これは2017年10月のお話。
職場でバースデー休暇なるものを実施しているので、どこかへ出かけることにしました。
GoogleMapを適当に眺めていると、大陸のほうに「紹興」の文字が。そういえば、中国は1度も行ったことがありませんでした。上海から近いようですし、線路も通じているとのこと。
名前から察するに、美味しい紹興酒が飲めそうだという、安易な発想から始まった旅ですが、想像を上回る厳しい旅程となりました。
ここでの経験は、先日の記事、【注意】これって危険?海外旅行でやってはいけないこと15選。の中で存分に生かされていますので、ぜひご一読ください。
目次
今回の旅について
※2018/7/15現在 1CNH(中国元) = 16.84JPY(日本円)
旅程
- 2017/10/13 成田空港⇒浦東空港⇒上海南駅
- 2017/10/14 上海南駅⇒紹興駅
- 2017/10/15 紹興北駅⇒龍陽路駅(上海)
- 2017/10/16 龍陽路駅⇒浦東空港⇒成田空港
移動手段・便名等
- デルタ航空(DL295/DL296) / 767-300 (WL)
- 空港バス 20CNH
- 火車(T135)上海南駅⇒紹興駅 37.5CNH
参考:Shanghai to Shaoxing Train Schedule & Ticket Prices - China Train Guide.com
- 中国高速鉄道(G7510) 紹興北駅⇒上海虹橋駅 92.5CNH
- Maglev(リニアモーターカー)
参考:Shanghai Maglev Transportation Development Co. Ltd
航空券代
旅行代金
内容大人
航空券料金21,500円
国内空港使用料2,610円
その他諸税等4,500円
一人当たりの料金合計28,610円
利用人数1名
小計28,610円ご請求金額
(クーポン適用前)28,610円
クーポン割引金額3,000円
ご請求金額25,610円
今回も、航空券の予約にはサプライスを利用しました。
上の明細からもわかりますが、正規割引運賃からさらに3,000円引きとなっています。
PEXは、ほとんどどのサイトも横並びですが、不定期に配信されるクーポンを利用すると、とたんに最安値となる確率が上がります。
普通に正規割引チケットを購入するのであれば、今のところ一番おススメのサイトです。
参考:航空券予約 サプライス
費用明細
No. | 日付 | 費目 | 摘要 |
1 | 2017/7/19 | ¥25,610 | デルタ航空(サプライスクーポンで3,000円引き) |
2 | 2017/10/3 | ¥1,500 | SIMカード(amazon) |
3 | 2018/10/13 | ¥3,905 | 格林豪泰酒店(上海南) |
4 | 2017/10/13 | ¥17,071 | キャッシング |
5 | 2017/10/13 | ¥216 | 海外キャッシングATM手数料 |
6 | 2017/10/14 | ¥4,119 | 錦川之星宿泊(龍陽路) |
合計 | ¥52,421 | 中国では銀聯カード以外のクレジットがほとんど使えないため、まとめてキャッシングでの資金調達となった。 |
こんな人におススメ
- 中国の古都の雰囲気が好き!古民家のような宿に泊まりたい!
- 大陸のケタ外れのスケール感を味わいたい。
- 常識を超えた美味しい紹興酒が飲みたい!
こんな人にとってはイマイチ
- 日程厳しすぎませんか?
- ローカル鉄道で3時間以上立ちっぱなしになる可能性があるのは辛い……
- 英語通じないのは正直怖い!
- 歩く距離長すぎ!中国広すぎ!!
おすすめアイテム
- 【銀聯カード】おすすめというより、中国旅行のマストアイテムです。
あるとないとでは、資金調達の難易度に天地ほどの差が出ます。旅慣れた人もそうでない人も、必ず作った後に出かけてください。私は忘れていって後悔しました。 - 【SIMフリースマホ】日本語での情報はほとんどないと思ってください。英語に自信があっても、英語通用率自体が高くないので、保険的な意味合いでは必須アイテムです。
Google翻訳とセットで通訳機にも使えます。 - 【プリペイドSIMカード】例によって、旅に出る前にセットしていくべきです。中国は国土も街も、ひたすら広いので、現在地の把握が死活問題だったりします。
- 【コンパス】SIMカードと同様の理由で、持っていると街歩きの疲労度が変わります。地球の磁場は偉大です。
- 【マネークリップ】中国の最高紙幣は100元≒2,000円です。財布だとパンパンになるので、通常は銀聯カードを使い、小額紙幣はクリップに挟むと便利です。
関連記事:ミニマリストが海外旅行でマネークリップを持つべき5つの理由。
- 【その他のクレジットカード】VISAやMasterでもキャッシングが使えますが、可能でしたら銀聯カードを作って持っていきましょう。浦東空港の両替所は、1回あたり1,000円近い両替手数料がかかります。
関連記事:【一覧表付き】海外旅行で絶対役に立つ!手持ちクレジットカードの保険スペックを紹介していく。
関連記事:エポスカードは万人受けの「得しかしない」カード。初心者の一枚から海外旅行保険のお供に。
お土産情報
- 【量り売りの紹興酒】「紹興市の名前がおいしそうだから」という単純な理由で旅立ったかいがありました。紹興市だけではなく、上海の個人商店でも量り売りで買えます。日本への持ち込み制限には注意しましょう。
- 【中国茶】市内のスーパーに缶入りで売っています。ジャスミン茶が一番好きです。
- 【紹興名物の臭豆腐】個人的には納豆よりも全然好きです。水気を取って揚げ出し豆腐にするのがよいでしょう。紹興北駅でツボのようなものにつめられて売っていました。ドリアン並の強烈な臭気を放ちますので、間違っても乗り物の中で開けないようにしてください。
旅日記へ続く
いよいよ楽しい中国旅行の始まりです。
小学生の頃に吉川英治の三国志を読破して以来、大人になったら中国を旅したいと思っていました。
古来、中国人は、広大な大陸を徒歩や馬で渡っていました。今でこそ高速鉄道や飛行機で気軽に旅行ができますが、昔の人はどのような思いで、中国大陸を旅していたのでしょう。旅情が掻き立てられます。