会社の同僚と4人で、ソウル市内の、あまり有名でないスポットまで、グルメツアーに出かけた記録です。
私の独断と偏見で、初心者不適のニッチ感あふれる旅行記となっておりますので、何卒ご容赦ください。
引率してくれる人がいない…というあなたは、タビナカのオプショナルツアーを申し込むと、時間を有効に使うことができるので、先に紹介しておきます。
目次
今回の旅について
※2018/7/4現在 1KRW(韓国ウォン) = 0.11JPY(日本円)
これは2018年6月のお話です。
旅程
2018/6/9 深夜羽田空港集合
2018/6/10 羽田空港⇒仁川空港⇒ソウル市内
2018/6/11 ソウル市内⇒仁川空港⇒羽田空港
移動手段・便名等
大韓航空(KE720・KE719) / 737-900
A'REX韓国空港鉄道
参考:空港鉄道 A’REX
ソウル地下鉄
ソウル市内バス
初乗り1,250KRWで、交通カードがあれば【バス⇔地下鉄】間で、乗り換え割引が適用されます。初訪問の方は、空港に着いたらコンビニで交通カードを買いましょう。ソウル市内での必携品です。
関連記事:韓国旅行で交通カード(Tmoney)を買う方法と実際の使い方について解説。
ソウル市内の移動手段につきましては、下記「KakaoMap」の利用が便利です。残念ながら、GoogleMapは情報量が少なく、交通情報も連携されません。
カカオマップのインストール方法については、別記事を設けました。
関連記事:【韓国】韓国行くならカカオマップが必要。インストールと利用方法について解説。
タクシー
運転が荒いので、アトラクションとして楽しんでください。
費用明細
No. | 日付 | 費目 | 摘要 |
1 | 2018/5/14 | ¥35,270 | チケット代+ホテル代(1泊) |
2 | 2018/6/10 | ¥10,270 | 海外キャッシング(交通費・雑費) |
3 | 2018/6/10 | ¥216 | キャッシング手数料 |
4 | 2018/6/10 | ¥2,817 | 焼肉 |
5 | 2018/6/10 | ¥3,082 | パジョン |
6 | 2018/6/10 | ¥1,434 | お土産代(パック) |
7 | 2018/6/10 | ¥2,911 | スターバックス |
8 | 2018/6/10 | ¥3,426 | ホテルで飲み会 |
9 | 2018/6/10 | ¥3,389 | プデチゲ |
10 | 2018/6/10 | ¥208 | プデチゲ(追加) |
11 | 2018/6/10 | ¥426 | スターバックス |
12 | 2018/6/11 | ¥418 | 海苔巻き |
13 | 2018/6/11 | ¥551 | 雑貨 |
14 | 2018/6/11 | ¥1,672 | 朝食代 |
15 | 2018/6/11 | ¥784 | 雑貨 |
16 | 2018/6/11 | ¥637 | タクシー代 |
17 | 2018/6/11 | ¥-17,260 | 食費等割り勘調整 |
17 | 2018/6/15 | ¥150 | 海外キャッシング利息 |
合計 | ¥50,401 | 5万円で行って帰ってこられます。 |
今回、主要な食事代は4人分の料金です。参考にどうぞ。
こんな人におススメ
- 韓国何度も行っているよ!普通のルート飽きた!!
- ソウル市民に人気の本当に美味しい飲み屋を開拓したい!
- 旅に出たならひたすら歩きたい!
こんな人にとってはイマイチ
- 日程過酷でしょ!
- 普通のショッピングとかがいいんだけど…
- どうせやるなら、もっとマニアックなルートがいいんだよね。
おすすめアイテム
- 【SIMフリースマホ】近場でも油断せず持っていきましょう。
- 【Wifiルーター】一人旅でも活躍しますが、今回のようにグループ旅行になると、複数人接続するたび、お得になります。
- 【コンパス】ソウルの中心街は、東西南北がはっきりしているので、コンパスと標識だけでも歩けてしまいます。
- 【マネークリップ】カード決済できないお店のほうが少ないので、カードホルダー付きのマネークリップが重宝します。
- 【クレジットカード】韓国は「超」が付くほどのカード社会だったりします。市場ですら、店を構えているようなところであれば、大抵使えます。
関連記事:ミニマリストが海外旅行でマネークリップを持つべき5つの理由。
関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。
関連記事:エポスカードは「得しかしない」クレジットカード。年会費無料でも海外旅行保険が手厚い!
