横浜駅の近くでサウナを探しているあなたに、ぜひ試していただきたいサウナがありました。
スカイスパYOKOHAMAなる、横浜駅直結、歩いて5分のサウナです。
男性はもちろん、女性にもカプセルルームが用意されているのが嬉しいところです。
実際に宿泊して感じたことをレビューにしましたので、風呂好き、サウナ好きのあなたは、ぜひご覧になってください。
施設は簡素でも、もっと安く泊まりたいという方は、横浜駅反対側出口にあるカプセルホテルも参考にしてください。
スカイスパYOKOHAMAは横浜駅ほぼ直結の男女共用施設
今回お邪魔した「スカイスパYOKOHAMA」は、横浜駅そごう側出口方面にあるサウナです。
YCAT(バスターミナル)やマルイに隣接したビルの14Fに位置しています。
地下道直結のため、雨に濡れずに訪問できる、素晴らしい立地です。
立地代が大きく加味されているのか、料金は5時間でおおよそ2,450円から2,750円程度。
滞在の時間帯や長さ、曜日に応じて、細かく料金が変わりますが、個人的には強気な値段設定だな、と感じました。
こちらがエントランス。
館内撮影禁止のため、残念ながら写真はここまでです。
休憩室やカプセルルームで宿泊可能ですが、カプセルホテルと違って、男女共用です。
この女性も泊まれるカプセルホテルというものが、大変珍しい。
全国的に見てもかなり貴重ではないでしょうか?
チェックアウトは翌12時ですので、のんびり滞在することができます。
なお、浴場の清掃時間が8:30~10:30と、朝風呂の時間を直撃するため、注意が必要です。
サウナは利用者数に対してスペース少なめ
さて、お風呂場のお話です。
浴室内はローマ調で、ジャグジーに寝湯といった、スタンダードなスパがそろっています。
高層階のスパらしく、窓が大きめで、特にフィンランド式サウナ室からの眺望が良いです。
そのサウナは2種類。
ミスト式の塩サウナが1つと、メインのフィンランド式サウナが1つ。
ミストサウナは光の入らない、ザ・ローマ式といった造りです。
ミスト式にしては息苦しさを感じず、アロマの香りやヒーリングメロディーの演出も相まって、人によっては昼寝でまでできてしまうのではないでしょうか?
ヌルいのが物足りないという声も聞こえてきそうですが、利用者が比較的少なめなので穴場です。
そしてメインのサウナルームは、大きな窓と豊かな座席数から、密室にも関わらず奇妙な開放感があります。
天井が低く、オートロウリュで湿度が足されるため、快適度は高いです。
サウナマットの交換は1時間程度の頻度ですが、吸水性の高いマットを使っているのか、交換直前まで快適に座れました。
ただし、私が訪れたのは平日ど真ん中の昼間です。それでもサウナ室が満席となる盛況ですので、土日は浴場ふくめてぎゅうぎゅう詰めになるでしょう。
総合的に考えると、空いた時間帯以外はきゅうくつな思いをしそうです。
水風呂は、低温と中温2つです。
低温のほうは水温計を見たところ、13度から14度と、キリッと冷えていました。吐水量も豊富で、冷たさが保たれています。
ベンチの数は非常に多く、通常の椅子タイプが10以上、アウトドア用品で見られるようなリクライニングタイプが3脚です。
椅子取りゲームに発展しづらい環境は貴重ですね。
ただし、どの施設でもそうですが、アウフグースの後は、一斉にサウナ室から人が出てきますので、どのタイミングでサウナ部屋を切り上げるか、見極めが大事です。
入浴しても欲はかくな、ということですね。
湯上り後のパウダールームには、化粧水から乳液、整髪料まで一通りのアメニティがそろっています。訪問は完全に手ぶらで問題ないでしょう。
共用スペースは広く施設が充実している
スカイスパは14階と15階で構成される施設ですが、共用部の面積が広く、入浴後にくつろぐのに不足がありません。
2018年11月に改修されたばかりなので、施設がきれいです。
リモートワーク用の高層階からは港の眺めも素敵です。
特に14階奥の休憩室は、床暖房までついており、昼寝やストレッチに最適です。朝訪れると、大勢の宿泊客がごろ寝していました。
飲食物の持ち込みは禁止ですが、自販機で嗜好品類が買えるのもグッドです。タバコは置いていないようですが(喫煙室はあります)。
男女共用スペースが多いのも、サウナ特化施設としては特徴的です。
このため、風呂好き夫婦やカップルで利用するのにも適しているのです。
個人的にカプセルホテルは、男性だけの楽天であってほしいのですが、サウナにクタクタになるまで入った後、すぐに暗い部屋で横になって眠る快感は、女性にも味わってほしいと思っています。
カプセルホテルをはじめとして、サウナは男性専用施設も多いため、男女共用だとくつろげない、という方には、カプセルルームの予約を強くおすすめします。
宿泊予約をしておけば、14時から翌日12時までと、ビジネスホテルでは考えられない時間を過ごせます。
個人的にはもう少し利用者制限をかけたほうがいいと感じた
スカイスパYOKOHAMAは、高層ビルの2層を使って作られた施設です。
実に広々としており、共用部も充実しているのですが、入場制限をかけていないため、平日の昼間に訪問しても、それなりに人がいました。
この分だと、週末はかなり混みあうでしょう。
延長なしの利用時間が短くなれば、施設内の滞留人数も減って、快適に過ごせるのですが、自分の滞在時間も減ってしまうのが悩ましいですね。
男性側にはカプセルルームもあるので、ゆっくり利用できる時間があるなら、予約してしまうのもいいと思います。
ただし、カプセルホテルとして利用するにはお高めの設定です。
1月など、時期によっては利用料金が割安になっていることもあるので、タイミングが合えば宿泊込みで検討してみてはいかがでしょうか?