は、ほとんど固形物を摂っていなかったせいか、食欲旺盛でした。

明日は台北へと戻る日です。

  • 台北⇒台南(座席なし) 455ドル
  • 台南⇒台中 363ドル
  • 台中⇒台北 375ドル

しめて1,193ドル(4,390円)の旅路となりました。

日本だと、東京から静岡県の浜松駅まで(257km)の、片道ローカル線と同じ値段です。

ここでも、日本の鉄道料金の高さが浮き彫りとなりました。

振り返ってみて

何気なく訪れた台中市ですが、旧鉄道駅舎のたたずまいや、夜市のグルメなど、短時間の滞在にもかかわらず、見どころがたくさんでした。

台北と台南の通過点にしてしまうには、少々惜しいですね。

駅前で観光地図を配っていますので、じっくり滞在してみるのもよいのではないでしょうか。

次のお話:作成中

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