お土産情報
- フェイス用のパックが40枚セットで1,500円弱と激安。
- スーパーかコンビニでロッテのチョコパイを買うと、大抵喜ばれます。
- 上級者には、ルート外ですが、中部市場の乾物や塩辛をオススメします。夏場は魚介が腐りやすいので要注意。
1日目 羽田空港⇒仁川空港⇒ソウル市内
旅の軌跡
タイムライン
00:00 羽田空港集合
集合時点で日が変わってしまいました。お目当ては、【羽田⇒仁川】午前2時便。
00:30 サクララウンジで飲み会
当たり前ですが、カウンターガラガラ、保安検査ガラガラ、出国審査は無人ときたので、30分で保安検査後エリアにたどり着きました。
やることもないので、飲んべえの同僚とJALのサクララウンジへと押しかけ、出発間際までくつろいでいました。
時間も時間なので、空いていました。
0時過ぎの訪問でしたが、名物のビーフカレーをはじめとして、無料の軽食が充実していました。
飲み物はソフトドリンクとアルコールが一通りそろっています。日本酒もあります。
大韓航空便であるにもかかわらず、JAL運営のラウンジにどうやって入ったかは、別記事でまとめました。
関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。
02:00 韓国へと出発
飛行機の中で、早くも全員ぐったりしていました。
韓国路線は飛行時間が短いため、消灯時間が少ししかありません。
深夜便を利用する場合、前日に仮眠をとってから出発するなど、対処が必要です。
04:35 韓国到着⇒空港列車で市内へと移動
このタイミングで、全員分の交通カードを買いました。
空港鉄道へと進む前にATMとコンビニがあるので、カードと一緒に色々調達しておきましょう。
交通カードは2,000~3,000KRW程度で購入できます。
2日程度でしたら、20,000KRW程度を、改札横の券売機でチャージするとよいでしょう。
06:00 ソウル駅到着⇒ソウルミレニアムヒルトンのカジノへ
朝一からカジノへ行きたかったわけではなく、24時間空いている場所が、ここしかなかったからです。
なお、一人だけ生き生きしている者がいました。
08:00 日曜日でガラガラの南大門市場
やっと朝です。
なのに何でしょう、この疲労感。
閑古鳥の鳴いている市場の様相が、疲れに拍車をかけます。
日曜日は主要市場の定休日なので、訪問の際には注意しましょう。
09:30 明洞でプデチゲを食す
今回のノルマの一つである「놀부부대찌개」(ノルブプデチゲ)明洞店です。
韓国人の同僚に聞いたところ、プデチゲチェーン店では一番とのことです。
分量は4人分です。人数で割ると、一人当たり10,000KRW弱でした。
プデチゲはチゲの仲間で、スパムやウィンナー、レッドビーンズなどを一緒に煮込んだ鍋のジャンクフードです。とは言っても、ご覧の通り、野菜もふんだんに使いますので、栄養がないわけではありません。
今回のプデチゲはマイルドな見た目で、全員ほっとしていましたが、混ぜると下の写真のようになります。
11:00 ロッテ免税店探索
このあたりから、寝不足と歩き疲れで、私を含め全員グロッキーに。写真を取る気力もありませんでした。
12:00 それでもまだ歩く
明洞から景福宮へと向かい、ひたすら北へと歩きます。
昔の建物と近代的な建物のツーショットって趣がありますよね。ソウルは町中にこういうスポットが多いです。
13:00 耕仁美術館併設の茶店で一息
仁寺洞という町の真ん中にたたずむ、古民家を改良した美術館群。そちらには目もくれず、休憩と称して併設のカフェでお茶を飲みました。
何を頼んだか覚えていませんが、よくわからないキノコや薬草が入っていた気がします。
店の中には、薬草をゆでる不思議な匂いが充満していました。
一風変わったお茶を飲んでみたい方にはおススメです。一杯6,000KRWが相場。
14:30 景福宮はずれの美術館を歩いてみた
「国立民俗博物館」と書いています。無料で開放されている美術館も多く、各地から修学旅行生が来たりしていました。
上の写真で着ている服は、「韓服(ハンボク)」という民族衣装ですが、レンタルして観光するのが流行っています。
日本では「チョゴリ」のほうが通りがいいかもしれませんね。半日で数千円程度が相場です。
16:00 バスに乗って新村(シンチョン)へと移動
学生街で、私も住んでいたことがあります。有名大学が数か所集まっていることから、学生街として有名です。普通の観光客はあまり行きませんが。
私の知る限り、10年前から残っているレトロ趣味のお店。直訳すると「若さの行進」。ニッチレベル高めです。
ピザも真っ青なサイズのパジョン(チヂミのこと)が出てくることで有名です。大の男4人がかりで完食。全部で30,000KRWほどです。
17:00 ハシゴで焼肉屋
特筆することはありませんが、ここも10年前にあったお店です。
お肉の厚さと、おばちゃんのフレンドリーさがないと、この街の焼き肉屋はどんどんつぶれていきます。
18:00 早くも食事終了
ホテルが遠いため、もう出なくてはいけません。
19:00 慶南観光ホテル到着
地下鉄とバスを乗り継ぎ1時間、およそ観光に不向きな立地にあるホテルへと到着。
ホテルの前から空港バスがでているため、この一点だけは便利です。
この後全員泥のように眠りました。
2日目 ソウル市内⇒仁川空港⇒羽田空港
旅の軌跡
タイムライン
09:00 起床時間が重くのしかかる
これだけ起きるのが嫌だったことも珍しいです。
10:00 チェックアウト後近場の定食屋へ
- 海苔巻き2,000KRW(約200円)
- 冷麺6,000KRW(約600円)
キムチと冷たいコーン茶がサービスでつきます
よくある韓国のチェーン定食屋で、店名にうどんの表記があった
11:00 明洞でお土産選び
私は職場用にフェイスシートを選びました。値段は普段使い用でも
私が買ったのは、「seaNtree」というパックです。一組10枚入り、40枚がセットで13,800KRW(約1,400円)の超破格でし
日本円に換算すると、1枚あたり約35円です。 関税もかからないので、バラまきお土産の好適品です。
12:00 屋台でジャンクフードにかじりつく
- トッポギ 2,000KRW(約200円) / 皿
- おでん 500KRW(約50円) / 本
- チーズドッグ 3,000KRW(約300円) / 本
基本的にお祭り価格ですね。無理して食べることはありませんが、
おでんは魚のすり身串のことです。寒い季節ならだし汁を一緒にも
12:30 LINE FRIENDSショップで記念撮影
巨大なブラウンと一緒に記念撮影ができます。
写真を撮る場合、人が待っていることがありますので、行儀よく並びましょう。
13:00 再び南大門市場へ
日曜日とは打って変わって、混雑度300%です。歩くにも狭い道を、バイクやらトラッ
日に何人かひかれていると思います。
ここではあまり日本人として振る舞わないほうがいいでしょう。
観
裏路地で腕を引っ張ってくる食堂のおばちゃんは、押し(引き?)が強
14:00 実は穴場の延世大学校散策
ヨンセ大学という、ミッション系の学校です。そこまで堅い雰囲気ではなく、リベラルな校風です。
こちらは、韓国の大学の中でも、とりわけ広大な敷地を持つ学校です。
山一つ分ほどありますので、まともに散策すると数時間かかります。
図書館や情報室などは学生専用ですが、学生食堂などは一般にも公開されています。
教授や助教授、大学院生や、軍隊帰りなど、出入りする年齢層が広すぎて、学生専用にできない実情もあります。
大学というよりは、大学街そのものに迷い込んだ気分になれます。
16:30 空港鉄道で仁川空港へと向かう
色々あって、明洞まで戻ってきました。ここから仁川空港へと向かう場合、2通りの方法があります。
北口付近ならば2号線で弘大入口(홍대입구)まで向かい、南口付近ならば、4号線でソウル駅へと向かうのがよいでしょう。
ソウル駅からは、仁川までの直通電車も出ていますが、普通列車に比べると割高です。
18:00 大韓航空ラウンジで旅の終わりに
大韓航空の利用時には、新ターミナルである第2ターミナルからの出発となります。
デルタAMEXゴールドカードを作成すると、エコノミークラス利用時にもスカイチーム用のラウンジが使えます。
今回は、大韓航空のビジネスラウンジへとお邪魔しました。
新しいターミナルのラウンジだけあって、非常に清潔で洗練された雰囲気でした。
カウンター席にはUSBジャックが設置されていますので、アダプターがなくてもUSBケーブル1本あれば、大抵の電子機器が充電可能です。
軽食は合計6メニューほどでした。生野菜が採れる点が嬉しいですね。
バーカウンターも設置してあり、ビールサーバーから生ビールを注いでくれる模様です。
スタッフが少ない時間帯だったのか、カウンター内に常駐していなかった点が残念です。
関連記事:作ってたくさん使うだけでゴールドメダリオン。デルタスカイマイルAMEXゴールドカードを持つメリットについて。
20:30 大韓航空KE719搭乗
往路と同じく、3×2列シートの構成。機内食の提供と共に、トイレの利用が混雑しますので、注意が必要です。
22:40 羽田空港帰着
ここからは、各々解散となりました。
横浜方面へと行く際は京急線を、東京方面はモノレールが近いです。
早朝着は何かと不便なので、できれば午前着か夜着にしておいたほうがいいと思います
大衆向けにもマニア向けにも徹しきれなかった点が心残りでした。
ソウルの道は、何気ない段差が多いので、足に自信のない方は、こまめに公共交通手段やタクシーを利用しましょう。
特に、往路深夜便からの観光は、想像以上に体力を消耗します。
着いたところで、すぐに観光もできませんし、ホテルのチェックインもできません。
また、韓国での利用空港が仁川であることも、旅程をハードにする一因です。
普通に観光を考えるならば、19:45羽田発の、KE2710 等を利用しましょう。
もし、それでも早朝着の飛行機しか取れないようでしたら、タビナカで現地ツアーを申し込めば、朝から日本語ガイド付きで観光ができます。
もちろん費用はかかりますが、専用車で移動となるため、タクシー代込みだと考えれば、人件費を考慮しても安いです。
参考:【ソウル満喫プラン!】深夜早朝に空港到着の方、弾丸旅行の方にオススメ!おすすめの観光スポットを半日で巡る!午前中有効活用できます!<日本語ガイド付き> - タビナカ
ソウルの観光情報や、旅の記録は、次の記事にまとめました。